政府、対ミサイル避難命令システム整備へ。
2005年 01月 04日
☆緊急時にTVが自動起動し避難命令…システム整備へ
政府は4日、弾道ミサイル発射などの武力攻撃事態や、
地震や津波などの警戒警報について、
国民が保有しているテレビや
テレビ付き携帯電話を自動的に起動させて
避難命令などを速報するシステムを整備する方針を固めた。
住民に一刻も早く避難を促すため、国が自治体を経由せず、
直接知らせる情報伝達体制を構築するためだ。
2011年にテレビが地上デジタル放送に
完全移行するのに合わせ、順次導入する考えだ。
有事の際の住民避難は現在、
2004年に成立した国民保護法に基づき、
国から自治体経由で原則的には
サイレンで警報を知らせる仕組みとなっている。
だが、弾道ミサイルが
仮に朝鮮半島付近から発射された場合は
着弾まで十分程度しかない。
情報を早く、確実に伝えることが、
被害を最小限に抑えるカギになる。
(読売新聞)
このニュースを見て思ったけど、
政府は北朝鮮の核+弾道ミサイルの脅威を
相当深刻に捉えてるね。
例のMD(ミサイル防衛システム)を
正面装備を削ってまで導入した理由も分かるよ。
おそらく、北朝鮮の核弾頭付き弾道ミサイルが
かなり完成間近に近づきつつあるとの情報が
政府には入ってるんじゃないかな。
核ミサイルに対するには、
◇自分も核ミサイルを持つ
◇相手のミサイル基地を攻撃する
◇迎撃システムを整える
この3つしかないわけで、
自前で核を保有したり
敵基地を攻撃する気が無いのなら、
迎撃システムを整えるしかない。
特に北のような狂犬には本気で整備するしかない。
上記ニュースの警報システムは
日本政府の「本気度」の表れ。
さらにいうと、平和ボケからの脱却でしょう。
娘通信♪関連過去記事
*北の核と米国の軍事行使・・彼らの発想と原則。
*防衛費大幅削減!? Part,2・・MD導入と陸海空縮小。

