全長100キロのアリの巣発見!・・南米生まれの凄いやつ。
2004年 08月 14日

☆豪で巨大なアリの巣発見、全長100キロも
オーストラリアのメルボルンで、
全長100キロにも及ぶ巨大なアリの巣が見つかった。
豪モナシュ大のエリサ・スア博士らが発表した。
このアリは「アルゼンチンアリ」。
原産地のアルゼンチンでは異なる巣のアリが攻撃し合うため、
巣は数十メートルにしかならない。
オーストラリアに移入したものは
遺伝的な変化によって性質が温和になり、
隣同士が融和しながら巨大化したらしい。
アルゼンチンアリは、世界に広がりながら土着のアリを駆逐し、
植物や他の小動物の多様性まで脅かすため、
国際自然保護連合によって悪質な外来種100種にも指定されている。
オーストラリアでは1939年に発見された。
「日本産アリ類データベース」によると、
日本では93年に広島県で初めて見つかっている。
(読売新聞)
100キロ掘ったのかと聞きたくなるけど(笑)。
下手すると何億匹もいるんでしょうね。
想像するだけでおぞましいわ (>_<、)
アルゼンチンアリ。
南米産のアリ。
体長2.5 mm。
体色は黒褐色。
多数の働きアリからなる大規模なコロニーをつくり、
一つの巣に百匹近い女王アリがおり、
非常に繁殖力が強く、分巣によって分布を拡大していく。
甘い汁を提供するアブラムシやカイガラムシを保護し、
これらの大発生により植物枯れなど環境破壊を引き起こす。
さらに雑食性で果実など農作物に被害をもたらす。
人家にも平気で上がり込み、害虫として位置づけられている。
また競争力が強いため、アルゼンチンアリが侵入すると
在来のアリたちが次第に駆逐されていくそうだ。
上記ニュースでは触れていないが、
このアリは全世界に勢力を伸ばしつつあり、
イタリアでは、なんと5700キロにも及ぶ
巨大コロニーが確認されている。
*最大規模のアリ巣くつ発見、欧州横断の約5700キロ
違う巣のアルゼンチンアリ同士が協力しあうことで、
近くにいる他種のアリを排除し、
巨大コロニーを形成していくとのこと。
土の中だけでなく、ちょっとした隙間にもどんどん巣をつくる。
石垣の間、コンクリートの割れ目、あきカンの中。
異常なほどの繁殖力で巣を拡大し、
ヘルメットの中に巣ができた事例もあるらしい。
さらに、南国生まれのくせに寒さにも強い。
日本では1993年に広島に上陸したのが確認された。
輸入木材などにくっついて国内に侵入したらしい。
現在は広島・山口・兵庫で確認されている。
実際、これらの瀬戸内沿いの諸県ではかなり被害が出ていて、
各市の市議会でも問題にされてるみたいね。
http://www.watari.net/gikai28.htm
猛烈なやつもいたもんだ。
群れてよし、戦ってよし。
集団戦法でぐいぐいと押しまくる。
あと10年ぐらいしたら、日本全国に拡大しそうな予感。
アリ界のブラックバスとでも言うべきか。
昆虫界のアメリカンザリガニとでも言うべきか。
いや、喩えがいまいちだな(笑)。
*アリ類画像データベース:「アルゼンチンアリ属」
*目で見るアルゼンチンアリの詳細
*アルゼンチンアリ攪乱大作戦
*アルゼンチンアリについてのお知らせ
by misaki80sw
| 2004-08-14 17:25
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