英国の過激動物愛護団体、テロまがいの悪質行為。
2004年 08月 10日
☆英国でエスカレートする動物権運動
英国では、動物の生体実験に反対する、
過激な動物権(アニマル・ライト)運動家たちが
新薬研究事業に対して、
テロまがいの悪質な妨害活動を繰り返している。
最近では、オックスフォード大学新薬研究所建設事業が
一時中止に追い込まれた。
また日系製薬会社や金融機関への抗議行動も続いている。
英政府は、これら過激な“動物権テロ”を規制するため、
取り締まり強化に動き出した。
動物権運動家たちは、大学研究機関、製薬会社、
取引先の金融機関への抗議行動のほか、
株価操作による企業への圧力、
企業幹部や研究所スタッフへの恐喝行為など行っている。
特に動物権運動家たちの一部は今、
オックスフォード大学新薬研究実験所
(今年三月着工、来年十二月完成予定。総工費千八百万ポンド)
の建設阻止に躍起になっている。
運動家たちは、同実験所建設請負業者である、
モンペリエ・グループの株売却を促す脅迫の手紙を株主に送りつけ、
株価暴落を誘導する事件を引き起こしたり、
建設会社の事務所に乱入して
電気供給施設や窓ガラスなどを破壊したりした。
その結果、同グループのコンクリート供給会社が
先月十九日までに、同実験所建設事業から撤退を表明した。
大学側は建設プロジェクトを継続するとしているが、
事実上ストップせざるを得ない状況になっている。
(世界日報)
すごいね、これ。
過激な動物権運動家=アニマル・ライト。
こんな言葉があるんだね。
欧米諸国の動物愛護運動って
日本人の感覚から見れば度を超してることが多い。
例のグリーン・ピースしかり。
何でだろう?
文化的なことが背景になっているのか、
それともキリスト教から派生した価値観なのか?
草食主体の民族がこういう主張をするなら分かるが、
肉食主体で、日頃から
動物の肉をモシャモシャ食べてる彼らが、
何故、こういう感覚を持つに至るんだろう?
このニュース中の運動家の所行が
常軌を逸してるのは理解できるけど、
こういう連中の価値観がどういう背景から生じたのか?
それがよく分からないなあ。