米環境団体が北朝鮮軍事基地の衛星写真を公開!?
2005年 01月 08日
☆北朝鮮潜水艦の衛星写真 米団体公開、老朽化を指摘
核廃絶などを訴える米国の環境保護団体、
天然資源保護協会(NRDC)は5日、
北朝鮮の潜水艦やミグ戦闘機などを鮮明にとらえた、
商業衛星の写真多数を公開。
いずれも老朽化や管理不備が目立ち、
「北朝鮮の通常兵力は脅威ではない」と結論付けた。
黄海に面した北朝鮮西部の海軍基地には、
旧ソ連製のロメオ級潜水艦3隻と、
サンオ級沿岸潜水艦6隻が停泊していた。
(2004年4月4日撮影)。
多くの基地に
潜水艦を隠すための洞穴が備わっていることも
衛星写真から確認できるという。
また西部の空軍基地では、
空軍の主力をなすミグ機20機が整然と並んでいた。
(03年11月22日撮影)。
しかし大半は駐機したまま、動いた形跡がないという。
(共同通信)
この衛星写真の映像がどこかにないかと
ネット上をあれこれ探してみたけど、
現在、一番詳細に見れるのが朝鮮日報のフォトニュース↓
*北朝鮮軍事施設の衛星写真
3枚の写真が掲載されていて、
上記ニュース中の潜水艦やミグを見ることができる。
でも、報道では、
米国の環境保護団体、
天然資源保護協会(NRDC)は5日、
商業衛星の写真多数を公開。
となっており、おそらくこれ以外にも
いろいろ多数の写真があるんだろうなあ。
う~ん、見たいよ~。
この写真を公開した、
「天然資源保護協会(NRDC)」のサイトはこちら↓
*NRDC: Natural Resources Defense Council
片っ端からこのサイトの内部ページを見てみたものの、
いまだWEB上には掲載してないみたいね。
ああ、ガッカリ (>_<)
まあ、ニュースの内容や写真そのものも興味深いのだけど、
それ以上に興味をそそるのが
何故、このNRDCなる団体が北朝鮮の衛星写真を公開し
「北朝鮮の通常兵力は脅威ではない」
な~んて解説をしちゃうのか?
いろいろ調べてみると、
このNRDCはバリバリの反核・環境保護団体で、
こっちのサイトによると↓
*NRDC(自然資源防衛委員会)活動紹介
アメリカの反核運動の理論支柱であり、
NRDCは法律と科学と
全米の40万人以上の助けを使って
地球上の野性生物と野性地域を守り、
あらゆる生物のために安全で健全な環境を確保する。
ニューヨークの本部に加えて地域事務所が3つある。
という団体らしい。
日本の原水禁のサイトなどを覗いてみると、
このNRDCが作成した核兵器の資料などが使われており、
*原水禁:米国核兵器「大幅」削減計画発表
その影響力の凄さがうかがえる。
でも繰り返すけど、何故、反核団体が、
北の軍事基地を人工衛星から撮影し、
「北朝鮮の通常兵力は脅威ではない」
などというコメントを言うのだろう?
彼らは核兵器を憎悪するあまり、
核開発に狂奔する北朝鮮を潰すことを
暗に薦めているのかね?
そうだとしたら強烈ですな。
どなたか、この団体に詳しい人は一報ください。
それと残りの写真のありかを知ってる人も
是非教えてくだされ m(__)m