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by misaki80sw

韓国「親日財産還収法」と在韓米軍縮小。

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親日財産還収法、成立は時間の問題

 李完用、宋秉畯など、
 親日反民族行為者とその子孫の財産を没収し、
 独立功労者とその子孫に与えるという、
 「親日反民族行為者財産還収特別法」の
 成立可能性が高くなった。

 しかし、過去の行為によって
 現在の権利を侵害できないという、
 「遡及立法禁止の原則」違反など、
 違憲をめぐる論争と財産の没収対象と
 選定の基準をめぐり論争は続いている。

 国会・法制司法委員会は19日、
 全体会議を開き財産還収法を法案審査小委員会に付託した。
 賛否を問う討論は事実上なかった。

 与野党の議員169人が提出した同法案は
 法制司法委員会さえ通過すれば、
 国会本会議は無難に通過するものと見られる。

   (朝鮮日報)


我々日本人は今、希有な現象を目撃しつつある。
一国家の壮大なる自爆。
まさに自爆そのもの。

「親日財産還収法」だってさ。
親日究明法に次ぐ、第二弾の歴史法廷。
過去の親日家の子孫から財産を没収し、
それを独立派の子孫に再分配するとのこと。
唖然呆然で言葉も出ず。
李朝の昔が舞い戻ってきたかのよう。

党派相克、政権担当者が引退と同時に粛清される、
そして政治的敗残者は一族郎党全てが罪に問われ、
財産没収、九族皆殺し。
このかつての所行が復活しつつある。
血は争えないと言うべきか。

この法案がいかに馬鹿げてるかなんて
くどくど解説する気もおきない。
罪刑法定主義の破壊、遡及処罰の公認。
正気かね、この国は?
もはや法治国家にあらず。

以下、内政面における他の気違い沙汰↓

日韓基本条約の破棄求める

<韓国>大統領直属チームが発足 日本の歴史問題で


さて、お次は外政面。
かの国の盧武鉉大統領が
突如として「北東アジアのバランサー論」を言い出して、
世界を唖然とさせたのはご存じの通り。

盧武鉉外交 日米韓同盟離脱を志向?

その親北・反米指向で
いい加減にうんざりした米国は
在韓米軍の縮小にからめ、
韓国離れを加速化させつつある。

「韓米は決別を準備すべき」という米国

韓米同盟に赤信号? 在韓米軍が強い不満表明

在韓米軍、防衛費分担金の再交渉を要求

米、在韓予備物資を廃止 有事への備蓄態勢
 「防衛負担金」また火種


在韓米軍は総兵力3万7千人。
このうち2万8千人余りを
ソウル北方の米陸軍第2歩兵師団が占める。
ソウルに在韓国連軍司令部と米韓連合軍司令部が置かれ、
ともにレオン・ラポート大将が司令官を務める。

2004年10月、米国と韓国は、
このうちの3分の1に当たる1万2500人を
2005年末までに削減することで合意した。

米軍としては
38度線の前線地帯から後方地帯に部隊配備を下げて、
陸軍を削減して航空戦力主体の戦力配備にする構想。

当然ながら北朝鮮との開戦時、
前線の激戦区であるソウル北方は
韓国軍の戦力に委ねられる。

これに絡んだニュースが10日前に飛び込んできた。

北の長射程砲の無力化任務が韓国軍へ委譲

 在韓米軍第2師団が担当していた対火力戦任務が、
 今年中にも韓国軍に委譲される見通しだ。
 対火力戦任務とは、北朝鮮の長射程砲など、
 前線に配備された砲兵を無力化するもので、
 開戦初期での要となる任務だ。
 昨年、韓国軍が在韓米軍から委譲された、
 10の軍事任務の中でも最重要の任務だ。

 これまで対火力戦任務は
 在韓米軍第2師団が担当しており、
 約30両の多連装ロケットシステム(MLRS)と
 約30両のM-109A6自走砲を備えた砲兵連隊が
 その中心戦力だった。

 対火力戦任務の目的は、
 主にソウルの北方に北朝鮮が配備している、
 約1000門の170ミリ自走砲と240ミリ砲を
 無力化することにある。

  (中央日報)


これは俗に言う「対砲迫戦」ってやつで
相手の砲兵の砲撃位置をレーダーで推定し、
砲兵潰しの砲撃を加えること。
飛翔する弾道をレーダで捉えて発射地点を割り出し、
そこに大量の砲弾を撃ち込む。

38度線沿いに
ずらりと展開された北朝鮮の長距離砲が砲撃を開始した時に
第一発目をあびつつも、その砲撃位置を割り出し、
第二撃を浴びる前に攻撃して、これを潰す。

これは極めて危険性の高い任務で
米第2師団の師団砲兵が担当していた。
在韓米軍の作戦計画でいえば
「OPLAN 5027」がそれに該当する。

これを行うのが主としてこの兵器。

MLRS

湾岸戦争では、イラク軍はMLRSによる一斉射撃を
「スティール・レイン(鋼鉄の雨)」と呼び、
その攻撃を恐れて多くのイラク兵が降伏した。
韓国軍もこれを装備している。

で、この北朝鮮相手の「対砲迫戦」を
韓国軍が担当することになった。

こいつのポイントは
レーダーによる敵砲兵位置の把握で
これに手間取ると自らがやられてしまう。
砲兵VS砲兵の砲撃戦とは
精度の高い敵位置情報を素早く割り出した方が勝ち。

韓国軍の場合は米軍と比べ
RMA化のレベルがどうしても落ちるため
レーダーによる情報収集能力などの差があり、
駐韓米軍より5分から7分程度、
敵位置の割り出しが余計にかかるとのこと。

この5分の差は大きく、
実際の砲兵戦になると致命傷となる。
先にも書いたように
第一撃は受け流しつつ、第二撃を浴びる前に
砲撃を始めて敵を潰すことがポイントであり、
韓国軍の数分の遅れは
第二撃まで食らいかねないと懸念されているという。

まあ、こういう激戦地帯を
韓国軍に任せて米軍は後方に退くということは、
良く言えば、北朝鮮の兵力が
大した脅威では無くなったということの反映でしょう。
もはや韓国軍だけで十分だよと。

ただ、別な見方をするならば
北朝鮮の兵力がボロボロになりつつあると言っても
依然、38度線沿いの砲兵部隊は脅威であるわけで、
これらが奇襲攻撃で砲撃を開始すれば
開戦30分でソウルは火の海になると言われている。

これを叩く大事な任務を韓国に委譲したということは
米国としては自ら激戦任務を引き受けてまで
ああいう韓国を助けるのは
もはや馬鹿馬鹿しくてやってらんないってことでしょうね。


日本人から見てても、
韓国の現状は内政・外政の両面で異常としか言いようがない。

まあ、当の本人達が
その異常性に気づいていないのだから
悲劇なんだか、喜劇なんだか・・。



罪刑法定主義 - Wikipedia

韓国:米韓連合軍司令部の作戦計画に待った!

ワードボックス:在韓米軍

作戦計画5027

在韓米軍問題と韓国の自主国防


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「北朝鮮始末記」その3・・「開城団地」という踏み絵。
韓国「親日究明法」・・21世紀の魔女狩り。
by misaki80sw | 2005-04-21 22:50 | 韓国・北朝鮮関連