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misakiのオールジャンル時事評論!


by misaki80sw

皆様、突然ではありますが、
ホント、突然で申し訳ないのですが、
「娘通信♪」の更新を停止させていただきます。
無期限停止です。

理由はもろに私事なので
あまりはっきりしたことは書けないのですが、
ちょっと、ネット接続が厳しい環境に
しばらく身を置くことになりそうだからです。
全く急な話で私自身が困惑している最中ですが
昨日からいろいろと考えた末に
そういう結論を出しました。

「一時休止」ということも考えましたが、
最近はプライベートや仕事の方で多忙さも増しており、
わりと睡眠不足の中でフラフラ書いてることもあり、
停止が妥当と判断しました。

別にK同に糾弾されたわけでもなく
J論者に脅迫されたわけでもありませんので
そこらへんはご心配なく (^◇^)

記事自体はこれで打ち切りです。
コメント欄は明後日の14日(火曜日)いっぱいで停止します。
ブログ自体は削除せずにそのままにしておきますが、
更新が停止してから数ヶ月後ぐらいで
たぶんエキサイトの方が削除するでしょう。

今まで読んでくれた多くの方々、
どうもありがとうございました m(__)m
やっぱり一定のアクセスがあってこそ、
書く側も身が引き締まるってもので
多くの方が読んでくれてることを励みに
なんとか頑張って書いてきました。

また、コメント欄などで
親しく声をかけてくれていた常連の皆様、
貴方達の叱咤激励は良い思考の刺激となりました。
ありがとうございました m(__)m

同じように時事系のブログを書いているブログ主の皆様。
散歩道さん、柏原日記さん、ログさん、徒桜さん、
西村さん、amacchiさん、おもちゃさん、軍事情報さん、
とんぼ返りベイビーさん、すいか泥棒さん、ともにゃんさん、
yodaway2さん、BRUC05さん、ko-bar-berさん、
なめ猫さん、hiroさん、坂眞さん、yasukichiさん、
その他多くの皆様、いろいろ勉強させていただきました。
皆様方も頑張ってくださいね (^_^)V
同じブログを書いている人間として
日々更新することがいかに大変か
皆様の労苦はよく分かります。

さらにメールをくれた多くの方々、
どうもありがとうござました m(__)m
ろくに返事も書けずにすいませんでした。
ただ、全て読ませていただいてます。

この国家多難な折りに終わっちゃうのは
ひたすら忸怩たるものがあります。
また、最後の記事が
中国と南米の地味記事になってしまい、
どうせ終わるなら派手に終わりたかったけど (^^;)
まあ、これもしょうがないでしょう。

心残りなのは
進行中の「国家と情報機関」シリーズを
完遂できなかったことです。
これから公安警察について
バリバリ書こうという矢先だったので
そこらへんが残念です。
せっかく、あの公安の無線通信所「ヤマ」を
現地の日野市まで見に行ったというのにね・・。
資料だって古本屋で買いまくったのに (>_<)

今後、半年後から一年後ぐらいに
またどこかで、ネット上で、
皆様方にお目にかかることがあるかもしれません。
その時は別なHNで
またバリバリ書くかもしれません。

ではでは、一年間ありがとうございました。
我らの祖国日本が良き国でありますように。
自由な社会が維持されますように。
この苦難の時期を乗り越えて
再び国家が繁栄の時を迎えますように。


        娘通信♪:misaki
# by misaki80sw | 2005-06-12 17:21 | ブログ運営あれこれ

中国が中南米進出で米国に脅威―米議会調査局報告

 米議会調査局がこのほどまとめた報告によると、
 中国が中南米の石油や銅、鉄鉱石などの資源確保に動き、
 経済的関係を強化していることから、
 「将来的に米国の脅威になる」
 との専門家の見方を示している。
 
 一部専門家が
 「中国の影響力は限られている」との見方をする一方で、
 他の専門家は「中国の同地域への投資は
 歓迎されている側面があるものの、
 同地域の国内産業が中国の安価な製品の流入で
 ダメージを受け、
 対米輸出の能力が損なわれると懸念する向きもある」
 との見方をしている。

 こうした中国の進出は
 将来的には米国にとり脅威となるとし、
 「中国が反米的第三世界の連帯を築くことで、
 米国の優位性に挑戦する」
 可能性についても言及している。

   (世界日報)


今年の1月に、中国の曽慶紅国家副主席が
ラテンアメリカ五ヶ国を訪問した。

曽慶紅副主席、ラテンアメリカ5カ国を訪問へ

訪問先は、メキシコ、ペルー、ベネズエラ、
トリニダード・トバゴ、ジャマイカ。

訪問目的は
「中国とこれらラテンアメリカ諸国との
広範囲な分野におけるより深い友好互恵協力の推進」

主な随行員は、国家質量監督検査検疫総局の李長江局長、
外交部の周文重副部長、商務部の馬秀紅副部長、
中国輸出入銀行の羊子林頭取。
計125名の政府高官やビジネスマンが同行していた。

この五ヶ国の顔ぶれと随行員の肩書きを見てると
これが資源外交であるのは明々白々だね。

最近の中国の
資源・エネルギー獲得にかける情熱は凄まじい。
いや、凄まじいというよりも
あの国の外交戦略の一端は
「資源の獲得」これのみで解析できるんじゃないかな。

  資源を獲得し、
    ↓
  経済成長を遂げ、
    ↓
  国力を増大し、
    ↓
  覇権を拡張し、

このローテーションで
中国外交ってのは読み切れるような気がする。

さて、南米への中国の進出です。
メインターゲットはベネズエラ。
世界第五位の産油国。
ここが中国の南米資源外交の拠点となっている。

ベネズエラの大統領はチャベス。
「反米主義者」を自称する。

ベネズエラ陸軍空挺隊出身。
1992年にクーデターを決行したが失敗。
しかし、彼の「反米・反裕福層」の主張は
多くの貧困層の共感を呼び、
6年後の98年12月の選挙で大統領に就任。

チャベスは大幅な政治改革を行い、
大統領権限の強化、国会の一院制への移行、
国家主義的経済運営の実施、
さらに自国の石油産業を米国の傘下から脱出させ、
石油収入を国民に分配した。

外交面では反米路線を貫き、
2000年8月、湾岸戦争以来、
外国の指導者として初めてイラクを訪問した。
また、キューバやリビアなど、
米国がが敵視する他の国々も次々と訪れるとともに、
キューバには石油の供給を始めた。
さらに911事件の後は
米軍のアフガニスタン攻撃やイラク侵攻を非難した。

これに対して米国は
自らの「庭」である南米に
こういう政権が存在するのは許さないと
2001年11月、
国務省、国防総省、国家安全保障局が
「ベネズエラ問題」について3日間の日程で会議を開き、
対ベネズエラ戦略をかためた。
これ以降、米国はチャベスの追い落としに
政策の舵を切っていく。

2002年4月、
ベネズエラで軍によるクーデターが発生し、
軍主導による暫定政権が発足。
この背後には米CIAがいたとされる。
しかし、チャベスは巻き返し、
軍主力の支持を再び得た上で
2日後に大統領職への復帰に成功した。

だが、国内は不安定であり、
米州機構(OAS)などの仲介により、
大統領罷免国民投票が実施された。

この選挙は事前の予想を裏切り、
チャベスの圧勝に終わった。
米国とそれに連なる富裕層への反感から、
多くの貧困層がチャベスに投票したとされる。

現在、チャベスは
「ボリバル主義」というものを
外交のスローガンに掲げている。
「ボリバル主義」とは
中南米をスペインから独立させた、
シモン・ボリバルの名前に由来するもので
中南米諸国の、米国からの政治経済上の自立と
その統合体創設を目標としている。

昨年12月9日、南米の12カ国の代表が
ペルーのクスコとアヤクーチョに集まって
「南米サミット」を開いた。
その内容は、互いの政治経済を統合していき、
EUのような「南米共同体」を創るというもの。

この計画は、
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの
4カ国で構成される自由貿易圏「メルコスール」と、
ベネズエラ、コロンビア、ペルー、ボリビア、エクアドルの
5カ国からなる「アンデス共同体」を
2007年までに合体させ、
さらにチリ、スリナム、
ギアナという残りの3カ国も加わって、
新たな南米の広域共同体に発展させようというもの。
当初は互いの貿易に課す関税を下げる努力を行い、
いずれはEU議会に相当する南米全体の議会を作り、
政治統合まで行おうという計画。

この「南米共同体」を
熱心に推進しているのがチャベスで
彼の反米指向と、この共同体計画に
米国は神経を尖らせている。

チャベスとベネズエラの武器は
やはり世界第五位の産出量を誇る石油。
現在、石油は
1バーレル55ドルにまで達しており、
ベネズエラの財政は潤っている。
これがあるから米国も迂闊に手は出せない。
なんせ、米国自身が自国の石油の12%程度を
ベネズエラからの輸入に頼ってる状況だもんね。

ガソリン代の値上がりにより、
支持率が下がっているブッシュ政権としては
チャベス率いるベネズエラを刺激しすぎると
原油の輸出を停止されかねない。
そこらへんが米国の弱み。

さて、この中南米の地に
もう一つのプレーヤーが割り込んできます。
そう、中国です。
近年、中国は猛烈にベネズエラに接近している。

中国がベネズエラに近づく動機は、

1,石油

2,反米の提携

この2つ。

上述の曽慶紅国家副主席の訪問時には、
両国は、石油、農業、技術等の
19の協力協定に調印した。

これらのプロジェクトのなかには
月産12万バーレルの発電用重油を
中国向けに生産する工場の建設も含まれている。
中国は七億ドルの借款を今後ベネズエラに供与し、
農業および通信事業への協力を表明した。

逆にベネズエラ側は
中国向けの石油輸出に対して
長距離輸送で生じる割高の船賃を相殺するために
割り引き価格を適用している。
首都カラカスの外交筋は
「石油の対中国輸出は経済的には成立しないかもしれないが、
チャベス大統領の動機は必ずしも経済的なものとは限らない」
と述べ、政治的判断での
取引であることを示唆しているとのこと。

また、中国とベネズエラ両国は
揃ってキューバを熱心に援助している。

ベネズエラはキューバに
日量5万3千バレルの原油を輸出しており、
その見返りとして数千人規模のキューバ医師が
ベネズエラに派遣されて
貧困者向けの医療プログラムを支えている。

一方の中国は
軍事面・資金面でキューバを援助している。

今年の5月2日、ワシントンで
「中国の中南米への戦略的着手」と題するシンポジウムが
ブッシュ政権に近い研究機関、
「国際評価戦略センター」の主催で米国議会内で開かれた。

中南米諸国に中国が急接近「軍事提携強化」米の脅威

同センターの会長アル・サントリ氏は
「中国のここ数年の中南米諸国とのきずなの強化は、
サイバー戦争の能力強化や遠洋海軍の建設、
さらには大陸間弾道ミサイルの増強などと呼応しており、
中国の軍事面での米国をにらんでの野望を印象づけている」
と報告し、
その具体例として、

◇中国はキューバと軍事交流を強め、
 キューバ内で旧ソ連が米国に対し電子情報収集の
 拠点としていた通信基地などの使用を始めた

◇中国はキューバ北東部の基地で
 米軍の衛星通信を捕捉し、
 東部の基地では米国の電話の傍受を続けている

◇中国はアルゼンチンに
 中国製の戦闘爆撃機を売る交渉をひそかに進めている

◇中国はベネズエラに特殊部隊を送り、
 左派の現政権を支持している

◇中国はブラジルと偵察衛星打ち上げの合意を結び、
 米国の宇宙での軍事関連情報活動を
 妨害できる立場を得ようとしている

などをあげた。

まあ、これを見れば分かると思うけど、
中国はキューバと
軍事面で密接な関係を構築している。

今年の2月、キューバのカストロ議長は、

 「キューバは不死鳥のように再生した。」

 「今、新しい動力が現われた。
 それは中国とベネズエラだ。」

と述べ、
中国、ベネズエラとの通商関係に謝意を表した。

キューバはソ連邦の崩壊により、
ソ連と東欧諸国との通商関係が消滅し、
1990年から1993年の間に
経済規模が40%縮小したと推定される。

しかし、中国とベネズエラという、
反米仲間の援助によって
今やキューバは息を吹き返した。


さて、最初のニュースに戻ります。

米国は、この中国の中南米進出に
脅威を抱き始めた。
なんせ、自分のシマだと思ってた中南米に
中国が土足で入り込んでくる。
米国は不快だろうね~

さらに中国と組んで
反米国家たるベネズエラが蠢動。
この両国は反米コンビで
ついにはあのキューバの蘇生に手を貸し始めている。

ここのところの
米国の反中路線への傾斜には
中国の軍事力増強や反日暴動、
さらに対中貿易赤字の増大、
こういう要素があることは確かだけど、
それ以外に中国の中南米進出が
そうとう米国の神経を苛立たせているのは間違いないね。



外務省サイト:ベネズエラ・ボリバル共和国

ラテンアメリカから見ると:
 「不死鳥のように再生」カストロ、中国とベネズエラを評価:


ベネズエラとアメリカ

南米のアメリカ離れ

ベネズエラ大統領、暗殺企てれば
 対米石油輸出停止を示唆


米潜入の大物テロリスト身柄拘束
 対キューバで事件次々



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# by misaki80sw | 2005-06-11 01:15 | 中国・台湾関連

中国メディア:A級戦犯断罪キャンペーンか

 中国のメディアが、
 極東国際軍事裁判で死刑判決を受けたA級戦犯14人の
 「罪歴」を詳解する記事を、改めて連載している。
 日中戦争や太平洋戦争時の
 日本の指導者を断罪する記事は、
 これまでも頻繁に紹介されてきたが、
 「小泉首相など、日本の政府要人の
 靖国神社参拝は容認できない」という、
 中国政府の意志を改めて強調する意図があると思われる。

 新華社の場合には、
 「靖国神社に祀られているA級戦犯」という通しタイトルで。
 6月6日から1日に一人づつ、「罪歴」を掲載。
 初日は木村兵太郎・元陸軍大将、
 二日目は武藤章・元陸軍中将、
 三日目の8日は広田弘毅・元首相となっている。

   (サーチナ・中国情報局)


中国の「靖国参拝阻止キャンペーン」。

これに日本の一部マスコミと
政治家連中が呼応し、
「世論の圧力」を作り上げようとしている。

大局的判断で参拝中止を 野田氏、首相に要請

靖国参拝「慎重の上にも慎重に」
 河野衆院議長が小泉首相に異例の申し入れ


A級戦犯の分祀か参拝中止を…中曽根元首相が講演

参拝継続なら連立に悪影響 神崎公明代表

橋本、野田・親中派2氏 対中改善へ議員外交
 存在感発揮?/問題複雑化?


<靖国参拝>首相の「内政干渉」発言をけん制
 自民・古賀氏



まあ、これを見ると揃いも揃ったりだね。

あの保守の一翼、読売新聞も
「分祀」派、「代替施設建設」派に転向した。

[靖国参拝問題]「国立追悼施設の建立を急げ」

これに対して産経が猛然と反論、

靖国神社問題 国立追悼施設に反対する

  首相の靖国参拝について
  「他国の干渉によって決めることではない」
  とした読売の論調は、
  どこへ行ってしまったのだろうか。

と、その変節を怒っている。

私はこの靖国参拝問題と
中国の干渉を見ていて思うのだけど、
もはや問題の焦点は
靖国神社の歴史的沿革とか、
国家神道がどうのこうのとか、
政教分離の観点が云々とか、
東京裁判を認めるだの認めないだの
A級戦犯を合祀だの分祀だの
そんな次元を通り越している。

この問題はすでに
日中間の争闘の象徴的存在であり、
去年の東シナ海海底ガス田問題から
潜水艦の領海侵入事件、中国の反日暴動、
過去からの一連の日本に対する内政干渉の
シンボル的存在にまでなっている。

事態はすでに

 中国が日本を屈服させるか
 日本がこれをはねつけるか

こういうレベルですよ。
ちゃらちゃらした枝葉の論議の段階は過ぎ去った。

中国はこの件を
単なる歴史認識の問題だとは思ってはいない。
彼らが公式的に何を言おうと、
その本音は

 「日本を従属させる」

この一点のみ。

靖国問題なんてその道具に過ぎない。
東アジアの覇権闘争の一環と位置づけているでしょう。

分祀を主張し、
参拝自粛を唱える政治家達は、
それぞれに思惑や政治理念はあるのだろうけど、
彼らは意図してなくとも
結果的に中国の走狗と成っている。

今の時期に中国政府の主張に与し、
それに迎合するかのように声をあげている政治家は
知ってか知らずか、
中国政府の代理人に成り果てている。
己の無様な姿を鏡で見つめてみればいいよ。

「外交は水際まで」という言葉がある。
日本の政治家はこれを理解しているのか?

政治家個々人の信条や政治理念から
「靖国参拝反対」や「分祀論」を唱える人もいるでしょう。
でも、この時期にそれを声高に言うことは
中国の内政干渉に力を与えるだけ。

意図的にそういう立場を選んでる連中は
まだ理解ができなくはない。
悪党には悪党の論理ってものがあるでしょう。
私が一番嫌いなのは、
この種の国際政治や外交の感覚が欠如して、
結果的に中国のエージェントに成り下がってる連中。
本人は「日中友好のため」と思ってるのだろうが、
結果的には日中友好にはならない。
中国の驕慢・日本の自虐、
こういういびつな二国間系を持続させるていると
どこかで日本人は爆発するでしょう。

日本人は「空気」に引っ張られる国民性だから
いったん、爆発してしまえば
もはや誰も止められなくなる。
理も非も論理も無くなる。
暴発に歯止めが効かない状態になるでしょう。
前大戦の開戦への突入の経緯なんかは
そんな感じだしね。

今回の件で
「靖国参拝反対」や「分祀論」を唱える政治家に
私は言いたいのだけど
外交は水際までにしていただきたい。
結果的に他国の内政干渉の
手先になってはいけない。

たとえば、中曽根元首相。
私はこの人の在任中の業績には敬意を払ってきたけど、
今回の件は失望しました。

中曽根氏は今回の件を
「中国と必要以上に摩擦を起こすのは
国益的に得策ではない」と認識し、
そのための政治的譲歩と思ってるんだろうけど、
たとえば、この人が在任中に
米国に対して行った政治的譲歩、
「FSX問題」などとは、もののレベルが違うよ。

三菱/ロッキード・マーチンF-2

FSX(次期支援戦闘機)の国産開発も
日本の国防や航空産業の育成の観点からは
とても大きな問題ではあったけど、
ただ、割り切ってしまえば
国家の施策の一つに過ぎず、
それ以上のレベルの国益が絡むならば
譲歩することがあっても間違いではない。

一方の靖国問題はFSXとはレベルが違う。
この問題は、上記に書いたとおりに
中国の内政干渉の象徴的な問題になってしまったし、
また、単なる国政の一施策ではない。
これは歴史や文化、価値観、
日本の内面に関わる問題であり、
他国に素手を突っ込まれて
かき回されるような問題じゃない。
これは日本の価値観の問題であり、デリケートな問題。
譲歩すべき性質の事柄ではない。

靖国の分祀や首相の参拝反対を主張する人は、
中国の干渉を排した上で
日本の中で議論し、日本人同士で整理すべきであって
他国の内政干渉に結果的に迎合するかのような動きは
謹んでもらいたいね。

他国から干渉があると
内部で分裂し、党派で相争い、
外国勢力を引き入れるのは
歴史の観点で見るならば亡国の兆しだよ。
政治家であるならば
そこらへんの最低限の外交感覚を身につけてもらいたい。



靖国神社 - Wikipedia


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# by misaki80sw | 2005-06-08 23:03 | 中国・台湾関連

<本日の更新>

プーチン政権の謀略・・ロシア版紅衛兵と中央アジア


今日も雑談抜きでいきます。

<国際>

オーストラリア:中国領事が亡命申請
 本国の抑圧に反発


 この人物、シドニー総領事館の政務担当として、
 「法輪功」のメンバーや民主活動家らの
 豪州国内での動向などを監視してきたとのこと。

 その縁で法輪功系のメディア「大紀元」の
 共産党脱党運動に共鳴し、亡命を決意したらしい。
 
 亡命の発端はこれ↓

 *在シドニー中国領事館の外交官が
  天安門事件記念集会に出席


 中国政府は衝撃を受けたでしょうね。
 特に機密が漏れるのが痛い。

 *中国が否定=豪州内の大規模スパイ網と拉致活動説

 必死になって否定しています(笑)。
 「ざまあみろ」って感じ。
 誰も中国政府の言うことなんて信用しないよ。
 長年培った悪評のおかげだね。

 一方、亡命の舞台となった豪州は
 当初、この人物の亡命を渋っていた。

 *中国側に直ちに通報か=外交官亡命申請で豪州当局

 豪州政府が中国との外交関係が
 悪化するのを恐れたとのことだが
 まるでどこかのヘタレ政府と同じですなあ。
 

統一コストは最大で6700億ドル
 米民間シンクタンクが試算


  北朝鮮政権が韓国の吸収統一や
  武力紛争などで崩壊する可能性があり、
  その場合の南北統一費用は
  北朝鮮の経済規模に応じて最低500億ドルから
  最大で6700億ドルに達するという分析結果が出た。

 この程度で済むのかね。
 私はその数倍はかかると思うよ。

 統一のコストとシステム整備について。
 ネバーの面白いスレッド↓

 *もし韓国と北朝鮮が統一したら・・・
  日本の援助は必要ですか?


 非常に分かりやすいです。
 シャレも効いてるし(笑)。


「すさまじい飢餓」脱北者の榊原さん 高知市で講演

 脱北者の日本人妻、榊原さんの証言。

  93年からは配給も止まりがちになり、
  周囲のあちこちで餓死者が見られるようになった。

  工場で家で道で、
  アパートでもたくさん、次々に死にました。
  97年(の飢餓は)は思い出したくもない

  死なずに生き残れたのは「日本に夫の親類がいたから」。
  銀行や万景峰の乗客を通じて
  2、3年に1度、現金や衣類を送ってもらった。

  それでも飢餓はすさまじく、
  ひとさじだけのトウモロコシの粉を水で薄め、
  食べられるかどうかも分からない、
  山や道の草を煮て食べた。
  食べられる草は、もう残っていませんでした

  農場に配属されていた父親は体を壊して精神も病み、
  母親は78年に病没。
  夫も98年に病死した。
  現地では「公開処刑」も日常的にあった、という。

  特に95年以降増え、
  1週間に1度くらいのペースになった。
  処刑を見に来るように張り紙までされ、
  この工場は何人が参加しなさいと動員までされる。
  長女は実際、処刑を見た。

 こういう政治体制はさっさと滅亡すべき。
 地球上に存在する価値がない。


文化部「韓流・・・・寒流への対策作り」

 韓流が衰えかかり、
 寒流に変わりつつあるとのこと。

 慶賀、慶賀。


米国防総省の年次報告 中国の軍事力、最警戒
 急激な増強 テロの脅威と並列


  米国防総省が近く公表する予定の
  「中国の軍事力の年次報告書」で、
  中国の急激な軍事力の増強について、
  「通常脅威」の中で最も警戒すべき存在と
  位置づけていることが分かった。
  米軍筋が明らかにした。

  米中枢同時テロ以降、反テロ戦に
  大部分の軍事力を傾注してきた米戦略だが、
  軍事力増強に突き進む中国を
  テロの脅威と並列して
  警戒し始めたことがうかがえる。

 ついに中国の脅威がテロ並の扱いに。

 これに田中宇さんが
 メルマガで何と論評するか?
 非常に楽しみ。
 ちょっと意地悪だけど (^◇^)


天皇の肖像を商標登録申請-北京

 これ、国辱もんですよ。
 ふざけてるとしか言いようがない。

 日本大使館は即刻抗議せよ。
 放置しては駄目!


<国内・政経>

オウム 信徒倍増計画 「サリン」正当化
 公安当局分析


 だから破防法を適用しとけばよかったのに・・。

 大量殺人を犯した団体が
 いまだに合法的に活動を継続中ですか。
 村山内閣なんてヌエのような政権を作るから
 こういう馬鹿馬鹿しいことが起きる。
 

夏に中央アジアと外相会合、ODAで政情安定を支援

 日本政府も遅まきながら
 中央アジア諸国対策に乗り出した。

 やっと重要性に気づきましたか。


EEZ内での外国人の探査制限法案
 民主がまとめる


 民主党が珍しくまともな事を言っている。


人権擁護法案:国籍条項は「当面容認」与謝野氏が私案

 しばらくは注視が必要ですな。


軍国主義批判とんでもない 外相、国際貢献を強調

  町村信孝外相は6日、
  外務省での会合であいさつし、
  「靖国神社に行ったから、
  日本は軍国主義だとか批判もあるが、
  とんでもないことで、
  赤字国債を出してまで
  政府開発援助(ODA)を一生懸命出し続け、
  90年代は世界一の供与額だったことは
  胸を張って国際社会に言える」と強調した。

 マッチー、いいね~

 事実は最強。
 中韓の意味のない増上慢とは違うよ。


<IT系>

アップル、IBMを見限る
 Macにインテル製プロセッサを採用へ

驚嘆、懐疑、興奮、悲しみ
 「アップル、IBMと決別」にさまざまな反応


 いやあ、本当にアップルは
 インテルのチップに切り替えるらしい。

 ソフトの互換性とかどうなるんだろう?
 それ以上に、インテルのチップを搭載したPCに
 マックOSを入れられるわけ?
 それが可能ならば
 私、マックに鞍替えしてもいいな。

 まあ、そこらへんを
 ジョブスは狙ってるんだろうけど。


無料メルマガ、9割は開封するが目を通すのは
 「1分以内」が75%


 メルマガ作者にとってはシビアな現実だね。
 でも、面白くなければ
 やはり読まれないでしょうね。

 私が購読しているメルマガは
 30~40種類はあるけど、
 毎回きっちりと読むのは7~8個程度だね。

 メルマガはブログと違って、
 基本的にお届けものだから、
 いったん送ってしまったら訂正がきかない。
 私も前に発行してたから分かるけど、
 送る瞬間はいつもドキドキものだったよ。


前国王のブログが密かな人気

 カンボジアのシアヌーク前国王が、
 自分でブログを書いてて、
 その軽妙な文章が好評とのこと。

 ブログもここまで浸透したか。


<仰天・面白系>

玄関先の段差が規定より10cm高いため
手紙を配達してくれないカナダの郵便局


 どこでもお役所仕事ってあるわけね。


サンフランシスコの植物園で「死体ユリ」に来園者殺到

  サンフランシスコのある植物園に、
  巨大で汚臭のする花を見ようと
  見物人が押しかけた。
  この花は、スマトラが原産のユリで、
  2年に一度しか花咲かないが、
  花が咲くとその汚臭を放ち
  「死体ユリ」と呼ばれている。

 花を開くと腐臭を放つ。
 ・・・進化って何なんだろうね?


不明アリクイ、
 ペンギンにかくまわれているところを発見


 ペンギンも鷹揚な連中だなあ (^^;)


第1回「全日本史上最悪トイレコンテスト」

 住宅リフォームの「HINOTA」という会社が
 史上最悪のトイレコンテストを開催。
 入賞したトイレは
 無料でリフォームしてくれるとのこと。

 自信のある人は
 応募してみてはいかが(笑)?

 でも、審査員は大変だろうなあ (>_<)


<他のサイト・ブログ紹介>

川崎市の教育を考える会(仮)
怒りの男女混合騎馬戦(上)
怒りの男女混合騎馬戦(中)
怒りの男女混合騎馬戦(下)

 ジェンフリに洗脳された川崎市の小学校で
 男女混合騎馬戦が行われている。
 そのリポート。

 そのルールは、

  乗り手が90度以上に傾いたらアウト。
  騎馬が大きく崩れたらアウト。

  円形の土俵の周囲を
  何人もの教員で囲んでブロックしています。

  騎馬が大きく傾けば、
  教員が支え、倒れないように、
  ほんの僅かの怪我もしないように、
  守ってやります。

 とのこと。

 こんなしょうもない騎馬戦なら
 はなっからやらなきゃいいんだよ。
 男女を意地でも混合にさせたいがために
 こういうつまらない運営にしてしまう。

 騎馬戦は、騎馬同士がどっと激突して
 相手を地面に叩きつけるまでは勝負は分からない。
 これがこの競技の醍醐味。
 こんな薄味でやるぐらいなら
 とっととやめちゃえ。

 それ以前に
 なんでも男女混合にしようとするなよ。


<今日のAA>

中国軍、キルギス駐留検討 独立運動の国内波及阻む
 実現なら初の外国駐留


「すさまじい飢餓」脱北者の榊原さん 高知市で講演

【朝鮮半島】 統一コストは 最大で6700億ドル
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# by misaki80sw | 2005-06-07 04:18 | 補欠ニュース
プーチン政権の謀略・・ロシア版紅衛兵と中央アジア_a0018138_043234.jpg


プーチン“紅衛兵”6万人集め旗揚げ、野党勢力を敵視

 ロシアで、プーチン大統領への忠誠を誓う、
 官製青少年組織「ナーシ(友軍)」が本格始動した。

 厳格な規律を保ち、
 ほぼすべての左右野党勢力を敵視するこの組織を、
 一部メディアは、文化大革命期の中国の大衆運動に例え、
 クレムリンの“紅衛兵”と呼ぶ。

 「ナーシ」は先月15日、全国30支部から、
 高校生ら約6万人のメンバーをモスクワに集めて
 “旗揚げ興行”の街頭行動を決行、
 圧倒的な動員力を誇示した。
 イズベスチヤ紙によると、
 さらに総帥ワシリー・ヤケメンコ連邦委員らは
 先月30日、クレムリンで
 プーチン大統領との異例の接見を許され、
 大統領自身が後見人であることを示した。

 「ファシズムからの祖国防衛」と不可解な目標を掲げ、
 極左「国民ボリシェビキ党」から、
 民主派の日系女性政治家イリーナ・ハカマダ氏まで、
 ほぼすべての反大統領勢力を敵視する。
 20歳以下の青少年が主体だが、総員数など詳細は不明。

 一部で既に
 「クレムリンの紅衛兵」の呼び名を付けられた。
 だが、紅衛兵運動が当時の毛沢東を崇拝する学生の間で
 自発的に広がったのに対し、
 こちらは、ウラジスラフ・スルコフ大統領府副長官が
 ひそかに作り上げた官製組織だ。

 狙いの一つは、グルジアなど
 旧ソ連圏で民衆蜂起による体制交代が相次いだ状況を踏まえ、
 ロシアで同様事態が起こった時に、
 「ナーシ」を「政権側デモ隊」としてぶつけ、
 反政府蜂起をつぶす点にある模様だ。

 消息筋は、「批判能力を持たない若年の“紅衛兵”で
 権力を守ろうとしている」と読む。

   (読売新聞)


今日は、プーチン政権の動きを中心に
ロシアと中央アジア情勢について書きます。
キーワードは「謀略」。
「謀略」つながりで話しを進めていきます。

さて、上記ニュースですが、
なんとも強烈ですよね~
ロシア版紅衛兵「ナーシ」。
これがいかなる組織であるか、
検索をかけてみたけど全く不明。
実態がいまいちわからない。

ニュースによるとこの組織を作ったのは
ロシア大統領府副長官のウラジスラフ・スルコフ。
大統領府内の序列は上から4番目。

プーチンの側近は
エリツィンから引き継いだ、
新興財閥を背景とするグループと、
旧KGB人脈の2派に分かれる。

現在、プーチン政権の大統領府副長官は2人いて、
イーゴリ・セチンとウラジスラフ・スルコフで
セチンは旧KGB人脈で
「シロビキ」と呼ばれる軍・治安関係派閥の代表格。
ウラジスラフ・スルコフは
エリツィン政権から引き継いだ人材。

ロシア:大統領府を大幅に改変

このウラジスラフ・スルコフは
政権与党である「統一ロシア」の発起人の一人であり、
主にプーチン政権の選挙・議会対策など
国内対策を職務としている。
いわば政権の権力維持担当の補佐官である。

その彼が創設した「ナーシ」。
ここまで言えばこの組織が何に使われるか
理解できると思います。
そうです、権力維持の道具です。
プーチンが大好きな謀略の道具。
紅衛兵?
紅衛兵であり、ヒットラーユーゲント。
あるいはナチスの突撃隊。

過日、ロシア全土で吹き荒れた恩典廃止反対デモ。
ロシア政府が旧ソ連時代の各種恩典を
現金支給に切り替えたことをきっかけに
今年の初頭からデモや集会がロシア全土で頻発。
野党勢力が政府不信任案を提出する事態に発展、
プーチン政権はこれにより窮地に陥った。

ロシア、全土で恩典廃止抗議の25万人デモ・現政権最大

しかし、プーチンは
この反政府運動を切り崩していく。

プーチンは恩典制度廃止の方針を変えず、
恩典に代わる現金支給制度の予算を地方に移管することにより、
地方政府を抗議運動の矢面に立たせた。
混乱拡大を恐れる地方政府は
公共交通の無料乗車制度を復活させ、
年金生活者らの運賃を大幅に割り引くことを決定した。

が、地方政府予算はすでに決定しており、
これら緊急の費用負担を現行予算だけで賄うことはできない。
このため各地の地方首長は、
エリツィン時代からため込んでいる「裏金」を
恩典復活のための緊急支出に充て当座をしのいだ。

ソ連崩壊後、支持率が低迷するエリツィン前大統領は、
地方首長の支持を得る代償として、
地方政府の権限を大幅に拡大させた。
地方首長は警察幹部の任免権なども握り、
「小皇帝」と称されるほどの権勢を誇り、
中央からの統制を形骸化させた。

これに対しプーチンは就任後、
地方首長が上院議員を兼任し国政に影響を与える制度を廃止し、
さらに大統領連邦管区制などの中央集権化政策を推し進め、
地方首長の封じ込めに動いてきた。

彼は恩典廃止に対する抗議運動を利用し、
地方首長がため込んできた「裏金」を吐き出させ、
その力を大幅に削ぐことに成功した。

さらに、当初は
年金生活者がほとんどだった恩典廃止に対する抗議集会に、
徐々に若者らの参加が目立つようになっていった。

これらの若者は揃って

 「オリガルヒ(新興財閥)と、
 政府内にいるその手先を一掃しよう」

とのプラカードを掲げていた。

これもプーチンの謀略であり、
彼は与党「統一ロシア」の青年組織を動員し、
抗議運動の矛先を新興財閥に向けさせようとした。

恩典廃止に対する抗議デモの反政府エネルギーを、
地方首長と新興財閥に対する攻撃に転化し、
その隠然たる影響力を削ごうとする。
嗚呼プーチン、お見事ですな。

上記ニュースの「ナーシ」は
この手のプーチン流謀略の
道具として使われていくのだろうね。


さて、ロシア国外に目を向けてみましょう。
国内では神業の如き威力を発揮しているプーチンの謀略術も
国外では連戦連敗の有様。

今、ロシアの友好国家群が
次々と米国の謀略により親ロシアから脱落しつつある。
グルジア、ウクライナ、キルギス。
この経緯は以前に書きました。

激動のウクライナ情勢:その陰には・・・。

キルギス革命とロシアの憂鬱・・米民主化謀略戦。

さらには先日、
ウズベキスタンでも反政府暴動が勃発、
ウズベキスタン政府はこれを武力弾圧し、
数百人の死者が出た。

無差別発砲を正当化 ウズベク暴動で大統領

この背後にも米国がいたかは不明だけど、
一連の民衆革命が、
ロシアの与党たる中央アジアの独裁国家群を揺るがしている。

最初に革命が起きたグルジアでは
今、次々にロシアの影響力が排除されつつある。
5月30日、ロシアのラブロフ外相と
グルジアのズラビシビリ外相がモスクワで会談し、
グルジア領内に残るロシア軍が
2008年中に撤退を完了することで合意した。

グルジアからのロシア軍撤退、2008年中で合意

この撤退に関しては、
グルジアが再三要望していたにもかかわらず、
ロシアは「費用が無い」などと
無茶苦茶な理由で撤退を拒んでいた。

これに怒ったグルジアが
ロシア軍将兵のグルジア国内での移動制限を行い、
ロシア軍基地を孤立化させるぞ、と脅したため、
やむなくロシアも撤退に同意した。

かつてのロシアならこうも簡単に同意しないだろうね。
「お前が撤退費用を払え」とか
あれこれ難癖をつけるでしょうね。
でも、今のグルジアの背後には米国がいる。
ロシアもこれ以上のいちゃもんは無理と
諦めて撤退を決意した。

さらにウクライナ。
革命に成功したユーシェンコ政権は
EUとNATO加盟に向けて着々と布石を打ちつつある。

現在のウクライナのバックには
米国とEUがついており、
ここにもロシアは手出しができない。
なんせ、ユーシェンコ大統領自身の奥さんが
実は元米政府職員。
シカゴで生まれ、シカゴ大学大学院を卒業後、
レーガン政権下のホワイトハウスや国務省に勤務した。

91年にソ連が解体すると、彼女は米政府を去り、
民間団体「米・ウクライナ基金」の指導者になった。
この組織はウクライナの民主化や市場経済移行を促進する機関で、
米国務省やCIAなどから資金供与を受けていた。

その後、ユーシェンコ氏と結婚。
で、先日のウクライナ革命でユーシェンコは
米国などの西側諸国の支援を受けて大統領になった。

ここらへんの米国の謀略の手口は
先日の記事にも書きましたが、
いかにもあからさまなのが笑える。

次にキルギス。
ここも米国発の民衆革命が成功したが、
今、キルギスは非常に困難な立場にある。
革命が成功したのはいいが、
その余波でイスラム急進派が勢力を伸ばし、
さらに隣国のウズベキスタンでも
イスラム急進派と政権が激突し、
難民が流入、非常に不安定な状態に置かれている。

キルギスの首都ビシケクには米軍の基地がある。
しかし、在留米軍の規模は小さく、
このイスラム急進派と共に戦ってくれるわけではない。
革命を支援した米国だが、
そこまでの面倒は見てくれない。

窮したキルギスは、
「上海協力機構(SCO)」に泣きついた。

「上海協力機構」は
ロシア・中国・中央アジア諸国の六ヶ国からなる、
政治・軍事・経済の協力機構。
イスラム急進派の排除は
上海協力機構の組織目的の一つ。

ウズベキスタン暴動・・上海シックスの衝撃!

キルギス政府は上海協力機構に出兵と駐留を要請した。
キルギス共和国のバキエフ大統領代行は25日、
「ウズベキスタンの反政府暴動で生まれた大量の難民が
キルギス南部に流入しているため、
上海協力機構の加盟国の部隊による駐留に
同意する用意がある」と表明した。

これに対して中国は
現在、出兵を検討しているとのこと。

中国軍、キルギス駐留検討 独立運動の国内波及阻む

中国としては、米国による革命謀略や
イスラム急進派勢力の浸透を防ぐため、
これを受ける可能性は高いと思うね。
実現すれば人民解放軍の外国駐留は初めてとなり、
中国の中央アジアでの権威は増すでしょう。

一方のロシアは出兵するか?
これに関しては報道が伝わってこないので
何とも言えないけど、
中国が出せば、バランス上、さらに沽券上、
ロシアも出さざるを得ないでしょう。

ロシアにしてみれば
米国の謀略で次々と勢力圏を浸食され、
なんだかんだ言いつつ、
中国が漁夫の利を得るのは実にくだらない。
彼らも対抗上、軍を出すことになるんじゃないかな。


さて、「謀略」をキーワードに
プーチン政権をめぐる、
ロシア国内と国外の情勢を見てきました。

国内ではヒットラーユーゲント顔負けの
青少年団体「ナーシ」を組織し、
そのKGB譲りの謀略術で
着々と権力強化の道を歩むプーチン。
この調子でいけば、数年後には終身大統領、
さらには「執政官」などという名の
皇帝もどきになりかねない。

しかし、国外に目を転じれば
ロシアの柔らかい脇腹である中央アジアに
米国の剣が突きつけられ、
さらにイスラム急進勢力の浸透と
中国の覇権拡張に頭を悩ます。

私は中央アジアでは
謀略の時期は過ぎ去ったと思う。
ウズベキスタンの暴動と武力鎮圧、
さらには上海協力機構軍の出兵と駐留で、
軍事力が事を決する時期が来たと思う。

ロシアや中国にしてみれば
米国の謀略に自らも謀略で抗しようとしても
米国の資金や情報力、
さらには民主主義と自由主義経済の理念には勝てず、
「軍事」という手段で対抗するしかない。

中央アジアでの謀略の季節は終わり、
軍事の季節がやってきた。



在ロシア日本国大使館サイト

ユーラシア新世紀:ユシチェンコ夫人にCIAの影

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# by misaki80sw | 2005-06-07 00:49 | その他諸国・国連