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by misaki80sw

防衛庁、米国製無人機の導入を検討

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米国製無人機の導入検討 PSI訓練にも自衛隊派遣

 大野功統防衛庁長官は1日午後(日本時間同)、
 フィリピンに到着、マニラ市内で同行記者団と懇談し、
 沿岸防衛や災害時の情報収集のため
 米国製無人機の導入を検討する考えを示した。

 防衛庁は既に、国産無人機開発を検討しているが、
 大野氏は「2006年度予算概算要求で調査費を計上し、
 他国からの購入と国産のコスト面を比較したい」と指摘。
 「外国には飛ばさない。攻撃的武器の付与も考えていない」
 と強調した。

   (産経新聞)


防衛庁は2004年度予算から
この「無人偵察機」に
2億6000万円の研究費を計上している。

大野長官は無人偵察機の導入を考え、
国産か輸入か比較検討するとのこと。

これもRMA化の一環なんでしょうが、
まあ、それはいいとして、

 「外国には飛ばさない。
 攻撃的武器の付与も考えていない」

何なんですか、これは?
こういう自縄自縛発想って大嫌いだね。

沿岸防衛や災害時の情報収集のために
無人偵察機を導入するとのことだが、
このおじさんは無人偵察機が
どれだけ落ちやすいか知ってるのかね?

米軍には主な無人偵察機が2種類あって
上の写真が「グローバルホーク」で
高度2万メートルを時速約600キロで
35時間飛び続けることができる。

で、こっちがプレデター。

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最大飛行高度は約9,000メートルで、
通常は3,000~6,000メートルの低空を飛行、
目的地上空で40時間の滞空が可能。
こいつはプロペラ製の鈍足。

両機ともやはり無人機だけあって、
コントロールが難しく、
ことに天候の影響を受けやすいらしい。

アフガニスタンへの侵攻作戦では
プレデターが60機投入されたが
そのうち20機が落っこちてしまった。
グローバル・ホークも
作戦投入早々に基地への着陸に失敗し
墜落してしまった。

だから、これを日本のような
人口密集地帯で使うのはかえって難しい。
沿岸防衛とかはまだいいけど、
本来の使い方としては
北朝鮮の核施設とかミサイル基地の監視とか、
そういうのが、はまり役だと思うよ。

それと、この手の無人機化は世界の趨勢で
偵察機だけではなく
攻撃機としての開発も始まっている。
すでにプレデターは
一部が攻撃タイプに改造されてるしね。

世界各国も無人機を続々と作り始めている。
たとえば台湾なんかも
中翔3号っていう無人偵察機を作って、
対岸の中国軍のミサイル陣地を偵察しているらしい。

日本も長い目で考えたならば
ケチって輸入とか言わずに
ぜひとも国産を考えてほしいものです。



無人偵察機グローバルホーク

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by misaki80sw | 2005-05-03 00:25 | 日本(政治経済)