米、災害用「救助ネズミ」を研究・・ネズミとはいえ哀れだな~
2004年 09月 25日
☆災害に「救助ネズミ」 米グループが実用化研究
25日付の英科学誌ニューサイエンティストは、
米国防総省の研究機関の財政支援を受けた、
米フロリダ大などの研究グループが、
ネズミの臭覚の鋭さや狭い場所にも入り込める特性に着目、
地震などの災害でがれきの下敷きになった人を探し出す
“救助ネズミ”を実用化しようと研究を進めていると報じた。
同誌によると、ネズミが好みのにおいに出くわした際の
神経系統の信号を特定したことが研究の発端。
これを応用した救助システムでは、
人のにおいを探すよう訓練したネズミの
脳の臭覚をつかさどる部位などに電極を埋め込み、
背中には電極と連動した小型の信号送信機を装着する。
ネズミが人にたどり着けば、
脳波の信号が送信機を通じて救助隊に送られ、
位置を特定できるようにする仕組み。
救助犬が入れない狭いすき間も通り抜けられ、
ロボットよりも障害物を乗り越える敏しょうさが
期待できるという。
(河北新報)
すごいというよりも、
この無機質な文章からして空恐ろしいわ。
実際、こういうことは可能らしいね。
以下のニュースをご覧あれ↓
*ネズミの脳に電極を埋め込みリモコン操作する研究
ネズミの脳の中枢に電極を埋め込み、
電池を背負わせて、
リモコン操作で電極から脳に刺激を与えることによって
命令に従わせるとのこと。
完全な「ロボットネズミ」というわけじゃなく、
電極の刺激によって命令に従うように反復訓練する。
指示どおりに行動できたネズミには
脳内の快楽中枢を刺激して「報酬」を与えるとのこと。
怖いよな~
これ、原理は人間にも応用可能でしょ。
数十年後には人間がらみの研究になってるかもね。
う~やだやだ。
表題のニュースは災害用となってるけど、
米国防省が資金を出してるということは、
軍事用にも使うということでしょう。
ゲリラ戦なんかで敵兵の所在を探す場合とか、
破壊工作とかに使う意図だろうね。
まあ、私は動物愛護家ってわけじゃないから、
あんまりキーキー言う気もないけどさ、
やっぱり本能的に不気味さを感じちゃうよね。