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by misaki80sw

日本、対中武器輸出に「反対!」・・外交転換記念日。


武器禁輸解除は見送りへ EU、中国が首脳会議

 欧州連合(EU)と中国との首脳会議が8日、
 オランダのハーグで開かれた。
 1989年の天安門事件以来約15年間、
 EUが続ける対中武器禁輸問題で、
 EUがどれだけ解除に前向きな姿勢を示すかが焦点だが、
 議長国オランダのボット外相は会議直前に
 「解除の時期ではない」と述べており、
 今回は解除決定は見送る見通しだ。
 
 中国は早期解除を強く求めているが、
 EU内には中国の人権状況に懸念を示す、
 北欧などを中心に慎重論が根強い。
 東アジアの安全保障の観点から日米は反対を表明している。
 しかし、武器禁輸は
 「時代に合わない」との認識は大勢を占めており、
 今月16日からのEU首脳会議で再び討議する。

   (共同通信)


いまだ予断を許さないものの、
EUの対中武器輸出解除は見送りの見通し。

日本も他人事じゃないね。
こう毎日、ああだこうだと
中国の反日ぶりを見せつけられてると。
「あんな国に武器輸出解除?
冗談じゃないよ。
ふざけんなEU!」って感じ。

実はこの問題は、
二ヶ月前の日仏首脳会談でも取り上げられた。

中国への武器輸出に懸念 首相、仏大統領と会談

ただ、この時の小泉首相は
「台湾海峡の緊張を高めかねない」との理由で
まあ、腹の中はどうだったのかは分からないけど、
懸念をシラク大統領に伝えただけ。

ところがところが。
それから中国原潜の領海侵犯や、
相次ぐ中国首脳の「靖国」「歴史」発言攻撃で、
日本の世論は硬化。
自民党も硬化。
対中警戒感が数ヶ月で一気に高まった。

そして12月7日。
以下のニュースが流れてきた。

対中武器禁輸継続求める 日本がEUに

訪欧中の川口順子首相補佐官が、
対中武器輸出解除に対して、
ハッキリと「反対!」を表明した。
懸念じゃないよ、反対!だよ。

中国は中国でEUに解除を働きかける。

<中国首相>EUとの首脳会議へ 武器禁輸制裁の解除求める

でも、中国の哀訴は聞き入れられず、
つれなきEU様は拒絶反応。
最初のニュースの「解除見送り」となった。


日本は明確に「反対!」といった。
これの意味するところは大きいよ。

あの天安門事件で
人民解放軍の戦車が学生をひき殺した後、
米国や当時のECは対中経済制裁を行った。
しかし、日本は中国の代弁者となって、
この制裁解除を各国に訴えてまわった。

なんでこんな努力をしたのか、
今となっては馬鹿馬鹿しい気もするけど、
当時の日本の対中外交は
「中国を孤立させるな!」が謳い文句だった。

まあ、今昔の感がするね。
やっと目覚めましたかと。

隣の可愛いパンダは、
実は狡猾な凶獣だったと。

経済援助で肥え太らせてきたら、
何やら逆に取って食われそうな雰囲気だと。

この「反対!」表明は、
対中外交の転換記念。
あの川口順子ちゃんすらが「反対!」と言った。
覇権国家には武器を与えるな。
中国相手の妥協は国益に適わず。

この流れは止まらないよ。
日中はこれ以降、仮想敵の領域に踏み込むだろうね。
これはつらい道のりだけど、
避けては通れない道だと思う。
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by misaki80sw | 2004-12-08 21:34 | 中国・台湾関連