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by misaki80sw

米博物館、フセイン像を展示・・この軽薄さ。

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「フセイン像」頭部、ケンタッキー州の博覧会で展示

 対イラク戦争で米軍によって破壊された、
 フセイン元大統領の像の頭部が、
 ケンタッキー州の博覧会で展示された。
 頭部は高さ約45センチ。
 ただ、「フセイン体制崩壊」の象徴ともなった、
 米軍により引き倒された像の頭の部分ではない。

 主催者側によると、
 これまでに多くの観光客が博覧会を訪れているという。
 展示物はガラスのケースに入れられ、
 横には小さなイラク国旗と、破壊される前の像の写真、
 米軍の戦車が像を破壊しているところを
 撮影した写真などが付いている。

 同像は元々、7月4日の独立記念日に、
 ルイビル近郊フォートノックスにある博物館で
 初めて一般公開された。
 博覧会終了後は、再び博物館に展示される。

 博物館の展示担当者は、この像を展示することは
 「悪趣味」だとの批判を受けたことを明らかにした上で、
 像はあくまでも歴史的に重要な品物と強調。
 「これは、(イラクの)独裁政権の崩壊を象徴するものだ」と話した。

   (AP電)


アメリカ人の嫌なとこだな。
こいうことを平気でやってしまう。

相手は仮にも一国の元大統領。
その像の頭を博物館に展示し、横にイラク国旗を掲げる。
戦国時代のさらし首と同じ発想だけど、
でもね、今は中世じゃないのよ。

これをイラク人が見たらどう思う?
悪逆な独裁者が晒されたことを喜ぶか?
いや、屈辱を感じるだろうね。

アメリカは世界の覇者でしょ。
覇者には覇者の矜持ってものがほしい。
戦時には敵軍を蹂躙しつつも、
戦が終われば、一転、敗者へのいたわりを見せる。
それが戦士の美学ってものじゃないか。

第二次大戦後、日本に進駐した米軍は、
横須賀に記念館としてつながれていた、
かつての連合艦隊旗艦「三笠」を接収し、
飲めや歌えやのパーティー会場にしたことがある。

結局、東郷平八郎を尊敬する米海軍のニミッツ提督が
怒ってこれをやめさせたけど、
それと全く一緒。
敗者の歴史と価値観・プライドに対して鈍感すぎる。

こいうところ、アメリカは大戦中から全然進歩してないね。
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by misaki80sw | 2004-08-21 23:15 | 米国関連