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by misaki80sw

北朝鮮、社会システムは破綻・・亡国へのカウントダウン。


「北朝鮮は今、電気も“配慮電気”の時代」

 「最近は電気も
 配慮電気(金正日総書記の配慮による)をくれます。
 1日に1~2時間電気を供給しながら、
 将軍様の配慮だというんです。
 もう少ししたら、配慮水道水が出そうですよ」。

 咸興(ハムフン)出身で
 今年8月末に国境を越えたという某脱北者は、
 「今北朝鮮は原始時代に逆戻りしている」と話した。
 夜、電気が入ると、全ての家庭で
 一斉に「わー」と歓声を上げるため、
 何か大事件でも発生したように見えるという。

 相対的に水力発電所が上手く稼動すると言われる7~8月にも、
 汽車は4~5日に1回動く。

 この脱北者は「両江(ヤンガン)道・惠山(ヘサン)から咸興まで
 14日も歩いて移動する人を見た」とし、
 「封建時代でもあるまいに、何なんだ」と怒りを露にした。
 最近はガソリン代が値上がりし、
 車の利用は大金持ちでない限り、考えられないという。

 チャンマダン(農民市場)の物価は日増しに高騰し、
 飢え死にする人が出るほかない状況だという。
 中国に渡る北朝鮮住民は一様に「大変だ」とため息をついた。

 口では商売をしろと言いながら、
 市場に出れば飢えたオオカミのような保安員(警察)が
 何かとケチをつけ、商人を苦しめると訴える。
 沙里院(サリウォン)出身だというある脱北者は、
 先日沙里院で起きたことだとし、
 チャンマダンである保安員が
 お年寄りの餅の入った風呂敷を足で踏みつけ、
 大変な目のあいそうになったことを話してくれた。

 お年寄りが「お前は父も母もいないのか」と大声で怒鳴り、
 周りにいた商人も待ってましたとばかりにこれに加わると、
 保安員がそそくさと逃げて行ったという。

 「以前は考えられなかったことですよ。
 保安員に対抗するなんて…」。
 この脱北者は
 「今北朝鮮はオオカミとキツネの大戦争中」とし、
 最近の北朝鮮の状況を寓話に例え説明した。

 説明によれば、「本来、北朝鮮には
 オオカミ、キツネ、ヒツジが一緒に住んでいたが、
 1990年代末の食糧難の際、
 頭が固いという理由で忠実なヒツジが全滅され、
 権力を握ったオオカミと
 生き残るため商売をしているキツネだけが
 生存ゲームを繰り広げている」というのだ。

   (朝鮮日報)


この後も記事は続くけど長文なので省略しました。
興味ある方は元記事を読んでください。


一つの国家の衰亡。
歴史の流れの中で何度も起きたパターンが
今、半島の北側で繰り返されようとしている。

数千万の人々の哀歓を飲み込んで
一国が滅びようとしている。
同時代に生きる者として、
渦中の同国の民衆に同情を感じつつも、
これほど興味を感じる絵巻はなく、
歴代の王朝の興亡とついつい比較してしまう。

 「本来、北朝鮮には
 オオカミ、キツネ、ヒツジが一緒に住んでいたが、
 1990年代末の食糧難の際、
 頭が固いという理由で忠実なヒツジが全滅され、
 権力を握ったオオカミと
 生き残るため商売をしているキツネだけが
 生存ゲームを繰り広げている」

ヒツジ。
体制に忠実で従順だった連中なんだろうね。
木訥に国家とその命令に尽くした人たち。
「全滅」って、単なる比喩じゃなく
かの国では本当に死を意味しているから恐ろしい。
収容所での死や餓死だろう。

国家が滅ぶとき、いくつかのパターンが現れる。

◇国政に高徳な理念無く
◇為政者は奢侈にふけり
◇役人は私欲を追求し
◇内にあっては民を貪り
◇外に向けば狷詐で他国を欺き

今の北は全てが当てはまる。
まさに亡国道まっしぐら。

もともと朝鮮半島にも、
歴代の王朝の中で育まれた、
良き為政のノウハウみたいなものはあったのだろう。
それはややもすれば批判を受けがちな、
儒教的な政治理念かもしれない。

漢文的な硬骨な価値観。
士大夫のあり方とか、
牧民官の心得とか。

それも共産主義の流入で
古来からの政治倫理が全て廃絶され、
カルトまがいの化け物国家が誕生した。
君臨するのは「科学的思考」を鼓吹しつつ、
妙に俗信におぼれる首領様親子二代。

ここで、先代首領の私生活のニュース。


亡命漢方医が告白する金日成の健康法

  「北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席は、
 生前に自分のために特別開発された、
 最高級リンゴをよく食べていた。
 別名『タンパク質リンゴ』だ。
 冬に黄色の子犬をリンゴの根付近に埋め、
 春にはそこにカエルを埋めて
 木の養分にして裁培するためこの名前が付けられた」。

 この内容は、今週発売予定の単行本、
 『金日成の長寿健康法』で紹介されている。
 著者は、98年に脱北した漢方医の脱北者、
 ソク・ヨンファンさん(40)だ。

 以下は本の主な内容だ。

 「彼が使っていた寝具は、
 スズメのあごの下の毛だけを使用して
 特別製作されたものだ。
 寝具の製作に70万羽のスズメが必要だったという」。

 「彼の別荘のベッドには、
 体の各部位が当たる個所ごとに薬剤が使用されており、
 枕には32種類の漢方薬が使われていた」。

 「17歳から20代前半の美人女性で構成された、
 『喜び組』の任務は、金主席を笑わせることだった。
 彼が行くところには、常に喜び組の2、3人が同行し、
 子どもっぽいしぐさをしたり甘えたりしていたという。
 これは、1回笑うたびに、
 脳細胞が活性化する効果があると研究所が勧めたためだ」。

   (中央日報)


愚劣を通り越して喜劇だね。

為政者の私欲の追求は
度が過ぎると嘲笑のネタでしかない。
万国の亡国愚昧王列伝に
晴れて彼も加わったというわけだ。


衰弱を続ける北朝鮮。
過去の歴史であれば国力の衰退とともに
他国からの侵攻を受けて滅びるところだが、
現在の国際社会では安易な軍事侵攻は許容されない。
このため、このシロアリに犯されて朽ちゆく大木は、
昔と違ってなかなか倒れない。

だけど、もはや限界だろうね。
最初のニュースを見るとおり、
社会のシステムが破綻しかかっている。
早晩、この国が自然倒壊する音が、
世界中に鳴り響くでしょう。

その時、南側の韓国の人たちは何を思うのでしょう?
勇躍、統一に向かうか、
義侠で北側を救おうとするか、
あるいは保身に走るか?

また、日本の在日朝鮮人の人たちは何を思うのでしょう?
日本を受け入れず、常に怨嗟の対象にしつつも、
日本の経済的繁栄にくるまれて生活している彼ら。
母国の衰弱と破綻を目前に眺めつつ、
貴方たちは何を思っているのでしょうか?
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by misaki80sw | 2004-10-12 19:44 | 韓国・北朝鮮関連