NHK「プロジェクトX21」展・・技術立国の過去と未来。
2004年 07月 26日

☆“ゼロ”から始まった技術から“次世代”へ――「プロジェクトX21」展
NHKドキュメンタリー「プロジェクトX~挑戦者たち~」を
テーマにした特別展「プロジェクトX21」が
7月25日から東京ドームシティ・プリズムホール
(東京都文京区)で開催している。
2000年3月から放送開始したプロジェクトXも
今月7月で150回以上を数えるロングランとなっている。
今回の特別展では、初回~第130回までの放送のなかから
50のプロジェクトを6カテゴリーに分けて展示(展示ゾーン1)。
その中には日本の高度成長を支えたエレクトロニクス製品が
数多く紹介されている。
(ITmedia)
これ、面白そうだなあ。
早速、見に行ってこよっと。
主な展示品は以下。
◇日本ビクターの家庭用VHS方式ビデオデッキ第一号機「HR3300」。
リストラ部署の技術陣による意地の開発成果。
まさにプロジェクトX!
◇世界初のトランジスタラジオ「TR-610」。
ソニーの出世作。
「東京通信工業」と言ったころの製品。
◇東京芝浦電気(現:東芝)の自動式電気釜。
主婦の苦労を軽減した神様みたいな一品。
◇世界初のシャープの液晶電卓「エルシーメイト EL-805」。
窓際技術者と新入社員が開発した製品。
これも、まさにプロジェクトX(笑)!
風の中のすばる~ 砂の中の銀河~ ρ(^∇^*)♭
◇世界初のクオーツ腕時計「セイコークオーツ アストロン35SQ」。
当時、精工舎という社名だったセイコーが開発。
一気にスイスの時計を駆逐した。
◇日本初の噴流式電気洗濯機「SW-53」。
三洋電機の開発。
主婦、万々歳の製品。
嗚呼、家電ニッポンの栄華よ!
とまあ、こんな感じで、
日本経済躍進期を担った逸品が勢揃いしている。
また、別ブースでは
「ものづくりへの挑戦――21世紀へのプロジェクト」と題して、
最新・最先端の製品を展示している。
◇Blu-rayレコーダー
◇HD DVD
◇D-ILAリアプロTV
◇セコムの警備ロボット
◇本田技研のASIMO
◇ソニーのQRIO
などなど。
往年を偲ぶもよし、日本の未来に志をたてるもよし。
さあさあ、皆様もご覧になってみてはいかが?
やっぱり、館内に「地上の星」は流れてるのかな(笑)?
*特別展「プロジェクトX21」
*東京ドームシティ・プリズムホール

