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by misaki80sw

琵琶湖、フロリダバスが猛繁殖!・・密放流の生態系破壊。


琵琶湖に新外来魚 フロリダバス大量繁殖

 ブラックバスの繁殖が問題となっている琵琶湖(滋賀県)に、
 「フロリダバス」という新たな種類が繁殖していることが
 県立琵琶湖博物館の研究者らのグループの調査で分かった。
 これまでバスの大半を占めていた、
 「ノーザンバス」との交雑が急速に進み、
 交雑種が七割を超えたエリアも。
 新種の繁殖は密放流がまだ続いていることを裏付けるとともに、
 ノーザンバスよりも大型のフロリダバスや
 交雑種が増えることで生態系への
 さらに深刻な影響が懸念される。
 調査は、同博物館主任学芸員の中井克樹氏(理学博士)や
 元香川県水産試験場主任研究員の
 横川浩治氏(農学博士)らが行った。
 
 日本に生息するブラックバスは、
 口の大きさなどから
 オオクチバスとコクチバスの二種類に分かれる。
 北米原産のオオクチバスのうち
 北米大陸東部に分布するのがノーザンバスで、
 主にフロリダ半島に分布するのがフロリダバス。
 フロリダバスはノーザンバスに比べて大型で、
 交雑種も含め大きいものでは体長七〇センチを超える。

 中井さんらは
 「フロリダバスの侵入が自然に発生するとは考えられず、
 密放流があったと推定できる」といい、
 琵琶湖で純粋なノーザンバスが
 ほとんど生息していない状況について
 「持ち込まれたフロリダバスの個体が
 相当数であったと考えられる」と指摘、
 放流時期や量についても明らかにしていきたいという。
 
 滋賀県では漁業調整規則で、
 フナやコイなど指定された十六種類を除く
 水産動物の放流は禁止され、
 違反者には「六月以下の懲役もしくは十万円以下の罰金」
 の罰則が設けられている。
 しかし県が民間の警備会社に委託して
 湖岸のパトロールを続けているにもかかわらず、
 密放流の情報は頻繁に聞かれるという。
 またブラックバスは、来年四月に施行される、
 「特定外来生物の生態系被害防止法」で、
 輸入・飼育などを原則禁止する特定外来生物に
 指定されるかどうかが注目されている。
 
 滋賀県水産課によると、
 琵琶湖の外来魚は平成十三年現在で
 約三千トンと推計されている。
 県が記録を取り始めた六年以降、
 新たに発見された外来魚は約四十種類に上り、
 大半は熱帯魚などペットとして飼われていたものが
 捨てられたとみられる。
 オオクチバスやブルーギルなど一部の魚は繁殖し、
 外来魚が急増した昭和六十年ごろから、
 タナゴやフナ、ホンモロコなどの在来魚が激減した。
 
   (産経新聞)


前にバス関係の記事を書こうとして
いろいろグーグルで検索して調べたことがあったけど、
外来魚による琵琶湖を始めとする日本の湖沼の生態系破壊は
相当深刻みたいだね。
上記ニュースにも書いてあるブラックバスや、
ブルーギルの放流で在来種が激減してるらしい。

琵琶湖じゃ、例の「キャッチ&リリース」が禁止になって、
ちょい前にバサー(バスを釣る人)との間で
大激論になったことがあった。

キャッチ&リリースとは?

で、調べてるときに思ったんだけど、
バサーにもいろいろいるんだな、と。

◇穏健派
 釣りは好きだけど、
 バスが繁殖して生態系を破壊するのはまずい。
 それだったらバス釣りも諦めざるを得ないかなあ・・。

◇協調派
 バスを釣りたいけど、生態系破壊も忍びがたい。
 なんとか両立の道はないもんかな。

◇原理派
 「キャッチ&リリース」はバサーの魂。
 これを否定するやつは釣りの何たるかを知らない。

◇過激派
 もっとあっちこっちの湖や池にバスを放流して
 バサーの天国を作ろう・・。

まあ、こんな図式か。

常識的な感覚で言うと
穏健派と協調派は理解できるけど、
原理派と過激派は許容外。
原理派は「キャッチ&リリース」に関しては、
ほとんど宗教的とも言える情熱を持ってるし、
過激派に至っては環境テロみたいなもの。

あのタレントの清水国明氏も熱心なバサーらしく、
この人の発言や行動が検索でいろいろ引っかかった。

分類で言うと、この人は「原理派」に所属してる御仁で、
琵琶湖の「キャッチ&リリース」禁止に対しても
行政訴訟を起こして反対してるそうだ。

以下、清水氏の著書の紹介文↓
 
 「琵琶湖で釣ったバスはリリースしてはならない」
 魚を水に戻す自由を釣り人から奪う、
 滋賀県の条例に異を唱え、
 行政訴訟を起こした著者が、
 第1回公判までの軌跡をつづる渾身のドキュメント。

釣戦記―ブラックバス琵琶湖リリース禁止裁判

なんだかなあ。
この人、バサー界のアルカイダだな(笑)。

「魚を水に戻す自由」たって、
その前に針で引っかけて釣るなよって。
魚にすればそっちの方がいい迷惑でしょ。

そもそも「キャッチ&リリース」なんて、
さも格好いいことのように言ってるけど
私からすれば食べる気もないくせに針で釣り上げて
それを水にまた戻して再び釣ろうとするなんざ、
えらく残酷な話し。
魚にすれば輪廻する苦痛だよ。

まあ、それが結果的に
生態系の破壊につながらないのなら、
「キャッチ&リリース」も容認できるけど、
これだけ生態系破壊している魚を
さあ、釣ったらまた湖に戻すぞ~ってのは、
良心がとがめないのかね?
こういう人、神経疑うなあ。



近年の琵琶湖におけるフロリダバスの大規模な侵入

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

特定外来生物による生態系等に係る
 被害の防止に関する法律案のポイント


外来種問題という視点からバス問題を考えるページ

BigFishingの法則

「バス指定やめて」7千件 外来種被害防止法
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by misaki80sw | 2004-10-14 21:56 | 日本(社会・世相)