八甲田山に発光キノコ群生・・妖しい毒キノコ ( ̄_ ̄|||)
2004年 09月 24日

☆闇夜の八甲田山中にあやしい光、ツキヨタケが群生
青森県の八甲田山中で、
発光性キノコ「ツキヨタケ」が群生し、
闇夜にあやしげな光を放っている。
ツキヨタケは全国に自生し、ほの暗い森の中で光を放つ。
かさの裏側のひだに発光物質があるため光るが、
そのメカニズムはよくわかっていない。
青森でも9月中旬からブナの倒木などに姿を見せ始めた。
美しい見た目とは異なり、毒がある。
青森県きのこ会の手塚豊さん(52)は
「シイタケなどと間違って食中毒を起こす人が多い。
注意が必要」と話している。
(読売新聞)
ツキヨタケ。
漢字では「月夜蕈」と書く。
発光菌であることで有名なキノコだが、
その発光は弱く、目をこらさないとよく見えない。
倒木などに群生し、
闇夜にぼんやりと光る様は神秘的だとのこと。
ちなみに上の画像は
青森・八甲田山中のツキヨタケを1時間露光で撮ったもの。
毒を持ち、
椎茸・ムキタケ・ヒラタケなどと似ていることから、
その被害は日本のキノコ中毒の約半数に及ぶ。
特に“ムキタケ”とは同じ木に混生しているので、
間違う人が続出とのこと。
食すると嘔吐し続け、手の先がしびれ、
数日間七転八倒の苦しみを味わう。
嗚呼、闇夜に光るツキヨタケ。
妖しい妖しい毒キノコじゃ。
*野生キノコの世界「ツキヨタケ」

