misakiのオールジャンル時事評論!


by misaki80sw

カテゴリ:科学・技術関連ニュース( 36 )

a0018138_01931.jpg

線路も道路もスイスイ、JR北海道が両用車の走行試験
 
 JR北海道が開発している道路と線路の両用車、
 「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の走行試験が7日、
 北海道月形町のJR学園都市線沿線で公開された。

 DMVは、マイクロバスを改造したもので、
 車体の下から鉄の車輪を出し入れして、
 道路と線路を自由に行き来できる仕組み。
 この日は、学園都市線の石狩月形―晩生内駅(約12キロ・メートル)の
 線路上を時速70キロ・メートルで走行し、
 沿線を走る国道275号で石狩月形駅へ戻った。
 走行試験では、線路から道路への乗り降りは
 10―15秒ほどとスムーズだった。

   (読売新聞)


この「デュアル・モード・ビークル」
道路では通常のバスと同様に走り、
線路を走行する場合にはガイドレールによって車体を誘導。
線路用の鉄の車輪が下りるのに合わせてフロントタイヤを浮かせ、
後輪はそのまま駆動輪として使用する。
線路上では60km/hでの走行が可能。

試験車両はマイクロバスを改造したもので25人乗り。
車体を流用する事で製造費用の大幅なコストダウンが出来たという。

西欧や戦前の日本などで開発されたことがあるが、
実用化されれば世界初とのこと。

今後、JR北海道では
法規上の問題やゴムタイヤの耐久性などを解決し、
2007年の実用化を目指すそうだ。

面白いなあ。
電車とバスのあいの子。
両生類みたいなやつだね (^^*)
[PR]
by misaki80sw | 2004-07-08 00:20 | 科学・技術関連ニュース
a0018138_05148.jpg

「青いバラ」の開発に成功 サントリー

 サントリーは6月30日、
 世界で初めて青いバラの開発に成功した、と発表した。
 不可能の代名詞とされてきたBlue Rose。
 “青っぽい”バラはあったが、
 これはバイオテクノロジーでバラ自身が
 青色色素を作り出すことに成功。
 不可能を可能にした。

 青いバラを夢見て古くから交配が繰り返されてきたが、
 そもそもバラには青色色素「デルフィニジン」を作るために
 必要な酵素を生む遺伝子が機能していないことが分かっている。

 サントリーはオーストラリアのバイオベンチャー、
 カルジーンパシフィック(現フロリジン)と共同研究を進め、
 1995年には青いカーネーションの開発に成功。
 1997年から「ムーンダスト」として日本で販売している。

   (ITmediaニュース)


凄いね~

綺麗であると同時に、
「バイオテクノロジー」って何でもありだなと思うよ。

青いバラの開発は、佐治敬三・元社長(故人)の夢だったそうな。
ウイスキー作りのお手本とした、
スコットランドのシンボルカラーは青だが、
イギリスの国花のバラに青色がなく、
このバラを開発して恩返ししようとしたのが開発の動機とのこと。
随分とこみいった恩返しだなあ(笑)。

この「青いバラ」。
バラに、パンジーから取り出した、
青色色素を作る遺伝子を組み込んで、
バラの中で青色色素を作り出し花色の変化を実現させたもの。
従来の交配技術による「青いバラ」とは異なり、
花弁に青色色素デルフィニジンを
ほぼ100%含有しているとのこと。

商品化に関しては、
「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による、
生物の多様性の確保に関する法律」
に基づいた評価の実施と承認を受けてから、
2007年に発売し、
将来は世界で約400億円の売り上げを見込んでいる。


サントリーのニュースリリース

「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」のサイト

ムーンダスト
[PR]
by misaki80sw | 2004-07-01 00:53 | 科学・技術関連ニュース
a0018138_15117.jpg

ビジネスホテルが超小型衛星=東横イン、東工大と共同製作-来年打ち上げへ

 全国にビジネスホテルを展開する「東横イン」
 (東京都大田区、西田憲正社長)グループが、
 東京工業大の松永三郎助教授らと共同で超小型衛星を製作し、
 来年打ち上げることが26日分かった。
 宇宙機関や大学以外が衛星を手掛けるのは、
 東大阪の中小メーカーによる小型衛星「まいど1号」の例があるが、
 サービス業では初めて。 

   (時事通信)


なにっ?
東横インが人工衛星!?

このニュース、
6月27日14:00時点では続報が入ってないので、
なんで東横インが人工衛星なのか、
いまいちよく分からない。

だが、東工大ならよく分かる。
宇宙開発に関心がある人なら知ってるでしょう。
かの東工大松永研究室の人工衛星「CUTE-I」のことを。

1999年11月、
ハワイで開かれた大学生の宇宙に関するシンポジウムで、
米国スタンフォード大学のトィッグス教授によって
学生による超小型衛星開発プロジェクトが提案された。
その名は「CubeSat」計画。

プロジェクトの目的は大学生らに実際の宇宙実践機会を与え、
衛星開発の一連のプロセスを体験させること。
民生品を使い、低コストの小型衛星を開発する。
衛星の設計要求は10×10×10cmの立方体、
重量は1kg程度と定められた。

これに名乗りを挙げたのが、
東工大の松永研究室と東大の中須賀研究室。
両者、教授と学生たちが
低コストで人工衛星の開発を行った。
東工大はわずか300万円で作り上げ、
「CUTE-I」と名付けた。

そして、2003年6月30日、
独露合弁会社のICBMを改造したロケット、
「ROCKOT」によって、
2つの大学の衛星は宇宙に舞い上がった。
ちなみに上記の写真は、
その「ROCKOT」の画像。

その後、東工大の松永研究室では、
「CUTE-I」に続く「Cute-1.7プロジェクト」を立ち上げ、
後続の小型衛星開発に乗り出している。

おそらく上記ニュースの、
東横インと共同で上げる衛星は、
この「Cute-1.7プロジェクト」に絡んだものでしょうね。

でも、面白い時代になってきたじゃない。
先日の米国の「スペースシップワン」の成功といい、
この東工大と東横インの共同打ち上げといい、
いよいよ、民間が宇宙に乗り出して、
ロケットや衛星をぶっ飛ばす時代がやってきたのね o(^^o)


東工大CubeSatプロジェクト

CubeSat物語
[PR]
by misaki80sw | 2004-06-27 15:02 | 科学・技術関連ニュース
a0018138_23920.jpg

燃料電池を積んだ"海洋ロボット"「うらしま」、220kmを走破

 コンピュータを内蔵、あらかじめ設定したシナリオに従って
 自分の位置を計算しながら走行する自律型深海巡航探査機、
 「うらしま」が、このたび行われた性能試験で、
 閉鎖式燃料電池を用いた220kmの連続長距離航走に成功した。
 うらしまを開発する海洋研究開発機構では
 「燃料電池を用いた無人探査機は他になく、
 世界的な記録」としている。
 このときの燃料電池のエネルギー効率は54%を超えた。

   (MYCOM PC WEB)


私は文系のくせに、
この手のメカのニュースは大好きなんだよなあ。

機体に内蔵したコンピュータが予め設定したシナリオに従って
自分の位置を計算しながら航走する深海巡航探査機「うらしま」。
IT系最新技術を結集した海洋ロボットで、
海底地震域や地球温暖化現象の調査に
使用する目的で開発が進められている。

水中航行という密閉空間で発電する必要があるため、
閉鎖式燃料電池という最新鋭動力技術を世界に先駆けて採用、
自律して全自動で海洋調査を行うことができる。

開発元の海洋研究開発機構は、
2004年4月1日、東京大学海洋研究所の研究船と
運航組織と統合して出来た独立行政法人。
「海洋国家・日本の明日を担う研究機関として、
海洋科学技術の推進および学術研究への協力を通じて
人と社会に奉仕することをめざします。」とのこと。
う~ん、かっこいなあ (^^*)

今回、うらしまで用いた「燃料電池」。
これをムチャクチャ簡単に解説すると、

水の電気分解の逆の現象を用いて、
水素と酸素から電気を発電する技術。
その特徴を列挙すると、

◇燃焼反応を伴わずに発電することができ、高効率。
◇様々な燃料を利用することができる。
◇生成物が水なので、環境を汚染する必要がない。

特に発電効率の高さと、
排出されるのは水だけであることなどが、
この手の無人探査機での動力源にピッタリ!となったわけ。

深海巡航探査機「うらしま」。
まあ、海洋研究開発やら燃料電池なんぞの
小難しい話しはさておいて、
このネーミングが小気味良いじゃないの(笑)。


海洋研究開発機構
[PR]
by misaki80sw | 2004-06-23 23:10 | 科学・技術関連ニュース
a0018138_232513.jpg

民間開発の「有人宇宙船」、高度100キロに挑戦

 21日早朝(米国時間)、
 カリフォルニア州モハーベ砂漠の上空ですごいことが起こりそうだ。
 夜明け直後、機体の下にロケット船を吊り下げた細長い白いジェット機が、
 滑走路から飛び立つ予定になっている。
 この一体化した2機は、高度約16キロまで上昇する。

 この後が、歴史的な試みになる。
 製作者のバート・ルータン氏が
 『ホワイト・ナイト』と名付けたこのジェット機が、
 有人機『スペースシップワン』を切り離す。
 スペースシップワンのパイロットはエンジンに点火する。
 80秒間の燃焼で音速の3倍まで
 加速するよう設計されたエンジンだ。
 その後スペースシップワンは高度100キロまで急上昇して、
 宇宙との境界を越え、その後モハーベ砂漠に滑空して戻ってくる。

 これは、航空宇宙の熱狂的ファンたちが待ち望んでいた瞬間、
 民間による初めての「有人宇宙船」の打ち上げだ。
 この短時間の弾道軌道飛行が計画どおりに進めば、
 そして、強い風の天候が障害にならなければ、
 ルータン氏の米スケールド・コンポジット社は、
 『アンサリXプライズ』コンテストにかけられた、
 1000万ドルの賞金獲得に向けて有利な位置につけ、
 宇宙旅行の新時代への扉を開けることができるだろう。

    (WIRED)


ご覧あれ、この流麗な機体。
かっこいいなあ~!

上記ニュース中にもちょこっと書いてるが、
今、米国では「Xプライズコンテスト」というのが行われている。

「Xプライズコンテスト」とは、
国の助けを借りずに民間だけで有人宇宙船を開発し、
最初に宇宙飛行を成功させたチームに
賞金1000万ドル(約10億5000万円)が贈られる有人ロケット開発レース。

米ミズーリ州の実業家らが結成した「Xプライズ財団」が主催。
2001年に民間人として宇宙に一番乗りを果たした、
米実業家デニス・チトー氏や、
リンドバーグの孫、エリック・リンドバーグ氏らが
資金援助しているとのこと。

*「Xプライズコンテスト」詳しくはこちら↓
http://www.uchumirai.com/xprize/rlvprogram.htm

官主導だった宇宙開発も、
世界的に民間企業・在野人の進出が始まろうとしている。
「Xプライズコンテスト」もそうだし、
米大統領の諮問委員会である、
「米国宇宙探査方針実現に関する委員会」は、
NASAに対して、低軌道への衛星の打ち上げほぼ全てを
民間企業に委託するよう勧告したとのこと。

また、わが日本でも、
「東大阪宇宙開発協同組合」の
人工衛星「まいど一号」開発プロジェクトが有名になった。

これも時代の流れでしょう。
民間が競争で衛星やらロケットを打ち上げるようになれば、
競争でコストも下がるだろうし、技術の進歩も期待できる。

ただし、日本も国策として、
この「民間移譲」への流れを後押ししてほしいね。
戦後このかた、飛行機のマーケットでは、
世界に遅れを取っている。
一気に宇宙で挽回してほしいなあ (^^*)
[PR]
by misaki80sw | 2004-06-18 23:26 | 科学・技術関連ニュース

クラゲ対策ローション!

a0018138_223110.jpg
クラゲ毒よけローションは有効…米大学が実験

 海水浴やサーフィンの際、
 体に塗るだけでクラゲに刺されるのを
 予防できるとするローションの効果を、
 ボランティアにクラゲを触らせて
 直接確かめるという大胆な実験が、
 米スタンフォード大学医学部で行われた。
 研究チームによると、
 ローションはかなり有効という。

 このローションは、
 イスラエルの会社が製造している、
 「SAFE SEA(セーフ・シー)」で、
 日本でも販売されている。

 研究チームは、ボランティア12人の前腕に、
 水族館から借りてきたクラゲの触手を最長45秒間乗せ、
 単なる日焼け止めを塗った場合とローションを使った場合の
 皮膚症状の変化を比べた。

 その結果、日焼け止めだけの場合、
 12人全員の腕にみみずばれが起きたが、
 ローションを塗った場合は全員肌に変化はなかった。
 より毒性の強いクラゲで試したところ、
 ローションを塗ったのにはれが出たケースは1人だけだった。

 研究チームによると、
 クラゲよけローションにはクラゲの体を
 構成しているのと同じ糖とたんぱくが含まれている。
 クラゲがローションを塗った人間に触れても
 「自分自身」と勘違いし、
 毒による攻撃をしなくなるらしい。

   (読売新聞)


クラゲの毒は恐ろしい。
これは実体験。

高校生の頃、九州某県の海岸で泳いでいた時に
クラゲにやられてしまった。
他の海水浴客は全く泳いでなくて浜辺にたむろしている。
私と友人たちはそんなこと気にもせず、
喚声をあげて海に飛び込んだ瞬間に
足にチクチクと痛みが走った。

 痛っ!

慌てて海から出ると、あっちこちが腫れている。
もう半泣き状態 (>_<)

ちなみに、クラゲは「刺胞動物」と呼ばれている。
刺胞というのは、
触手上に沢山ついている "刺すため" の細胞のこと。
この細胞で、物を感知、毒針を発射する。
餌になる生き物を捕まえるためや、
他の生物からの防御に使うらしい。
いわば、ふわふわした虚弱なクラゲの生存のための芸当であり、
私はこの芸当におかげでえらく痛い思いをしてしまった。

上記記事中のローション。
けっこう使えそう。
でも、実験台になった人は大変だったろうね。
私なんか恐怖でショック死しちゃうよ(笑)。

しかし、世の中いろんなことを研究してる人がいるんだね。
需要があれば供給があると言ってしまえばそれまでだけど、
まさに「一隅を照らすは、これ国宝なり」。
世の進歩にいくばくかの貢献をするって素晴らしいことだな。


*このローションの商品説明はこちら↓
http://www.lifeguard.co.jp/shopping/safesea1.html
[PR]
by misaki80sw | 2004-06-05 22:32 | 科学・技術関連ニュース