中国:100年続いた炭田火災、ようやく消火成功。
2004年 11月 03日
☆炭田火災:100年後に鎮火 中国新疆ウイグル自治区
新華社電によると、
100年以上燃え続けた中国新疆ウイグル自治区の炭田火災が
約4年間の消火活動を経て、このほど鎮火した。
消火作業を進めた現地当局者が3日までに発表した。
歴史文献によると、火災が発生したのは清朝末期。
火災面積は約183万平方メートルにわたった。
鎮火により、大量の有毒ガスの放出を食い止めるとともに、
年間約176万トンの石炭の損失も防ぐことになった。
現場は同自治区の区都ウルムチの南西約40キロ。
(毎日新聞)
100年間!
とうとう鎮火しましたか。
この炭田、去年に鎮火したというニュースを見たけど、
じゃあ、まだ完全には鎮火してなかったか、
再発火したのかな?
いろいろネットで調べてみると、
どうやら長期間の炭田火災ってのは
世界各地で起きているらしいね。
上記ニュースの炭田は、
中国、新疆ウイグル自治区の硫黄溝炭田。
清朝末期の光緒年間(1875~1908)から燃えており、
いわば火災状態が「常態」と化していた。
地下の炭層が燃えて周囲一帯に硫黄の臭いがするため、
この名前がつけられたとのこと。
消火活動が始まる前の硫黄溝炭田は
地表の温度が200~300度あり、
石炭ガスや硫黄などの有毒ガスが充満していたそうな。
この硫黄溝炭田の火災は、
2000年にドイツ政府の資金と技術援助を得て
新疆ウイグル自治区の炭田火災消防隊が消火した。
いわば中独合作の消火作業。
ドイツはルール地方の大炭田があり、
ここらへんのノウハウは豊富だからね。
ちなみに、新疆ウイグル自治区は
中国有数の石炭の産地だそうだけど、
去年(2003年)の時点で産炭地88カ所のうち、
18カ所の炭田火災を消し止めたが、
24カ所がいまだに燃え続けているとのこと。
なんだか凄い話しだけど、
これが石炭業界では普通のことなのかなあ?(+_+)
*中国通信社:中国最大の新疆硫黄溝炭田火災、全面鎮火
100年余り燃え続ける
*人民網:新疆の1世紀続いた炭田火災が7月にも鎮火へ
*JCOAL Topics:中独合作で中国新彊炭田火災に対処
by misaki80sw
| 2004-11-03 23:18
| 中国・台湾関連

