コンビニと客待ちタクシーの連携・・異種提携深夜同盟。
2004年 10月 11日
☆コンビニ駐車場、タクシー乗り場に…名古屋で防犯対策
客待ちのタクシーを深夜から早朝にかけて
コンビニエンスストアの駐車場に待機させ、
運転手が不審者を監視する代わりに、
コンビニをタクシー乗り場として活用するという、
新しい防犯対策が、名古屋市で行われている。
「名鉄交通」(同市中川区)が
「ローソン中部支社」(同市中区)に提案し、
8月から、名東区の店舗で
午後10時―翌日午前5時までの間、
常時1台が客待ちしている。
周辺住民にも「安心感が高まる上、
深夜、早朝の足が確保できる」と好評だ。
店内で強盗などが発生した場合、
運転手は無線で会社に連絡し、
会社は直ちに警察に通報する。
移動する時は会社が別の車を回し、「常駐」態勢を敷く。
深夜帯に勤務するアルバイト店員(19)は
「近くで見守っていてくれる人がいると思うだけで、
以前よりも安心できる」と話す。
ローソンでは「防犯対策として深夜帯に
複数の従業員を配置する店は多いが、
それでも犯罪は後を絶たない。
外部の監視の目があるとありがたい」と期待を寄せている。
名鉄交通は
「顧客の新規開拓にもつながる可能性がある」と意欲的で、
今冬には実施店舗を拡大することも検討している。
(読売新聞)
なるほどね~
これぞ異種連携の勝利なり!
コンビニの深夜の防犯は各店とも頭の痛い問題。
特に最近じゃATMなんか設置されて、
ますます凶悪人に狙われやすくなった。
だからといって、深夜に余計に店員を配置すれば
それだけ給料がかかるし、
警備員なんかわざわざ雇った日にゃあ、
人件費で店が傾きかねない。
じゃあ、どうするか?
そうだ、深夜に暇そうに客待ちしてる、
タクシーのおっちゃんを使っちゃおう!
ってな感じで発想したんでしょうね。
タクシー会社にしても
路駐で警察に嫌味言われながら待機するより、
コンビニの駐車場に堂々と停まれるし、
お腹が減ったらコンビニ弁当買えばいいし、
おでんに舌鼓を打つも良し、雑誌を読むも良し。
トイレだって利用できるもんね。
う~ん、発想の勝利だなあ。
持ちつ持たれつの深夜同盟ってわけね。
全く無関係なものを組み合わせて
相乗効果で価値を産むってのは、
実に痛快、読んでて気分がいいね~
考えた人は大したやっちゃ。
あんたは偉い d(-_^)good!!

