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by misaki80sw

北朝鮮「連邦制構想」を推進か?・・局面打開の奇策。


北朝鮮紙「連邦制で平和統一実現すべき」

 北朝鮮の労働(ロドン)新聞は25日、
 「韓民族は平和的に統一されるべき」だと強調した。
 朝鮮中央(チョソンジュンアン)通信によると、
 同紙は「平和と平和統一の達成は、
 わが党の確固たる意志」という見出しの論説で、
 統一が平和的に実現されず、韓半島で再び戦争が起きれば、
 韓民族は大きな災難にあうだろうとし、
 このように主張した。

 また「統一を平和的かつ順調に実現できる最善の策は、
 一つの民族、一つの国家、二つの制度、
 二つの政府に基づいた連邦制の民族統一国家」とし、
 連邦制は、どの一方の優位や利益を追求せず、
 誰にも被害を与えない、とした。

 続いて、南北(韓国・北朝鮮)は、
 思想と制度が異なるが、同じ民族であり、
 対決すべきではなく、民族の将来と繁栄のため和解し、
 団結なければならない、と呼びかけた。

   (中央日報)


来ましたね~、連邦制構想!

一応、去年の末に書いた記事で

北朝鮮、局面打開の奇手とは?・・連邦制の甘い誘惑。

この手の北朝鮮の和平攻勢が出るのではないかと
予想は書いておきました。

米国の圧力、軍事攻撃の脅威。
そして日本の経済制裁。
これから逃れるウルトラC的方策は
「連邦制構想」しかないからね。
奇術的な策に近いけど。

まあ、北朝鮮推進の「連邦構想」ってのは
前々から存在してたわけで、
この北朝鮮の労働新聞の記事とやらが、
単なる一過性のものに過ぎないのか、
あるいは北が国家戦略として
この方向に重点を傾けていくのかは
今後の状況を注視する必要がありますけど。


ところで、同じ事を考える人もいるもので

「北、今年中に統一宣言の可能性」重村教授

早稲田大学の重村智計教授も
24日発行の「エコノミスト」誌に

  金正日が
  ▽体制亀裂
  ▽側近の相次ぐ死亡
  ▽深刻な経済難
  ▽米国の亡命・脱北者促進戦略
  ▽日本の経済制裁
  などに対抗するため、
  北朝鮮が今年中に南北首脳会談に応じ、
  この席で「統一宣言」を出す可能性が高い。

と予測したとのこと。

もっとも私に関しては、前回の記事にも書きましたが、
元ダネは、「SAPIO」1月5日号の
産経新聞の黒田勝弘さんの
「ソウルの風」という連載記事なんですね。

今、バックナンバーをひっくり返して読んでみると、

  盧政権は南北首脳会談にこぎつけた場合、
  北朝鮮との「国家連合」ないし、
  「連邦制」に踏み出すことが予想される。

と明確に書いてある。

実際、北が苦境を逃れるには
韓国を抱き込んだ「連邦制構想」しか
方策がないと思う。

北朝鮮自身も同じ結論をはじき出したでしょう。
実利計算にシビアな北のこと、
落ち着く先はこの戦略の推進しかないでしょうね。

問題は韓国の盧武鉉政権がこれに乗るか否か。
もし、実現すれば
米国や日本は唖然呆然ですな(笑)。
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by misaki80sw | 2005-01-26 17:38 | 韓国・北朝鮮関連