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by misaki80sw

コンビニでよく見かける「恵方巻き」とは何者?

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「恵方巻き」全国区に “仕掛人”はコンビニ

 節分の日(二月三日)に
 縁起が良いとされる方角「恵方」を向いて
 無言のまま巻きずしを一本食べるという、
 関西の風習「恵方巻き」が、
 コンビニエンスストアを通じて全国に広がっている。
 大手各社はこぞって巻きずし一本三百円台で
 予約を受けつけており、
 「恵方巻きは全国区になった」。
 それぞれ前年比二割から五割程度の
 売り上げ増を見込んでいる。

 巻きずしは「福を巻き込む」もので、
 切らずに食べると「縁が切れない」につながる、
 とされる。
 恵方は毎年変わり、今年は西南西。

 「全国に広げたのは当社」と胸を張るのは
 セブン-イレブン・ジャパン。
 平成元年に広島県の加盟店オーナーの発案で、
 同県内で販売を始めたところヒット。
 徐々に販売エリアを拡大し、十年から全国販売した。

 ローソンは、全国に広がった理由について
 「主婦層に認知されたのが大きい。
 この日ばかりは、巻きずしを買っておけば
 夕食の用意も楽になる」とみている。

 ファミリーマートは、予約客には
 恵方を確かめる方位磁石を先着順でプレゼント。
 関東に店舗が多いam/pmジャパンでも
 昨年から予約販売を開始した。

   (産経新聞)


なんか、ここ一週間ほど
あっちこっちのコンビニで
恵方巻きって見かけるなあと思って
「これって何なの??」と思っていたところ。
こういうことだったんだね。
九州出身の私には正直初耳だね。

この「恵方巻き」。
いろいろ調べてみたら、
以下のような経緯があるみたい。

 風習としては
 「江戸時代に大阪、和歌山、
 滋賀あたりで見られた風習である」
 と大阪の乾物問屋で聞いたことがある。

 ただ、それを海苔の販売促進のため
 消費者に広く伝えようとしたのは、
 昭和28年頃の大阪海苔問屋協同組合といわれている。

 これを海苔業界の街頭イベントとして
 宣伝するようになったのは、昭和52年頃からである。
 昭和52年から「節分の丸かぶり」を取り入れた、
 海苔PR「海苔祭り」が道頓堀で始められた。

 このイベントがマスコミに取り上げられ
 全国主要都市の海苔業者による「海苔祭り」で
 宣伝するようになり、
 「節分に巻きずし丸かぶり」を
 大きく売り出すきっかけになった。

節分の海苔巻き


なるほど~。
で、それにコンビニが便乗したってわけか。 

それじゃあ、
チョコレート業界の
「バレンタイン」「ホワイトデー」
本屋の「サン・ジョルディの日」
宝石業界の「結婚指輪は月収の3か月分」
これと同じだね。
業界仕掛けのイベントってわけね。
しかも「縁起物」となってるだけに
一旦、習慣になってしまうと
ほとんど一生ものだなあ。

なるほど、謎が解けました。
別に買う気はないけど (^◇^)
by misaki80sw | 2005-01-24 18:41 | 日本(社会・世相)