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by misaki80sw

カテゴリ:その他諸国・国連( 37 )

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ウクライナ国会 大統領選無効を決議
 選管委員更迭、再投票へ


 大統領選をめぐる混乱が続くウクライナで二十七日、
 最高会議(国会、四百五十議席)が緊急招集され、
 先の決選投票では大規模な不正が行われたとして
 開票結果を無効とするなどとした決議を採択した。
 与党側が支配する最高会議が選挙無効を宣言したことで、
 当面、流血の事態は回避され、
 再投票に向けて動き出すことが確実な情勢になった。
 
 二十七日招集された同会議には、
 四百三十三議員が出席した。
 「決選投票の無効」の決議に次いで、
 中央選挙管理委員会のメンバー十五人をすべて更迭し、
 クチマ大統領が十二月一日までに与野党と協議を重ね、
 新メンバーを選び、任命することを勧告した。
 一部報道では「十二月中の再投票実施」が
 決議に盛り込まれたとしているが、
 出直し選挙については投票日の日程を含め、
 決議には入れられなかったもようだ。
 また、野党側が求めていた、
 「十二月十二日再投票」については否決されたが、
 「十二月中」とする方向で
 検討が進む可能性が強いとみられている。
 
 決議では、大規模不正の
 原因のひとつとなった不在者投票を
 今後は認めないよう求めている。

   (産経新聞)


ウクライナ。
日本とはあんまり馴染みのない国だけど、
今回の事態でにわかに注目が集まっている。

あのチェルノブイリの原発事故と、
そしてソ連邦崩壊の元となった、
1991年8月の独立宣言以来の出来事。

構図は、

◇ヤヌコビッチ首相(54):親露派・与党候補

      VS

◇ユシチェンコ元首相(50):親欧米派・野党候補

という対決。

先日のウクライナ大統領選挙。
結果はヤヌコビッチ首相の僅差の勝利だったけど、
これにユシチェンコ元首相が待ったをかけた。
「選挙結果が不正である」と。

実際に、与党派の不正はひどかったらしいね。
メディアを握っている与党は、
繰り返し自派の宣伝につとめ、
上記ニュースにあるように、
ロシア国内在住のウクライナ人のために
ロシア内に投票所を設け、不在者投票を実施した。

ロシア内に住むウクライナ人は、
大多数が親露派の与党贔屓。
これにプーチンのロシアが便宜を図り、
ロシア国内各所にウクライナ人用の投票所が作られた。

逆にポーランドなどに多数居住する、
親欧米派のウクライナ人には
全く不在投票の機会が与えられなかった。

そして、あの混乱。
大統領選後のユシチェンコ派の
◇臨時政権の樹立
◇政府主要施設の封鎖。
◇自衛軍の創設。

これにビビったヤヌコビッチ派が
妥協のために、
上記ニュースにあるように選挙の無効を宣言した。

欧露の間に挟まれたウクライナは、
それぞれの勢力の力に引っ張られ、
分裂の様相を見せ始めている。
国内西部の親欧米派と、
東部の親露派との対立の構造。
嗚呼、地政学的宿命とはこのことか・・。

・・・とまあ、これがここまでのウクライナ情勢の粗筋。
マスコミ情報のまんま(笑)。


さて、ここからが独自の巻でござい。


<ユシチェンコ元首相の毒殺疑惑>

ユシチェンコ元首相は大統領選直前の9月、
背中の激しい痛みなど原因不明の症状を訴え、
ウィーンの病院に入院した。
治療の結果は原因不明。

時が時だけに「すわ毒を盛られたか!?」
とのニュースが世界中を駆けめぐった。

実際にどんな感じかというと、
この毎日新聞の画像を見てください↓

ウクライナ:ユーシェンコ氏の顔腫れ上がり
 毒物説流れる


もっと極端なやつだと、こういう写真も。

明らかに何かがあったんでしょうね。

毒かどうかは分からないけど、
ロシアならやりそうだしね。
チェチェン問題を果敢に報道したジャーナリストが
毒を盛られて殺されたのは有名な話し。

さらにウクライナの現クチマ大統領も、
2000年に新聞記者の殺害を命じ、
その会話がネット上に晒されて窮地に陥ったことがある。

まあ、こういう国だし、
近隣のロシアもああいう国だし、
毒を盛られたって別に不思議でもなんでもない。


<大国の利害・ソロスの暗躍>

構図として、新欧米派VS親露派。
特にロシアの現政権側への肩入れも凄まじい。

ロシアとしてここは西側への最前線。
この外堀を埋められるわけにはいかない。
現に2003年、黒海の要衝グルジアで、
米国に後押しされた反体制派が、
当時のシェワルナゼ大統領を退陣に追い込んだ。

シェワルナゼは事変後、
「私は米国にはめられた」と語った。
ここのところ、黒海・カスピ海周辺の
石油・天然ガス埋蔵地帯への米国の進出は急で、
ロシアは警戒を強めている。

実はこのグルジアの政変に関しては、
私の愛読メルマガ、
「田中宇の国際ニュース解説」4月29日号に
詳しく書かれている。

田中宇の国際ニュース解説:コーカサス安定化作戦

この中で、シェワルナゼを退陣に追いやったのは、
米国政府の策謀だけではなく、
ヘッジファンドで有名な投機家、
ジョージ・ソロスが絡んでいたとのこと。

ソロスはヘッジファンドで巨万の富を作った人物。
アジア通貨危機の際には、
その裏でソロスの投機資金が大量に動き、
マレーシアのマハティール首相に、
「悪魔」と罵られたことがある。

このソロスとグルジアの政変劇の関係は、
田中メルマガのみならず、
多くの本やネット上の論文が指摘しているところ。
ソロスはハンガリー出身のユダヤ人だが、
かねがね東欧諸国の民主化を訴えており、
その巨額の私有財産で作った、
オープン・ソサエティ財団の事務所を、
東欧諸国や旧ソ連諸国各地に作っている。

グルジアでソロスは、
財団を通じて反体制派に資金支援を行った。
これが後にグルジアの政変劇での、
反シェワルナゼ運動へと転化していった。

さて、ここらで本題に戻るが、
このメルマガ「コーカサス安定化作戦」の中で、
田中氏はウクライナに関して予言をしている。
以下、引用します。

 
 ジョージ・ソロスは最近、
 「EUは、コーカサスやウクライナ、
 バルカン半島諸国など、
 EU周辺の国々が安定して民主化できるよう、
 支援を強化すべきだ」とする論文を発表している。

 ソロス自身は、グルジアの次はウクライナで
 市民組織を動員した政権転覆を
 狙っていると指摘されている。
 ウクライナでは今年10月に選挙があり、
 これまで10年間、
 政権の座にあったクチマ大統領は満期で辞任し、
 後継者として首相のヤヌコビッチを
 当選させようとしている。
 これに対し、市民運動が推す、
 若手の改革派ユシチェンコ(元首相)が
 対抗馬として立候補する予定で、
 世論調査ではユシチェンコが有利だが、
 選挙で不正が行われて
 ヤヌコビッチが勝つのではないかと懸念されている。

 ソロスは、すでにセルビアとグルジアで成功した、
 不正選挙を逆手に取った政権交代を、
 ウクライナでも実施しようとしている。
 グルジアのサーカシビリは、
 ウクライナのキエフ大学の卒業で、
 同級生にはウクライナの反政府運動の幹部たちが
 何人もいる。

 ウクライナには、
 現政権を支持する愛国青年もいるようで、
 3月末にソロスがキエフを訪問したときは、
 「ウクライナ万歳。ソロスは出て行け」と叫ぶ若者から、
 糊のようなべとべとした液体をぶちかけられている。
 ソロスは、現政権が
 若者をけしかけてやらせたのではないかと示唆した。

 ウクライナでは最近、地方選挙が行われたが、
 その選挙監視をした欧米のグループが
 選挙不正があったと訴え、
 アメリカ政府は「10月の大統領選挙で再び不正が
 行われないように望む」という声明を発表した。
 グルジアの政権転覆劇と同じ筋書きが、
 ウクライナでも始まっている。


これは今年4月の記事ね。
う~ん、ドンピシャじゃないの!

田中氏のメルマガは
陰謀論の袋小路にはまりやすいとこが、
いまいち馴染めないけど、
こういう分析の鋭さはピカイチだね。

ちなみに上記の、

 3月末にソロスがキエフを訪問したときは、
 糊のようなべとべとした液体を
 ぶちかけられている。

これは以下のニュースでどうぞ。

ソロス氏にマヨネーズ攻撃――ウクライナ・キエフ

私はこのウクライナの混乱が報道された時から、
ユシチェンコ元首相が、
臨時政権樹立、大衆動員、議会封鎖、
そして独自軍の創設など、
あまりにも短期間で
手回しよく事を運んでるのに驚嘆していた。

もともと政治能力の高い人だし、
首相在職時は経済改革で大ナタを振るい、
停滞していたウクライナ経済を甦らせた人物。
だけど、この混乱の中の手際の良さは、
ちょっと尋常ではなさ過ぎるね。
大統領選の敗北を視野に入れ、
組織・人材、そして資金を準備していたと
考える方が無難だと思う。


裏で大国の陰あり。
そしてソロスのような怪人物の暗躍あり。
ウクライナの地政学的な位置と、
黒海の資源地帯に隣接した重要性は、
世界中の欲望と視線を集め始めている。

最初のニュースの「大統領選無効決議」で、
事は一旦沈静化するかもしれないけど、
それは一過性のものに過ぎないと思う。

この欧露の狭間の穀倉国家は、
今後、十数年に渡って揺れ続けると思う。



田中宇の国際ニュース解説

ウクライナ概況

東部・南部が首相支持に結集=自治を提起も-ウクライナ

米大統領、ウクライナ大統領選の見直し求める

EU・ロシア首脳会談、ウクライナ情勢で見解相違

ロシア軍特殊部隊が展開説
 ウクライナ情勢憂慮か-消息筋

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by misaki80sw | 2004-11-29 00:52 | その他諸国・国連

アフガンでフィリピン人拉致
 
 アフガニスタンでフィリピン人外交官ナヤン氏ら
 国連スタッフ3人を拉致した武装勢力は1日、
 人質を別々の山岳地帯に拘束しており、
 救出しようとすれば彼らを殺すと繰り返し主張した。
 
 武装勢力の指導者はフィリピン国軍との電話で、
 3人は別の場所に拘束しており、
 アフガンの治安部隊が1人を救出すれば
 残りの2人を殺害すると語った。
 
 カタールの衛星放送アルジャジーラが
 10月31日に拘束されたナヤン氏の姿を放映した。
 武装勢力は、外国部隊がアフガニスタンから撤退し、
 米政府がタリバンの捕虜全員を解放しなければ、
 11月3日(マニラ時間)正午まで
 選挙支援の国連スタッフを殺害すると脅迫している。

 ナヤン氏ら3人は、10月28日の昼間に
 カブール市内を走行中に銃で脅され拉致された。
 アフガニスタンには国連で働く37人の他に、
 民間企業に雇用されホテルやレストランで働く、
 フィリピン人が307人いるという。

   (フィリピン・インサイド・ニュース)


フィリピン人外交官ナヤン氏ら国連スタッフ3人が
アフガニスタンで拉致されたとのこと。

犯人の意図。
◇国連選挙スタッフの拉致
◇フィリピン人外交官の拉致
重心は果たしてどっちにあるんだろうね?

後者だとすれば狙いは明白だよ。
アフガンでフィリピン人を拉致したところで
政治的にはさほど意味はない。
結局、欲しいのは身代金でしょう。
つまり人質ビジネス。

これは以下の事件が引き金になっている。

人質のフィリピン人解放、保護 アロヨ大統領が発表

イラクでフィリピン人がテロリストの人質に取られた時に、
フィリピンのアロヨ大統領は、
その要求をのんで軍をイラクから撤退させた。
この種の人質を取られた国は多いけど、
あっさりと要求をのんだのはフィリピンだけ。

これで、米比関係は当然のことながら悪化したけど、
かの国が背負ったリスクはそれだけじゃない。
そう、それが今回のニュース。
フィリピン人拉致の増加。

テロリストの要求に弱い国、
組みし易い国とのイメージが定着すれば、
当然、金目的のテロリストは
他国を狙わずにフィリピンを狙うでしょう。

近視眼的な軟弱路線が招いたツケだよ。
その場しのぎの短絡的な措置が、
結果的に、さらに多くの同胞の安全と命を奪い、
国益を害してしまう。
歴史的に枚挙に暇がないパターン。
また、アロヨという女性政治家が繰り返してしまった。
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by misaki80sw | 2004-11-03 00:34 | その他諸国・国連

ゲーム禁止法のギリシャをEUが提訴

 「IT技術に関する最も滑稽な法律」と言われた、
 ギリシャのゲーム禁止法の改正を求め、
 欧州連合が同国政府を提訴。

 欧州連合(EU)・欧州委員会は10月14日、
 ギリシャが同国法で電子ゲームを違法としているのは、
 域内で物資と役務の自由流通を定めたEU法令に違反するとして、
 ギリシャ政府を欧州司法裁判所に提訴したと発表した。

 ギリシャは2002年に制定した同国法第3037/2002条では、
 コンピュータや携帯電話などによる電子ゲームを
 すべて違法として禁止。
 公共の場だけでなく家庭内でも禁止し、
 違反した場合は罰金や拘禁刑が課される。
 目的は違法ギャンブルの取り締まりだった。

 欧州委は今年4月に法改正を要求し、
 ギリシャ政府は修正する意向を伝えたが、
 これまでに法改正の動きはないとして提訴に踏み切った。

   (ITmedia)


正直、このニュースはよく分からなかった。
ギリシャがゲームを禁止!?
なんでなんで?

たとえばイスラム圏の国が
「ゲーム禁止!」っていったなら
なんとなく理解できるような気がするんだけど、
なんでギリシャなのよ?

ギリシャ法第3037/2002条では、
あらゆる種類のゲームソフトウェアの
利用が禁止しているとのこと。
PC、ゲーム機、PDA、携帯電話などを使ったゲームは
すべて違法と見なされる。

携帯でフフンと気軽にゲームをしたら、
5000~7万5000ドルの罰金。
さらに最高1年の拘禁刑を言い渡される可能性もある。
なお、第3037条は公共の場だけでなく、
私的な場所におけるあらゆるゲームの利用を禁じている。
家でも駄目なんだなあ (>_<)

一応、こういう法律を作った背景として、
上記ニュース中にもあるように
違法ギャンブルの取り締まりが嵩じて
歯止めが効かなくなって
ついにはゲーム禁止に至ったらしい。

いろいろ検索してみると
この国ではゲーマーとは
イコール犯罪者という位置づけで、
ゲームをやるとは「人生の裏街道を行く」みたいな、
決死の覚悟が伴うものらしい。

ギリシャ政府の要請でマイクロソフトは
ウィンドウズにくっついている、
ゲームの『ソリティア』や『マインスイーパ』を外して、
ギリシャ語版のウィンドウズを出荷してるそうな。
なんかここまでくると
1920年代米国の「禁酒法」を連想してしまう。

あれこれ調べてみたけど、
ギリシャ政府がここまでこだわる理由がよく分からない。
この民主主義国家のギリシャで
EUに猛反発を食らってまでもこの法律を固守してるということは
何らかの文化的あるいは宗教的な
ギリシャ固有の価値観が影響してるんでしょうね。

五輪の時はどうだったんだろう?
ゲームボーイとか持ち込んだ日本人はいたでしょうに。
逮捕とかされなかったのかな?



GameBoyやGoogleの利用を禁じているのはどこの国?

混乱続くギリシャの電子ゲーム禁止法、EUの介入も

Wikipedia:ギリシャ
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by misaki80sw | 2004-10-16 23:47 | その他諸国・国連

パリの地下に秘密社会? 古代トンネルにバー付き映画館
 「捜すな」張り紙残す


 パリ中心部の下を
 迷路のように走っているといわれるトンネルで、
 何者かがつくった秘密の映画館が発見され、
 パリ市警察は、文字通りの“地下社会”が
 数年前からできているのではないかとみて調べている。

 トンネルはローマ帝国時代、
 街を建設するため石を切り出してできたとされる。
 一七〇〇年代からは一部を遺骨埋葬所として利用している。

 映画館は八月末、十六区のトロカデロ広場に面した、
 映画博物館や劇場のある建物の下と
 推定される場所で見つかった。
 約四百平方メートルの広さで、
 スクリーン、座席、映写室のほか、
 バーを備えた食堂もあった。

 パリ市警察は電気の不正使用の疑いで、
 電力会社の職員とともに捜索したが、
 電線は切られ
 「われわれを捜すな」という張り紙がしてあった。
 映画館は、五年ほど前から
 使用されていた可能性が強いという。

 “地下社会”をつくっているのは
 画家や写真家たちとみられる。
 英BBC放送は、そのうちの一人の声を紹介。
 男性芸術家は「地下で活動しているのは五百人から千人。
 たくさんのグループがあって、
 芝居や展覧会、ダンス大会もある」と証言している。

 トンネルの入り口は、公式には、
 一般公開されている十四区の地下埋葬所しかない。
 現地メディアによると、
 そこから映画館が見つかった地点まで、
 トンネルを通ると三百キロもあるという。

 “地下社会”の住人たちは
 マンホールなどから出入りしているとみられるが、
 警察は、崩壊したり迷ったりする危険があるため、
 決して立ち入らないよう、
 市民や観光客に呼びかけている。

   (西日本新聞)


ミステリーですなあ。
当局と世間に知られない「地下社会」があるなんて・・。

 映画館は、約四百平方メートルの広さで、
 スクリーン、座席、映写室のほか、
 バーを備えた食堂もあった。

 男性芸術家は「地下で活動しているのは五百人から千人。
 たくさんのグループがあって、
 芝居や展覧会、ダンス大会もある」と証言している。

もしこれが本当だとして、
この人たち、地下で何をやってるんだろうね。
単なる物好きなのか、
世間の束縛を嫌った自由主義者か、
それとも非合法なことでもしてるのか、
あるいは・・謎の秘密結社か?

この映画館の広さもハンパじゃないし、
かなり財力のある連中でしょう。
単なるホームレスとか、こそ泥とか、
そういうのじゃ無さそうね。

私ももっと調べようと思って、
グーグルで検索してみたが
それらしい情報は出てこなかった。

唯一あったのが、この2週間前のニュース


脱獄、テロ、マニアの犯行?パリの刑務所に謎のトンネル

 重罪人が多く収監されている、
 パリのサンテ刑務所の地下に
 謎のトンネル5本があるのが見つかり、
 検事局が捜査を始めた。
 最近掘られたとみられ、
 脱獄用、テロ準備、それともトンネルマニアと、
 目的をめぐって専門家の意見も分かれている。

 仏メディアによると、
 「夜中に地下から物音が聞こえる」との
 受刑者の通報を受けて、
 刑務所当局が深さ15メートルの地下で、
 幅1メートル、高さ70センチのトンネルを見つけた。
 近所の地下回廊から刑務所に向けて掘られ、
 監視塔や正面玄関の地下周辺で止まっていた。
 掘るのに使ったらしいスコップなども残されていたという。

 まず疑われたのが脱獄用トンネル。
 同刑務所には国際的テロリスト「カルロス」が
 一時収監されるなど重罪犯が多く、
 ヘリコプターを使った脱出など数々の
 脱獄物語の舞台にもなってきた。
 だが、なぜトンネルが受刑者棟ではなく、
 監視塔に向かっていたのか疑問点も多い。
 テロリストがトンネルに
 爆発物を仕掛けようとしたのではとの見方もある。

 マニアの「犯行」との見方も有力だ。
 刑務所近くには
 18世紀に作られた地下墓地カタコンブをはじめ
 古い地下回廊が無数に巡らされている。
 見学コース以外の回廊を探索したり、
 その後、ふさがれた回廊を掘って
 探したりするマニアが後を絶たないという。

   (アサヒ・コム)


う~ん、このニュースも意味深。
最初のニュースと絡んだ話しかもしれないね。
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by misaki80sw | 2004-09-22 19:19 | その他諸国・国連

<フィリピン>裸でうろつくと罰金1000円

 フィリピンのマニラ首都圏警察はこのほど、
 上半身裸で公共の場や道路などを
 うろつく男性の取り締まりを本格的に開始した。
 違反者は罰金500ペソ(約1000円)を科せられる。
 フィリピンでは、
 特定の地域で同様の取り締まりが行われた例はあるが、
 市全域で罰金付きの取り締まりが
 実施されるのは初めてという。
 
 この取り締まりは、
 マニラ首都圏開発局のフェルナンド局長が提案し、
 昨年4月にマニラ首都圏で
 「禁止される服装マナー」条例として制定された。
 しかし警察当局は取り締まりを実施しなかった。
 今年6月に発足した第2期アロヨ政権下で
 就任した警察トップが
 本格的な取り締まり開始を宣言した。
 
 フィリピンでは、暑さしのぎに、
 男性が上半身裸で街中を歩いたり、
 働いたりする光景は珍しくない。
 今回の取り締まり開始にも
 「単なる人気取り」との見方がある。
 
 現地メディアによると、
 フェルナンド局長は「上半身裸の男性が、
 人口1000万人を超える大都市をうろつき回る光景は、
 道徳と文化の腐敗の象徴だ」と説明した。
 
 フェルナンド局長は、
 歩道での行商を禁止する条例も制定した。
 その厳しい態度から「独裁者」との批判を浴びているが、
 現地メディアのインタビューに対し
 「社会秩序の維持や礼儀を守るための試みを
 全国に広げたい」と語っている。

   (毎日新聞)


暑い国なんだからしょうがないじゃない(笑)。

このニュース見てて、
日本の明治維新を連想しちゃう。
自国発祥の衣服とか食事とか、
自前の生活文化を発展させてきた日本に、
突如、波を越えてやってきた洋化の嵐。

欧米の生活体系だから、
日本の風土や気候に合わないものが多かったけど、
日本人は、なんだかんだ言いつつ受け入れてきた。

夏になると私がいつも思うのは
男性のスーツの暑苦しさ。
あれは大変しょ。
汗だらだら流しちゃって。
重要な商談とかは
Yシャツだけって訳にはいかないもんね。
どう考えても高温多湿な日本の夏には
全く適応してない服装文化だと思うよ。

あと、靴ね。
日本の夏はね、やっぱサンダルだよ(笑)。
気候を考えたら本来はこれが標準となるべき。
だって湿度高いんだから。

まあ、フィリピンの話に戻るけど、
「上半身裸が道徳と文化の腐敗の象徴」と言うのは、
やっぱり洋風の価値尺度なのかなあ?
フィリピン発祥の価値観からは
そういう発想って生まれるとは思えない。

この首都圏開発局長の施策が、
結果として、いいのか悪いのかよく分からないけど、
自国の風土や気候に合わない生活体系や価値観の流入って
「歴史的な窮屈」だよね。
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by misaki80sw | 2004-09-13 22:02 | その他諸国・国連

高校にタイムレコーダー…欧州初となった“国情”

 生徒の出欠状況を瞬時に把握したり、
 無断欠席を防止するため、
 ベルギー東部マースメッヘレンの国立高校が、
 今月1日の新学期から
 一般企業で使われているタイムレコーダーを導入した。

 タイムレコーダーの製造会社によると、
 学校での導入は欧州で初めてだという。

 ベルギーの公立高校は授業料が無料。
 無断欠席が続くと
 「税金の無駄遣い」として保護者が処罰される。
 このため、生徒の出欠の管理は教師ではなく、
 学校当局が行っており、
 職員が毎朝、教室を回って出欠を確認する。
 時間と手間のかかる作業で、
 タイムレコーダー導入の背景にはこうした事情もある。

 仕組みは、学校の入り口の穴にキーを差し込めば、
 登下校時間がコンピューターに記録される。

 導入から一週間。
 学校側によると、父母には
 「子供が校内にいるかいないかすぐ分かる」
 「出欠の間違いがなくなった」などと好評。
 生徒からも「管理強化」との反発はないそうだ。

   (ZAKZAK)


欧州の学校って自由闊達なイメージがあったけど、
全然違うのね。
まあ、これはベルギーで
他の国はどうだか知らないけど。

前に、日本の同じようなニュースを
載っけたことがあったけど、
あれと正反対だな。
*『「遅刻生徒は帰宅」を撤回・・大阪の中学校。

 ベルギーの公立高校は授業料が無料。
 無断欠席が続くと
 「税金の無駄遣い」として保護者が処罰される。

この部分は日本の教育関係者にとっては
羨ましい限りでしょ。
権利偏重の一部の馬鹿な父兄とマスコミを気にせずに
正論で堂々と対応できるんだから。
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by misaki80sw | 2004-09-07 22:03 | その他諸国・国連

英国でエスカレートする動物権運動

 英国では、動物の生体実験に反対する、
 過激な動物権(アニマル・ライト)運動家たちが
 新薬研究事業に対して、
 テロまがいの悪質な妨害活動を繰り返している。
 最近では、オックスフォード大学新薬研究所建設事業が
 一時中止に追い込まれた。
 また日系製薬会社や金融機関への抗議行動も続いている。
 英政府は、これら過激な“動物権テロ”を規制するため、
 取り締まり強化に動き出した。

 動物権運動家たちは、大学研究機関、製薬会社、
 取引先の金融機関への抗議行動のほか、
 株価操作による企業への圧力、
 企業幹部や研究所スタッフへの恐喝行為など行っている。

 特に動物権運動家たちの一部は今、
 オックスフォード大学新薬研究実験所
 (今年三月着工、来年十二月完成予定。総工費千八百万ポンド)
 の建設阻止に躍起になっている。
 運動家たちは、同実験所建設請負業者である、
 モンペリエ・グループの株売却を促す脅迫の手紙を株主に送りつけ、
 株価暴落を誘導する事件を引き起こしたり、
 建設会社の事務所に乱入して
 電気供給施設や窓ガラスなどを破壊したりした。
 その結果、同グループのコンクリート供給会社が
 先月十九日までに、同実験所建設事業から撤退を表明した。
 大学側は建設プロジェクトを継続するとしているが、
 事実上ストップせざるを得ない状況になっている。

   (世界日報)


すごいね、これ。
過激な動物権運動家=アニマル・ライト。
こんな言葉があるんだね。

欧米諸国の動物愛護運動って
日本人の感覚から見れば度を超してることが多い。
例のグリーン・ピースしかり。
何でだろう?

文化的なことが背景になっているのか、
それともキリスト教から派生した価値観なのか?

草食主体の民族がこういう主張をするなら分かるが、
肉食主体で、日頃から
動物の肉をモシャモシャ食べてる彼らが、
何故、こういう感覚を持つに至るんだろう?

このニュース中の運動家の所行が
常軌を逸してるのは理解できるけど、
こういう連中の価値観がどういう背景から生じたのか?
それがよく分からないなあ。
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by misaki80sw | 2004-08-10 22:09 | その他諸国・国連

アテネ五輪「絶対見たい」大統領が金策に奔走-フィリピン

 フィリピンのボンコディン予算相はこのほど、
 アテネ五輪の放映権を獲得するため、
 国家予算から約60万ドルを捻出(ねんしゅつ)することを明らかにした。
 ただ、この60万ドルは
 2000年のシドニー五輪の放映権(約120万ドル)の滞納金に充てられ、
 「アテネ」を見るためにアロヨ大統領が金策に奔走している。
 
 地元メディアによると、国営放送チャンネル4はこれまで、
 シドニー五輪の放映料について「予算がない」として滞納してきた。
 これに対し国際オリンピック委員会(IOC)は今回、
 フィリピンに対して「シドニー分を納めなければ、
 アテネの放映権は渡せない」と圧力を掛けてきたという。

 問題はアテネの放映権(約90万ドル)をどうやって支払うか。
 アロヨ大統領は現在、各省庁の予算のやりくりに入ったほか、
 民間企業などに支援を要請している。
 同国スポーツ委員会は
 「大統領の支援で五輪が見られると確信している」と話している。

   (時事通信)


と言うか、滞納なんかするなよって言いたくなるけど (^_^;

シドニー五輪の金を払ってないわけだから、
アテネ五輪の映像供給を断られるのは当然のこと。
で、国営放送ゆえに大統領が金策に走るわけですか・・・

フィリピンの人には申し訳ないけど、
そんなに財政状況が圧迫されてるのなら、
放映無しを我慢するしかない。
それが健全な発想だと思うよ。

過分の浪費は自らの首をしめる。
それは国の財政も家計も同じこと。
言葉は悪いけど、財政がきついのなら
今日を我慢し、明日を頑張りなさいよ。

為政者が娯楽のために走り回るなんざ、
ローマ帝国衰亡記みたいだよ(笑)。
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by misaki80sw | 2004-08-07 10:10 | その他諸国・国連
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免許取るには大統領著書についての講義が必須

 道路規則を知っているだけでは運転免許は出さない-。
 トルクメニスタンのニヤゾフ大統領は、
 倫理に関する自著「ルフナマ(精神世界)」の講義を
 16時間受講することを免許申請者に課す大統領令を出した。

 1991年にソ連から独立して以来、
 独裁色を強める同大統領が書いた同書は国内で
 “(イスラム教の聖典)コーランに匹敵する”と称揚され、
 学校や職場で学習が義務付けられている。
 大統領は「ドライバーの倫理教育は重要」と
 発令の意義を強調している。

   (ZAKZAK)


ニヤゾフ氏、またやってくれました(笑)。

トルクメニスタンは中央アジアの国。
人口は579万人。
豊富な石油・天然ガスの産出国として知られている。

もともとソビエト連邦内の共和国だったが、
ソ連崩壊とともに独立を果たし、
このニヤゾフ氏が大統領を務めている。

ニヤゾフ氏は1940年生まれ。
ソビエト共産党員を経て1990年に同国の大統領に選出。
2002年8月に国民議会の決定により終身大統領に。
以後、独裁の強権を振るい続けている。

この「トルクメニスタンの独裁者」は、
ご本人はいたって大真面目なのだろうが、
その独裁政治の有り様がしばしば国際ニュースで流れて、
全世界の失笑を買っている。

その珍妙な大統領令の数々↓

◇「一夫多妻制」を施行。

◇1年12ヶ月のそれぞれの「月」の呼び名を
  自分やその母親らの名前に変更。

◇人生のサイクルを12歳ごとに規定した大統領令を布告。
  ◎0歳~13歳:「幼年期」
  ◎14歳~25歳:「若年期」
  ◎26歳~37歳:「青年期」
  ◎38歳~49歳:「熟年期」
  ◎50歳~61歳:「予言期」
  ◎62歳~73歳:「霊感期」

◇金歯禁止令施行。
  歯を丈夫にするためには骨を噛むべし。

◇外国人がトルクメン女性と結婚する場合、
  国に$50,000を納めなくてはならない。
  理由は、トルクメン女性が美しすぎるため。

そして上記ニュースにあるように、
免許取るために自著の学習が必要であるとした。

この「ルフナマ(精神世界)」という本だが、
調べてみたけど、内容はどうもよくわからない。
なんでもコーランに匹敵する宗教書として
憲法の上位の文書とされており、
毎日夜の8時には国営テレビで、
壮言な音楽ととも大統領の映像が映し出され、
ルフマナの一節が朗読されるそうな。

凄い大統領がいたものですなあ~。
私のようなニュースウオッチャーには
ネタを提供してくれる有り難い人物。

でも、トルクメニスタン国民にとっては、
いい迷惑だろうけどさ(笑)。


トルクメニスタン共和国へようこそ!!

トルクメニスタン - Wikipedia
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by misaki80sw | 2004-08-06 21:37 | その他諸国・国連
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比大統領「撤退後悔せず」 留守家族は喜び爆発

 「アンヘロを救うために部隊の
 (イラクからの)帰国を決断した。後悔していない」。
 イラクでフィリピン人男性アンヘロ・デラクルスさん(46)が
 武装集団から解放された20日、
 マニラ首都圏の大統領府で記者会見したアロヨ大統領は、
 武装集団の要求をのんで撤退に踏み切った自身の決断に胸を張った。

 声明を読む大統領の顔に時々笑みが浮かぶ。
 撤退には米国などの批判が集中したが
 「(世界には)800万人以上のフィリピン人出稼ぎ者がいる。
 彼らが幸福であることが国益だ」と強い口調で言い切った。

   (共同通信)


人質とその家族、そして撤退する軍の家族も大喜びでしょう。
でもね、あえて水を差すことを書きます。

このアロヨ大統領、
去年の7月に起きた国軍の反乱事件では鎮圧を行わずに、
反乱兵士と交渉し、事態を沈静化する方向を選んだ。
私はこのニュースを聞いた時に、
日本の5・15事件を思い出した。
5・15事件での政府の事態収拾のぬるさが
結果的に2・26事件を誘発した。

目前の平穏を追うあまり、
根本的な「武断」の処置が取れず、かえって侮りを招く。
そして事態が一層こじれてしまう。

どうもね、このアロヨさん、
目先の小益に目がくらむ御婦人のようだ。

今回の件も同じ。
ハッキリ言うならば、
アロヨちゃん、フィリピン国の矜持はどこにいったのよ?
ゲリラに脅されて撤退するならば、
はなっから派兵なんかするなよ。
その程度の覚悟で来られちゃ、他の派兵国のいい迷惑。

ゲリラはこれで味をしめるだろう。
彼らは脅せば撤退する、と。
連鎖反応は広がっていく。

その端緒を作った国の責任は大きいよ。
そういう自覚はあるのかね、アロヨちゃん?
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by misaki80sw | 2004-07-20 23:21 | その他諸国・国連