ホテルと大学の人工衛星打ち上げ!・・ついにここまで来たか。
2004年 06月 27日

☆ビジネスホテルが超小型衛星=東横イン、東工大と共同製作-来年打ち上げへ
全国にビジネスホテルを展開する「東横イン」
(東京都大田区、西田憲正社長)グループが、
東京工業大の松永三郎助教授らと共同で超小型衛星を製作し、
来年打ち上げることが26日分かった。
宇宙機関や大学以外が衛星を手掛けるのは、
東大阪の中小メーカーによる小型衛星「まいど1号」の例があるが、
サービス業では初めて。
(時事通信)
なにっ?
東横インが人工衛星!?
このニュース、
6月27日14:00時点では続報が入ってないので、
なんで東横インが人工衛星なのか、
いまいちよく分からない。
だが、東工大ならよく分かる。
宇宙開発に関心がある人なら知ってるでしょう。
かの東工大松永研究室の人工衛星「CUTE-I」のことを。
1999年11月、
ハワイで開かれた大学生の宇宙に関するシンポジウムで、
米国スタンフォード大学のトィッグス教授によって
学生による超小型衛星開発プロジェクトが提案された。
その名は「CubeSat」計画。
プロジェクトの目的は大学生らに実際の宇宙実践機会を与え、
衛星開発の一連のプロセスを体験させること。
民生品を使い、低コストの小型衛星を開発する。
衛星の設計要求は10×10×10cmの立方体、
重量は1kg程度と定められた。
これに名乗りを挙げたのが、
東工大の松永研究室と東大の中須賀研究室。
両者、教授と学生たちが
低コストで人工衛星の開発を行った。
東工大はわずか300万円で作り上げ、
「CUTE-I」と名付けた。
そして、2003年6月30日、
独露合弁会社のICBMを改造したロケット、
「ROCKOT」によって、
2つの大学の衛星は宇宙に舞い上がった。
ちなみに上記の写真は、
その「ROCKOT」の画像。
その後、東工大の松永研究室では、
「CUTE-I」に続く「Cute-1.7プロジェクト」を立ち上げ、
後続の小型衛星開発に乗り出している。
おそらく上記ニュースの、
東横インと共同で上げる衛星は、
この「Cute-1.7プロジェクト」に絡んだものでしょうね。
でも、面白い時代になってきたじゃない。
先日の米国の「スペースシップワン」の成功といい、
この東工大と東横インの共同打ち上げといい、
いよいよ、民間が宇宙に乗り出して、
ロケットや衛星をぶっ飛ばす時代がやってきたのね o(^^o)
*東工大CubeSatプロジェクト
*CubeSat物語
by misaki80sw
| 2004-06-27 15:02
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