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by misaki80sw

東シナ海ガス田問題・・中国、中間線に踏み込み。


東シナ海ガス田開発 中国、日本側で計画
 政府抗議へ、外交問題化も


 日本政府の抗議を無視する形で進めている、
 中国政府の東シナ海のガス田開発で、
 日本政府が主張している日本側水域で
 中国が新たな鉱区開発を計画していることが十七日、
 日本政府が入手した情報で明らかになった。
 中国は日本側水域近くでガス田開発を進めているが、
 日本側水域でのガス田開発の動きが判明したのは初めて。
 今回の情報が事実なら、
 中国が日本側水域内で主権を行使することになりかねず、
 重大な外交問題に発展するのは必至だ。

 東シナ海では、
 資源開発などの権利が認められる、
 排他的経済水域(EEZ)をめぐり、
 日本は日中両国の海岸線から
 等距離地点を結んだ「中間線」を境界線としているが、
 中国は大陸棚が続く「沖縄トラフ」までをEEZとしている。

 中国は、日本がEEZと主張する日中中間線から
 約四キロ中国側に春暁鉱区を設定。
 来年中ごろの操業を目指して
 パイプライン敷設工事などを進めているが、
 日本政府は春暁鉱区のガス鉱脈が海底地下で
 日本側水域までつながっており、
 日本側の資源も吸い上げられると抗議している。

 今回、政府が入手した中国側の海洋資源開発計画によると、
 日中中間線を越え、日本側の海域に
 複数の鉱区を新たに設定していることが判明した。

 すでに開発権利を中国企業に与えているとの情報もあり、
 日本の権益が大きく侵害される懸念が高まっている。

 これまで中国側は日本政府の抗議に
 日中の共同開発計画を逆提案するなどして応じてきているが、
 日本側は「内容があいまいで、さらに日本側の海洋資源を
 侵食される恐れがある」(政府関係者)として
 応じない姿勢を保ってきた。

 しかし、十七日のフジテレビ「報道2001」に出演した、
 中川昭一経済産業相は、
 「EEZ無視は友好的ではない」と強い不快感を示す一方、
 「事実関係を確認するため、
 実務者協議はむしろ早くやるべきだ」と強調。
 中国政府が東シナ海のガス田開発問題で打診してきた、
 日中実務者レベル協議について、
 月内にも開催する方向で日中間で調整し、
 この場で、中国側が応じていない現場海域の
 地下資源データ提出を改めて求めたうえで、
 中国に開発地点について事実関係をただし、
 事実なら強く抗議する考えだ。

 排他的経済水域の境界画定は、
 日中間で棚上げ状態となっているが、
 今回の鉱区開発をきっかけに、再燃する可能性もある。

   (産経新聞)


この問題、詳しい経緯は
こっちの過去記事か
続報:東シナ海ガス田問題・・中国は確信犯。
こっちのサイトを見てください。
Life Line
 ~日本国民の資源、中国の搾取を許すな!~



来たね~、とうとう。
中国は、南シナ海でとった手法を
東シナ海でも使おうとしている。

硬質な相手には共同開発を呼びかけ、
軟質な相手には問答無用に力で押しまくる。
ある日、気づいた日には
中国軍がわんさと押し寄せ、
「ここは自国の領域だ」と実行支配。

強きをはばかり、弱きを攻め。
まさに力の論理そのもの。

先日、中国は日本にこの問題の実務者協議を呼びかけた。

実務者協議を提案--駐日中国大使

まさに硬軟両戦術の使い分けで
日本を揺さぶろうという魂胆でしょう。

彼らはじっと日本の動きを注視している。
小泉首相はどこまで硬質か?
閣僚強硬派の町村外相や中川経産相は
口では威勢のいいことを言ってるが、
いざとなったらどうなのか?
それに応じて彼らの態度も変わるでしょう。

日本の外交では
1978年4月、尖閣諸島に中国の武装漁船100隻が押しかけ、
外交問題に発展したとき以来の分水嶺。
あの時、日本は弱腰に終始して
鄧小平の「領土問題の棚上げ提案」に乗ってしまった。
現在の尖閣諸島問題は
あの時の軟弱外交が尾を引いている。

で、上記ニュース。
日本としては何をすればいいか?

短期的には、ハッキリ言えば、
一戦覚悟で臨むべし。
この一念しかないよ。

まあ、最初から戦争をぶっぱじめるというわけじゃないよ。
そうじゃなくて、力と強い意志が背景がなければ
こういう中国相手の外交交渉なんて成り立たない。

この問題の解決に必要なのは、
区々たる外交上の手練手管でもなく、
ましてや中国相手の妥協でもなく、
国家の「男性的気概」のみ!
これがあるかないか。
最悪、局地的紛争にまで発展してもかまわないと
腹をくくること。

具体的には、中国側が
日中の中間線を踏み込んで資源採掘を始めようとすれば、
実力でこれを阻止すると事前に警告すること。
そして実際に踏み込んできたら、
海自・空自で撃沈すること。

戦後日本の、憲法に象徴される軟質的空気から見れば、
あまりにも異質な発想かもしれないけど、
これが国家の外交の常道。
力で押してくる者には
最終的には力で対処するしかない。
もうギリギリの剣が峰だよ。
ここは腹をくくるしかない。

また、日本も事前の警告とは別個に、

◇対中ODAの即時全廃。
◇自衛隊の西南方面への重点配備変更。
◇この問題への日米協議

これを計画だけでもいいから
アドバルーンを打ち上げること。
これをやれば、
中国は日本の意志の強さを感じ取るでしょう。

あと、これは出来ればでいいけど、
対中融和外交を繰り返してきた外務官僚の一斉降格転任。
これもやってほしい。
これも中国に対する意志の表明。

短期的にはこれでいくしかないし、
これでしのぐしかない。
媚中外交、膨大な経済支援。
国家戦略の失敗を戦術レベルで補うしかない。

では、長期的にはどうすればいいか?

先のサッカー・アジア杯の反日騒動もそうだけど、
戦後日本の対中外交の基本、
即ち、
◇友好を第一義と考える
◇経済援助で中国の発展を助ける。
この根本方針の誤りが明らかになった。
まず、それを明確に認識すべき。

一部の保守論壇に見受けられる、
「日中同盟を基軸としたアジア諸国連合構想」
これが夢のまた夢であることもハッキリした。
かの国は日本とアジアのリーダーシップを分け合う気など
さらさらに考えてないようだ。

では、日本の対中長期戦略は?

「中国封じ込め」

これを根本とすべきだね。

具体的には、対中経済支援の廃止と
中国周辺諸国に対する一層の友好関係の確立。
ロシア・ASEAN・インドなど。
遠交近攻策を基本とすべし。

遠交近攻といえば、
先日、興味深いニュースがあった。

国境問題解決急ぐ中国、「対露」画定が完了

中国が、近隣諸国との
国境問題解決に向けた動きを加速しているとのこと。
ロシア・ベトナム・インド、
カザフスタンやタジキスタンなど中央アジア諸国。
これらと相次いで国境協定を結んでいるとのこと。

これが何を意味するか?
ハッキリ言えば背後を固めたということ。
近未来において摩擦が予想される、朝鮮半島、台湾、
南シナ海、そして日本との東シナ海問題。
こっちを「主攻方面」と認識してるのでしょう。


今回の事態は
日本という国家の有り様を問われる分水嶺だと思う。

今の調子で、日中の中間線まで踏み込まれて
中国の採掘を認めてしまえば
あとはズルズルといってしまうでしょう。

阻止できるか否かは
これは政治家の覚悟と国民の認識次第だね。
そして、これを阻止するだけじゃなくて
対中基本戦略の根本転換を図ること。
従来の「友好第一路線」は完璧に破綻したね。



細田長官 中国が日本の排他的経済水域に鉱区設定、
 事実なら抗議


「政冷経熱」関係は正常でない、靖国問題再考を=中国大使

中国混乱 ガソリン買い占め、合成繊維も高騰
尖閣諸島の領有権問題と中国の東シナ海戦略

Life Line
 ~日本国民の資源、中国の搾取を許すな!~



以下、「娘通信♪」関連過去記事
東シナ海ガス田開発問題・・メジャー撤退の裏には?
続報:東シナ海ガス田問題・・中国は確信犯。
2ちゃん「東シナ海油田問題 統一スレ」・・有志の心意気。
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by misaki80sw | 2004-10-19 00:23 | 中国・台湾関連