misakiのオールジャンル時事評論!


by misaki80sw

日中首脳会談・・泣ける内容ですな。


日中首脳会談が行われまして
マスコミも一斉にニュースを流してます。
泣けてくるような内容です。
保守系ブログの皆様たちも
この件を論評し、悲憤慷慨してます。
まあ、当然ですな。

私、アマノジャクだから、
面倒くさいんでスルーしようかと思ったけど(笑)、
さすがにそれはまずいな。
時事系ブログの看板が泣いちゃう。

で、サクッと書くことにします。


日中首脳会談 胡主席、靖国参拝の中止要求
 首相「継続…言わぬ」


 二十一日夜(日本時間二十二日午前)に
 サンティアゴ市内のホテルで行われた、
 小泉首相と中国の胡主席との会談は
 予定を大幅に上回り約一時間に及んだ。
 
 日中双方の説明を総合すると、
 会談で胡主席は「(日中間の)障害は、
 日本の指導者が靖国神社を参拝していることだ」と指摘。
 さらに「歴史を避けては通れない。適切に対処してほしい。
 来年は反ファシスト勝利六十年の敏感な年だ」
 という表現まで使って参拝中止を迫った。
 
 小泉首相は「誠意をもって受け止める」としながらも
 「心ならずも戦場に行かざるを得なかった方々へ
 哀悼の誠をささげ、
 二度と戦争を起こしてはならないという決意で
 参拝している」と参拝の趣旨を説明した。
 
 一方、首相は中国原子力潜水艦の領海侵犯事件に言及し、
 「今後、再発防止が特に重要だ」と要請したが、
 胡主席は事件そのものについて言及を避け、
 再発防止の確約はとれなかった。
 
 ただ、双方は
 経済的交流の増大を踏まえた関係発展の重要性と、
 北朝鮮問題をめぐる六カ国協議の
 早期再開の必要性では一致。
 胡主席は台湾問題で
 「独立をもくろんでおり座視できない」と強調、
 首相は「独立は支持しない」との従来の見解を示した。

 政府内での事前の予想に反して
 胡主席が靖国問題で強硬な主張を展開したことで、
 首相が来年も参拝を続けるかどうかが
 日中関係の今後を占う焦点となる。
 これについて首相は二十二日朝(日本時間同日夜)、
 同行記者団と懇談し、「首脳会談では
 (来年の参拝について)一切触れなかった。
 これからはどんな質問にも触れないことにした」と述べ、
 靖国問題に言及することで
 関係をこじらせないようにしたいとの配慮は示した。

   (産経新聞)


会談の内容をまとめると、

<靖国参拝>

◇胡主席
  「靖国参拝問題は日中間の障害」
◇小泉首相
  「戦死者に哀悼の誠をささげ、
   二度と戦争を起こしてはならないという決意で
   参拝している。」
 会談後の記者会見で、
  (来年の靖国参拝について)
  「これからはどんな質問にも触れない」

<中国潜水艦領海侵犯>

◇小泉首相
  「再発防止が特に重要だ」
◇胡主席 
  事件そのものについて言及を避け、
  再発防止の約束もせず、謝罪も無し。


こんな感じですか。

まあ、誰がどう見ても押されてますな。
人の良い日本と、タフな中国という構図。

靖国参拝問題に関して言うと、
中国の主張をのむ必要はない。
理由は2つ。

1,これは内政干渉。

2,過去の歴史をどう総括するか、
  国家の原則論の問題。
  この部分は絶対に譲るべきじゃない。

2に関してもっと書くと、

結局ね、単純に言うと、
日本の屋台骨を支えているのは保守系の価値観。
決して左翼的論理じゃない。

「靖国」の問題は、
いまや、保守系VS左翼系のシンボル的紛争。
この左翼系の後ろに中国や韓国がくっついている。

保守系人士の中にも、
首相の靖国参拝には賛成だけど、
ただ「旧A級戦犯の合祀」に関しては、
「分祀せい」という人もいる。

だけど、ことがここまで
「保守VS左翼」
「日本VS中国+韓国」
の象徴的な問題にまで発展した以上は、
政略の見地から小細工は不要。
一つの譲歩が日本の敗北と喧伝されるでしょう。

日本の国家理念を支える保守的価値観が、
ああいう馬鹿左翼的論理に屈しちゃ駄目だ。
靖国の問題はもうシンボルになっている。
ここまで来たら、下手な譲歩は不要。
一種の「立国の理念」の戦争なんだから。

乱暴な言い方かもしれないけど、
この問題の本質はそこにあると思う。


さて、この日中首脳会談。
いろいろなブログが取り上げている。
だいたい傾向は2つで、

 「日本は弱腰だ。首相は毅然とせよ!」

 「日本は譲るとこ譲らないと
 日中関係を悪化させて国益的に損になるよ」

の、どちらか。

対中譲歩派の論拠は、
朝日流の「理念ガチガチ左翼」よりも、
日経や一部財界流の
「実利的に損するから譲りましょうよ」が主流だね。

で、私は思うんですが、
本当に日本が譲らなければ損するんですかね?
逆に、譲ったら何か得するんでしょうか?

彼らの論拠は露骨に言うならば、
「商売に差し支える」
これに尽きるでしょう。

まあ、私はこういう実利的発想を軽視する気はないよ。
でも、日中の力関係って、
そこまで中国の方が上なんでしょうか?
そうは思わないけどなあ。

百歩譲って中国の方が上だとして、
かの国がそういう国家原則を譲ってまでしないと
まともに商売してくれないような相手なら、
逆に、そういう厄介な国の拡張・発展を
封じ込めていく努力が必要なんじゃないでしょうか。


なんか、サクッと書こうと思っていたら、
意外にも重い内容になってしまった(笑)。

まあ、いずれにせよ、
泣けてくるような会談であったことは確かですな。

同感の方に一服の清涼剤として
読売新聞のコラムを贈ります。

読売新聞:編集手帳

お口直しにどうぞ~ ( ^‐^)_且~~
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by misaki80sw | 2004-11-23 19:35 | 日本(政治経済)