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by misaki80sw

日韓首脳会談、対北朝鮮・・盧大統領は現実逃避か?


北朝鮮制裁自制求める 盧大統領 日韓首脳指宿で会談

 小泉純一郎首相は十七日、
 鹿児島県指宿市のホテルで韓国の盧武鉉大統領と会談した。
 両首脳は北朝鮮への対応について、
 核問題では「六カ国協議の早期再開」で一致する一方で、
 日本人拉致問題では経済制裁も視野に入れる小泉首相に対し、
 盧大統領は性急な制裁に自制を求めるなど
 立場の違いが明らかになった。
 
 両首脳は約二時間、ノーネクタイで会談した後、
 そろって記者会見した。
 小泉首相は拉致問題への対応について
 「北朝鮮の対応を見極めることが必要。
 対応を見て、経済制裁する場合にどんな方法があるか
 考えなければいけない」と述べ、
 北朝鮮の対応次第では
 経済制裁も視野に入れている姿勢を表明した。

 これに対し、盧大統領は
 小泉首相の立場に理解を示しつつも
 「日本の経済制裁により
 六カ国協議に支障があってはならない」と要望。
 横田めぐみさんの「遺骨」が虚偽だった問題について
 「北朝鮮が日本を侮辱するために
 故意にしたのではないと思う。
 時間をかけて意図を確認する必要がある」
 と慎重な対応を求めた。

   (西日本新聞)


この日韓首脳会談を見てて思うんだけど、
この盧武鉉氏って現実逃避に走ってんじゃないかね?

「北朝鮮が崩壊しちゃ困る」と思うのは分かるよ。
君の立場ならそう思うでしょうね。
「僕の任期中は崩壊しないでくれ」と(笑)。

そうなった場合の激動を思うのならば、
身が怯んでしまうのは分かるけど、
現実問題、逃避してられる時期は過ぎたと思うよ。

過日、産経新聞に載った記事。
第二期ブッシュ政権の北への対応↓


第2期ブッシュ政権の北核問題対応
 非外交的手段に移行も 朝鮮情勢専門家


 第二期ブッシュ政権の
 北朝鮮核兵器開発問題への対応について
 同政権に近い朝鮮情勢専門家が九日、
 同政権はこのままだと
 六カ国協議に代表される外交的手段から
 経済制裁などの非外交的手段への移行を
 迫られるという見通しを明らかにした。

 ブッシュ政権に近い保守系の研究所のAEIは九日、
 「第二期ブッシュ政権の外交政策」についての
 セミナーを開いたが、
 この場で北朝鮮核問題についての分析を発表した、
 AEI研究員ニコラス・エバースタット氏は
 「第二期ブッシュ政権にとって
 非外交的手段の準備を進める時期が迫った」と述べ、
 その内容として
 (1)北朝鮮が大量破壊兵器、麻薬、偽札などを
    密輸出するのを防ぐために
    米側は日本などの協力を得て
    「拡散防止構想」(PSI)を本格的に開始する
 (2)北朝鮮へのすべての外国からの経済援助を抑える
    (主として中国からの燃料援助と食糧援助を削減する)
 (3)北朝鮮の核兵器開発の動きを止めるために
    この案件を国連安保理に提出する
 (4)軍事的対応の検討を始める
 などの措置を明らかにした。

 エバースタット氏は
 「米側がこの種の非外交的手段の準備を明らかにすれば、
 六カ国協議に象徴される北側との外交的手段による、
 解決の可能性がそれだけ高まる」と説明する一方、
 「北朝鮮への軍事攻撃での核開発阻止という最終の方法は
 犠牲やコストの巨大さのために不可能と断じる向きがあるが、
 決して考えられないということではない」と述べた

   (産経新聞)


私の愛読メルマガ「国際戦略コラム」によると、
このエバースタット氏ですが、
このセミナーの後に
「専制政権を崩壊させよ」という論文を発表している。
内容はセミナーで言ったことと同じで、
北朝鮮問題に対する米国のアプローチは
明らかに欠陥があると指摘した上で、
非外交的手段の必要性を説いているとのこと。

国際戦略コラム:
 「左手に兵器、右手に聖書」連合の素敵な旅立ち


このAEIというシンクタンクは
ブッシュ政権に近く、
これを伝えている産経の古森記者は、
ネオコンの内情に詳しい人物。
まあ、今後の米国の北への出方を予想する上で、
とても有力な材料だと思う。

この刺激的なタイトル「専制政権を崩壊させよ」!
これを見れば彼らのやる気満々さが伝わってくる。
ブッシュ政権からパウエル等の穏健派が消え去り、
残ったのはネオコンとシビアなリアリストのみ。
パウエルの後任のライス嬢は、
オフェンシブ・リアリスト(攻撃的現実主義者)。

彼女らの発想は
国家間のバランス・オブ・パワーを重視しつつ、
このバランスを崩す者に対しては、
積極的に手を打っていくべきであり、
軍事行使も辞さないという発想。

まあ、ブッシュ政権は新たな段階に入ったね。
もう選挙のことは考えなくていいし、
あとは自らの所信を貫くだけでしょう。

北朝鮮も今までのような
国際社会の追究をのらりくらりと言いくるめて、
裏で核開発を進めて、恫喝で有利な立場に立つ、
こんな芸当はもう通用しなくなると見るべき。

ブッシュ政権二期目が
本格的に始動を始めたあたりからが
半島激動期の始まりでしょう。
おそらく、ここ半年ぐらいで
相当の大変動が来ると思うよ。

盧武鉉氏も現実逃避ばっかりしてないで、
北崩壊後のオプションを練った方がいいよ。

風雲急を告げてきたね。



東亜日報:北朝鮮封じ込め政策は望ましくない
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by misaki80sw | 2004-12-20 00:25 | 韓国・北朝鮮関連