本日の補欠ニュース 2005/04/16
2005年 04月 17日
<本日の更新>
◇中国「反日」という名の公理・・攘夷と倒幕
◇2ちゃんで祭り発生中!・・中国抗議デモとプロ市民
明日も連続して更新するので、
補欠ニュースは明日の最後に
上梓しようと思っていたのですが、
今日は重要ニュースが目白押しなので
思わず書いちゃいました。
雑談抜きでニュース論評に突入します。
7割方、中国関連のニュースです。
<中国、反日暴動>
◆上海で初めての反日デモ、経済面での影響も憂慮
◆<反日デモ>各地で拡大 当局の想定超える現実示す
◆北京の日本大使館と大使公邸に公安警官
反日デモに備え
◆反日デモ 対日企業誘致にも余波
「中国リスク」投資意欲薄れ
今日の記事にも書きましたが、
あの暴動はマスコミ論調が伝えてるような
「反日だぜ、ワーワー!」みたいな
そんな単純なものではありません。
かつて、あのサッカーアジア杯の北京決勝の日、
実は天安門広場にて
数万人の反政府デモが計画されてました。
以前に簡単に記事に書いたことがあります。
*天安門広場で2万人のデモ未遂・・アジア杯決勝の陰で。
結局、当局が未然に主催者を逮捕し、
幻のデモとなりましたが、
北京決勝での反日デモに乗じて、
政府の腐敗を糾弾する抗議行動を
計画していたとのことでした。
今回の暴動騒ぎも構図はよく似ています。
キーワードは、
「反日」
「機に乗じる」
「反政府」
この3つです。
暴動の背後に潜む複雑な事象を見抜くべきでしょう。
今日の記事では幕末のことも書きましたが、
あの当時、英国が薩長に接近し、
いろいろと援助を行ったために
明治後の日本における英国の立場は
非常に大きなものとなりました。
その件で功績大であったのが、
当時の英国大使館の書記であったアーネスト・サトウです。
彼は薩長の「尊王攘夷」に
倒幕を指向する戦略性をかぎ取り、
英国大使を動かし、薩長へと接近させます。
彼は薩長の呼号する攘夷のスローガンが
政略を帯びた複雑なものであることを見抜いてました。
日本政府要人も、あの暴動に背後にある事象を
アーネスト・サトウの慧眼のように
深く深く考察すべきだと思います。
また、それを願ってやみません。
<国際>
◆<韓国漁船>北朝鮮側越境で銃撃
漁師が酒に酔って北海域に
これ、韓国では大問題となってるね。
なんせ、一介の飲んだくれ漁船が
並み居る韓国の海上警戒網を突破し、
酔っぱらったまま北朝鮮に入ってしまった(笑)。
今頃、韓国海軍はベソをかいてるよ。
でも、この漁船のおじさん、
北朝鮮では大歓迎されたそうだけど、
他人事とは言え、先行きが心配だなあ (ーー;)
◆NSCが韓米の「北朝鮮急変事態対策」にブレーキ
◆朝鮮半島有事の米韓作戦立案、韓国の反発で作業中断
韓国の大統領を首座とする国家安全保障会議(NSC)が
米軍との対北共同作戦計画の立案を拒否。
作戦計画の内容は5パターンで、
◇クーデターによる北朝鮮政権の崩壊
◇大規模騒乱事態
◇大規模脱北事態
◇核・生化学兵器など大量破壊兵器の反乱軍奪取防止
◇大規模な自然災害に対する人道的支援作戦
これらの状況を想定した計画だった。
韓国側は北朝鮮への刺激を避けるため、
中止の判断をしたとのこと。
ホント、韓米同盟は崩壊の危機だよ。
軍の作戦想定すら自由にやらせないなんて
もう無茶苦茶としかいいようがない。
◆対中武器禁輸解除、EUが先送りへ
慶賀、慶賀♪
反国家分裂法と反日デモ、
それに米国の強硬な反対にEU側が折れたらしい。
いわば中国の敵失。
日本は拾ったようなもの。
◆退役軍人1000人が異例の抗議集会
北京中心部、就職難訴え
反日デモの影でこんな騒ぎが起きていた。
中国の退役軍人千人が
政府要人が住む中南海近くで大規模デモ。
これは相当、中国政府には衝撃だったらしい。
◆中国はネット検閲で「最先端」 米大学など報告
中国では法的な面と技術面でネットを規制。
技術的には特定のキーワードを使った、
検索を妨害するなど、
最新のコンピューター技術を駆使して、
台湾やチベットなどの国際問題をはじめ、
天安門事件や法輪功の情報など
反中国的とみなすサイトや
情報へのアクセスを規制していた。
これは中国の「金盾プロジェクト」と呼ばれるもの。
多くの米IT系企業が
この技術開発に協力し、米議会で問題となった。
これ、いずれ連載記事にしようと思ってるんですが、
人権擁護法やら反日暴動やらで
今のところ保留状態。
そろそろ書こうかなあ。
◆沈下の韓国船コンテナ 撤去へと国と協議
人間はね、信用ってものが大切なんですよ。
日本人は古来からの稲作農村社会で
この種の意識を磨いてきた。
韓国人よ、そのうち世界中から見放されるよ。
<国内・政経>
◆「反日運動に危機感」74%…青年会議所ネット調査
中韓両国の反日運動に
安全保障上の危機感を持つという回答は
74%だった。
両国に対して日本政府が毅然とした態度を
とっているとする回答は21%で、
逆に「思わない」という回答が72%だった。
両国の主張を聞き入れるべきかどうかについては、
「思わない」が79%に上った。
日本の青年層は健全だね。
◆靖国参拝、例大祭も見送りへ
関係悪化の中韓に配慮-小泉首相
首相の弱気はどうにかならんか。
別に壮士的気分で言ってるのではなく、
靖国に行ったところで
中国はこれ以上何も出来ないよ。
むしろ彼らは国内の強硬世論との板挟みになって、
裏で妥協交渉を仕掛けてくると思う。
◆人民元改革で温度差=原油高、G7の重要議題に
日米財務相会談
◆日銀総裁、中国通貨の変動相場制移行に
慎重発言
なんで日銀総裁も財務大臣も
中国の肩を持つかなあ。
ドルと元のレートは
元の購買力平価から見て、
極端な元安に抑えられている。
これが安い中国製品の流入となり、
日本企業の国内空洞化につながっている。
<他のサイト・ブログ紹介>
◆人権擁護法案を危惧する国民協議会:
法案強行突破の危機 デモと集会のご案内
人権擁護法推進派が
20日の自民党法務部会で
強行突破を計りそうな雲行きとのこと。
おいおい、やばいぞ!
で、デモと集会の案内。
4月20日(水)
◇09:45~10:00 国会議事堂周辺をデモ。
◇10:30~12:30 憲政記念館にて集会
参加したいけど
水曜の午前はきついよ。
でも、なんとか参加したいなあ・・。
◆外交と安全保障をクロフネが考えてみた:
第2回 近代日本の対朝鮮外交(その1)
読んで字の如く、
近代日本の対朝鮮外交のシリーズもの初回。
今後の展開に大いに期待。
うちもそうだけど
この手のシリーズものって
書く方はけっこう楽しかったりする。
ブログの一つの方向性だと思うよ。
◆rx178の最近気になる朝鮮半島:
真実の教科書の真実
あいかわらず面白いブログです o(^▽^)o キャハハハ
<今日のAA>
◆ドイツ首相 最近の反日運動に苦言を呈す
◆町村外相 首相の靖国参拝中止示唆か
◆「中国は、常任理事国にふさわしいか?
五輪開催の資格があるか?」
政府、自民で批判噴出
◆「撤去する義務はない」 - 沈下の韓国船コンテナ
漁協困惑、撤去へ国と協議 その1
◆「撤去する義務はない」 - 沈下の韓国船コンテナ
漁協困惑、撤去へ国と協議 その2
◆「撤去する義務はない」 - 沈下の韓国船コンテナ
漁協困惑、撤去へ国と協議 その3