リナックス素人衆版「ターボリナックス ホーム」発売!
2004年 10月 25日
☆ターボリナックス ホーム
9つのアイコンでパソコンライフをぐっと身近に
『ターボリナックスは、
「ターボリナックス ホーム」を発表した。
これまでの同社ディストリビューションにおける、
コンシューマを強く意識した方向性を一層強化、
年賀状作成ソフトウェアの
「筆ぐるめ」などがバンドルされる。
価格は16,590円で11月12日の発売予定。
「ターボリナックス ホーム」は、
デスクトップに配置された9つのアイコンを
クリックすることで、
インターネットブラウジングやメールの送受信・作成、
デジタルカメラからの画像取り込みと加工、
年賀状の作成といった様々な機能を
手軽に実行することができる。
同社では、エントリーユーザの取り込みに際して
デスクトップの有効活用による面倒な操作の低減を目指す。
デスクトップには9つのアイコンが配置されており、
それぞれウェブブラウザやMUA、
筆ぐるめといったソフトウェアの起動を行うことができる。
階層構造のメニューをたどって起動するのに比べて、
ユーザが何をしたいかを直感的に理解することができる、
アプライアンス的なUIとなっている。
「ターボリナックス ホーム」の登場により、
同社のLinuxラインナップは
サーバ向けの「Turbolinux 10 Server」、
従来より企業向けを意識する「Turbolinux 10 Desktop」、
ホームユーザを強く意識した「ターボリナックス ホーム」
となる。』
(MYCOM PC WEB)
知ってる人は知っている。
知らない人は全く知らない「ターボリナックス」。
ほとんど私個人の嗜好で選んだニュース(笑)。
半年ほど前だったかな?
リナックスを使ってみたいと思って、
このターボリナックスの「Turbolinux 9 Desktop」と、
あのライブドアの「リンドウズOS」を
比較検討してみたことがあった。
結局、回線接続の面で
リナックスの採用は断念したけど、
これまで一部の通向けのOSだったリナックスが、
ようやく象牙の塔から出て
一般人ユーザーに焦点を向け始めたことが感じられた。
上記ニュースの「ターボリナックス ホーム」は、
通常版の「Turbolinux 10 Desktop」を、
PC初心者でも使えるように、
GUI(グラフィカル・ユーザーインターフェイス)を
「素人衆御用達」向きに変えたもの。
「Turbolinux 10 Desktop」のGUIも相当分かりやすくて、
ウィンユーザーならすぐにでも移行できるぐらいだけど、
「ホーム」ではこれを徹底している。
ニュースを見て思ったのが
GUIがマック並の鮮やかさだね~
これは驚いたなあ。
それと、通常のリナックスは
起動する時には必ずユーザーごとに
パスワードを入力しないといけない。
ウィンの場合は任意だし、
リンドウズOSなんかも任意の設定になっている。
そこらへんが「リンドウズはリナックスの異端児」と
呼ばれる所以なのだが、
「ターボリナックス ホーム」もこれに追随し、
デフォルトのユーザーに関しては、
システムの起動・終了や環境設定を
パスワードなしで行うことができるとのこと。
これはリナックスの感覚からすると異例の設定。
果たしてリナックスが一般に浸透するか否か?
これはひとえにGUIのレベルと
対応ソフトの充実と
用語の分かりやすさにかかってると思う。
GUIに関しては充分分かりやすくなったし、
ソフトも豊富になってきた。
問題は「用語」だね。
「Turbolinux 9 Desktop」も
GUIに関しては合格点だったけど、
用語が本当に分かりづらかった。
ちょっと不明な点があってヘルプを開くと、
そこには意味不明のリナックス界用語がずらずらと。
あれは「ホーム」では改善されたのかな?
そこらへんが興味津々です。
*Turbolinuxサイト
*「ターボリナックス ホーム」ニュースリリース