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by misaki80sw

「劇空間プロ野球」が泣くぜ!・・球界再編問題。


<球団合併>1リーグ制論議、リミットは7月7日 パ会長

 パ・リーグの小池唯夫会長は16日、
 東京の連盟事務局で報道陣と懇談し、
 近鉄とオリックスの合併問題を協議する17日の
 同リーグ緊急理事会について
 「(議論が)5球団でいくとなるのか、
 1リーグ制がいいとなるのか、流れは分からない。
 方向付けまでいくかどうか」と話した。

 ただ「オーナー会議で(1リーグ制が)決まらないと、
 ドラフト会議や日程作成が間に合わなくなる」と話し、
 来月7日がタイムリミットになるとの考えを示した。

   (毎日新聞)


オリックスと近鉄の合併問題。
「球界再編」の言葉が新聞紙上を踊っている。

さて、巷でも私の周囲でも、あるいは皆さんの周りでも、
「日本プロ野球、いかにすべきや?」という議論が盛んでしょう。
私も書生論を述べさせていただきます。

プロ野球にとって良い状態とは、

◇ファンが見ていて面白く、
◇選手も好待遇でやる気に満ち、
◇球団経営はガッポガッポ儲かって、

という、この三拍子が肝心なわけでしょ。

じゃあ、これを実現するにはどうするか?
言うだけだと簡単だな。
要するに「プロ野球全体」の人気を上げることでしょう。

では、その人気増大の策はなにか?
よく言われていることであり、
そのくせなかなか実現できない正攻策の、
1,Jリーグみたいな地域密着化
2,巨人人気一極体制の構造を打破すること
この2つ。

もともと野球はサッカーのような
ぽっと出の「成り上がりの」スポーツと違って、
戦前から日本人に親しまれてきた、
いわば国民的スポーツと言ってよい。

それが、一億数千万の人口を持つ経済大国の
平和めでたき平成の御代に、
たかが12球団程度の少数のせめぎ合いで終始し、
大半の球団が経営に四苦八苦してる現状は、
要するに「プロ野球界」という構造構築と、
その運営が下手くそなんだろう。

うまくいけば、もっともっと繁栄する土壌を秘めてるのに、
この程度の球団数と人気の下降と経営者の悲鳴は、
人気スポーツということにあぐらをかいた、
球界首脳部の怠慢だと思う。

一経営者、一起業家の観点で見てみたらいい。
この業界はもっともっと発展する可能性を秘めている。

1,Jリーグみたいな地域密着化
2,巨人一極体制の構造を壊すこと

1もそうだけど、2は根本的課題。
私は巨人ファンだけど、
あのいびつな一極構造は球界全体を損なうものだと思う。

「巨人人気がプロ野球を引っ張る」というけど、
所詮、一種の劇薬。
短期的な即効性としてそれに溺れる余り、
長期的には球界の地盤沈下を招いている。
「劇空間プロ野球」じゃなくて「劇薬巨人」ですな(笑)。

巨人は、矮小的な日本プロ野球界の中では、
人気では無競争状態で威張ってられるが、
日本プロ野球界そのものが、スター選手の流失という点で、
米メジャーリーグと競争状態となっていることをお忘れなく。
これは「人気市場」争覇の経営競争なのよ。
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by misaki80sw | 2004-06-16 23:12 | その他