日々是増殖、スパムメール。
2004年 06月 17日
☆迷惑メール:5月は過去最悪、1.3通に1通の割合
英メッセージラボ社がこのほど発表した、
5月の迷惑メール実態報告によると、
世界でやりとりされた電子メールのうち、
76%が迷惑メールという状態で、過去最悪だった。
1.3通につき1通が迷惑メールという計算になる。
同社は、世界で8500社以上から
迷惑メール対策を請け負っている。
5月中に合計9億900万通をチェックしたところ、
うち6億9150万通が迷惑メールだったという。
また、9260万通(9.1%)がウイルスに感染していた。
11通に1通が感染している計算になる。
4月は迷惑メールが67.6%、ウイルスが9.47%だった。
3月はそれぞれ53%、2%にとどまっていた。
(WIRED)
1.3通に1通がスパムメール。
これは深刻な現実。
ほとんど壊滅状態じゃないの。
スパムメールはアメリカが一番ひどいらしい。
ついで中国、韓国、日本の順とのこと。
私もちょい前にアメリカのスパム状況を知りたくて
実験したことがあった。
某フリーメールのアドを取得し、
アメリカの怪しげな通販などのサイトに
「資料メール請求!」みたいな感じで
片っ端からアドを書き込んでみた。
10サイトぐらい登録したかな。
すると来るわ来るわ。
24時間後には、一日200通ぐらいの広告メールが、
そのアドめがけて殺到するようになった。
もう、ぶっ飛びの心境でしたよ (*_*;)
この実験にはもう一つ意味があって、
いろんなメールソフトのスパム遮断機能を試してみた。
まあ、その結果はいずれ公表いたしますわ。
いずれにせよ、このスパムメール、
増えることあっても減る気配はない。
せいぜいプロバイダのサーバー上か、
メールソフトで防御遮断するのが精一杯。
革新的なネットテクでも登場しなければ
技術的な意味での根本解決は難しいだろうね。
あとは、刑罰を重くするしかない。
スパムメールは人を害するわけでもなく、
金銭や物品を盗むわけでもない。
だけど、ネット秩序の攪乱は
今や世界全体への敵対行為。
極端に言えば人類の公敵に等しい。
増刑で対応するのが一番いいのかもね。