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by misaki80sw

海保、情報公開請求を拒否・・当たり前だよ、個人名でしょ。


開示答申の文書の一部、海上保安庁が非開示に

 海上保安庁が情報公開法に基づいて非開示とした、
 不審船に関する内部文書について、
 内閣府情報公開審査会から開示すべきだという答申を
 受けたにもかかわらず、
 その一部を海保が再び非開示としていたことが12日分かった。

 総務省情報公開推進室によると、
 情報公開法が施行された2001年4月以降、
 答申通りに開示されなかったのは初めてという。

 海保が非開示としたのは、
 2002年9月に日本海で発見された不審船に関する文書のうち、
 情報の提供先や報告担当者の所属、氏名など。
 開示請求者が不服を申し立て、同審査会は今年2月、
 報告担当者の連絡先などを除いて開示すべきだとの答申を出したが、
 海保は担当者の氏名だけは非開示のままとした。

 海保の政策評価広報室は
 「氏名を出すと担当者に危害が及ぶ恐れがあることなどを
 審査会に説明しなかった海保のミスで、
 答申に従わなかったのは、例外的な措置」と説明している。

   (読売新聞)


これは海保が正しいよ。
答申に従わないのが賢明な措置。

経緯を説明すると、

◇2002年9月に日本海中部で見つかった不審船について、
 同庁の不審船対策室などが作成した「連絡事項」と題した文書を、
 ある人が情報公開請求。

◇海保は、この文書のうち「報告担当者」の職名や氏名を非公開。

◇これに、情報公開請求者が不服申し立て。

◇海保が、内閣府情報公開審査会に諮問。

◇内閣府情報公開審査会が審議し、
 非公開部分を開示すべきだという答申を出す。

◇海保がこれを拒否。

との流れ。

問題の焦点は、海保不審船対策室作成「連絡事項」文書の中の、
「報告担当者」の職名と氏名を公開するか否かの点。

上記ニュース中にあるように、
海保は内閣府情報公開審査会に諮問した時点で、
「これを公開することは担当者に被害が及びかねない」
との理由をしっかりと説明してなかった。
これは海保のミス。

で、審査会は「公開せよ」と言い、
海保は「いや従えない」と言う。

でもね、海保も諮問の段階でミスがあったとはいえ、
内閣府情報公開審査会も、不審船文書の公開にあたって、
担当者の個人情報を漏らすことが
いかに危険かを考慮しなかったのか?
内閣府情報公開審査会もとんだ脳天気ぶりだね。

情報公開法による「情報の非開示」の基準は以下。

1,特定の個人を識別できるような個人情報
2,事業を営む個人、法人、団体に関する情報で
  公にすると財産権などを侵害するおそれのあるもの
3,公にすると外交や国防に不利益を生じさせるおそれのあるもの
4,公にすると公共の安全や秩序の維持に支障を及ぼすおそれのあるもの
5,国の機関や地方公共団体の情報で、
  公にすると意思決定などの中立性を損なうおそれのあるもの
6,国の機関や地方公共団体の情報で、
  公にすると事務や事業の遂行に支障を及ぼすおそれがあるもの

どうみてもこの件は、
3・4・5・6に該当するでしょう。
非開示が当然の結論だと思うよ。

日本海での不審船の暗躍。
これに対する海保の追跡と情報収集。
国家間の激闘の問題であり、
こんなことで氏名を公開されたら、
現場の人間はたまったもんじゃないだろう。
自分だけじゃなく、家族にも危害が及びかねない。

さて、このニュース、
読売だけじゃなく、朝日も大きく扱っている。
http://www.asahi.com/national/update/0812/009.html

朝日のスタンスは明らかに、
海保が情報を公開しないのはけしからんとのスタンス。

けしからんのはあんたらだよ、朝日。
物事の軽重も分からないのか?
まあ、朝日らしいけどさ(笑)。


海上保安庁における情報公開窓口等の案内

海上保安庁:意見コーナー
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by misaki80sw | 2004-08-16 00:08 | 日本(政治経済)