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by misaki80sw

政府、自衛隊定員大幅削減・・組織再編の奇貨とすべし!


陸自定員、5―10年で4万人削減・政府方針

 政府は8日、防衛力見直しの一環として
 陸上自衛隊の定員を大幅に削減する方針を固めた。
 現在の16万人体制を
 5―10年かけて4万人程度削減する方向で調整し、
 年末に策定する新防衛大綱に明記する計画だ。
 国際テロや弾道ミサイルなど
 新たな脅威に迅速に対応する機動力重視の編成に改め、
 師団配置も再編する。
 戦車の半減を目指すなど、
 冷戦型の組織・装備が残る自衛隊の構造改革を推進する。

 小泉純一郎首相は歳出改革を強化する意向を示しており、
 2010年代初頭のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の
 均衡を達成するには防衛関係費も聖域視せず、
 思い切った歳出削減を図る必要があると判断。
 山崎拓首相補佐官や
 財務、防衛両省庁の担当部局に調整を指示した。

 政府は9年ぶりに改定する新防衛大綱をもとに
 来年度を初年度とする5年間の中期防衛力整備計画
 (中期防)の策定作業に入るが、
 総額は現在の計画に比べて
 約1兆円減の24兆円程度に抑制する。
 初年度となる来年度予算では
 今年度以下の水準に減額することを目指す。

   (日経新聞)


このニュースでは触れてないけど、
戦車などの正面装備削減の理由として
MD(ミサイル防衛システム)で莫大な金を食うため、
他を抑制せざるを得ないということもある。

用語解説「ミサイル防衛(MD)」

まあ、MDってのはある種のバクチで、
成るか成らぬかは作ってみないと分からない。
私は、このMDの正否についてはよく分からない。
いいとも悪いともいいようがない。

ただ、防衛予算削減とMD費の調達で、
自衛隊の組織や装備体系を変更せざるを得ないのなら、
逆にこれを奇貨として、
思い切った良質な編成にしてほしいわね。

根本から考えるならば、
軍の組織と装備体系は防衛戦略に準拠し、
防衛戦略は国家戦略に準拠し、
国家戦略は国家理念に準拠する。

日本の国家理念は、
自由と民主主義。
諸国の平和と自由貿易による繁栄。

これに基づく国家戦略は、
資本主義・自由貿易を基本とした、
現世界秩序と経済システムの防衛と維持。

さらに、これに基づく防衛戦略は
日米同盟を基調としたシーレーン防衛と国土防衛。

ざっとこんなもんかな。
で、この防衛戦略に沿って、
限られた防衛予算の枠組みの中で、
自衛隊の組織と装備体系を考えるべし!

私が考えるとするならば、
国土防衛+シーレーン防衛が主体ならば、
まず、陸自にメスを入れるべき。

今、日本本土に大兵を揚陸できる国は
旧ソ連の崩壊した後は米国しかない。
米国は同盟国である以上、
これとの交戦状態は想定する必要は無い。
要は、海と空主体で
国土とシーレーンをを守ればいいわけで
今の陸上戦力はバッサリと削減すべきでしょう。

具体的には、
米海兵隊のような緊急展開能力を持つ旅団を、
5~6個程度常備し、
緊急時に国土各地に展開すればいい。
今の陸自の師団の大半はいわば「貼り付き師団」で、
緊急の移動・展開能力が劣る。
これを改めて速戦速攻の数個旅団を置けばいい。
おお、なんだかラムズフェルド長官みたいだな(笑)。

あと、3軍の配置だけど、
旧ソ連を仮想的とした北方偏重は
そろそろ終わりにしないとね。
いつまで最強部隊を北海道に置いてるわけ?
これを西南方面重視に改めるべき。

言うまでもなく仮想敵は、
半島の北側の某国と、
東シナ海の反対側の某覇権国家。
まあ、当然じゃないの。

こういう感じで、
新任の防衛庁長官・・・え~と名前忘れた(笑)。
ぜひとも組織と装備体系を改めてください。

未だに北海道に最強の第七師団を置いてるのは
自衛隊の時代遅れ配備の象徴だと思うよ。
あれを熊本あたりに持ってくれば、
間違いなく「某覇権国家」は、
日本の強固な意志を感じ取るでしょう。


防衛庁・自衛隊サイト
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by misaki80sw | 2004-10-10 00:59 | 日本(政治経済)