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by misaki80sw

続報:東シナ海ガス田問題・・中国は確信犯。


日中中間線 中国、86年に埋蔵把握 天然ガス分布図作製

 中国が日本政府の抗議を無視する形で
 東シナ海のガス田「春暁鉱区」の採掘事業を進めている問題で、
 中国政府は二十年ほど前から、
 海底地質調査で同鉱区が「日中中間線」をまたいで
 分布していることを把握していたことが七日、分かった。
 「中国は確信犯的に日本の海洋資源を侵犯しようとしている」
 (政府高官)との疑念が裏付けられた。
 日本側は事実関係を中国側に問いただし、
 詳細な資源データの開示を要求しているが、
 中国側は明確な回答を拒否している。

 政府筋によると、中国政府の海底地質調査の結果が、
 中国・地質砿産省海洋地質統合大隊が
 一九八六年に出版した「東海(東シナ海)石油地質図集」
 に記載されていた。

 この地質図は、カラー刷りで
 資源埋蔵の分布状況が詳細に色分けされており、
 春暁鉱区は南北に約三十五キロ、東西に六キロほどの
 楕(だ)円(えん)状で、
 「埋蔵の可能性が最も高い」ことを示す赤で色づけされている。

 日本政府が、この地質図に「日中中間線」を重ねたところ、
 同鉱区は中間線をまたいで広がり、
 六対四の割合で日本側に分布していた。
 中国側の採掘施設は、中間線から中国寄りに
 二-三キロの北緯二八度二一分、
 東経一二四度五八分の位置にあり、
 海底パイプラインが完成すれば、
 年間二十五億立方メートルの
 天然ガスの生産が見込まれるという。

 日本側はすでに、
 外交ルートで中国側に地質図の存在を指摘し、
 「日本側の資源も採取されるのは確実だ」と主張。
 中国側はしかし、地質図の存在は認めたものの、
 日本側の埋蔵資源を採取する可能性については回答を避け、
 共同開発を提案している。

 日中両国は平成十年から
 「海洋法の問題に関する日中協議」をスタートさせたが、
 決着していない。
 このため、経済産業省は、今年七月から三カ月間の予定で
 中間線の日本側海域で天然ガスや石油の地質調査に着手。
 年内にも調査結果をまとめる。

   (産経新聞)


「東シナ海海底ガス田問題」続報です。

経済発展と人口増加で
エネルギーの調達に血眼になっている中国。
上記ニュースで、
彼らの「確信犯的」な国際ルール無視が明確になった。

まあ、露骨だね。
仁義もへったくれもない。
こっちが引けばそれだけ押してくる。
この事実の前には妙な「中国幻想」など
いだきようがないわ。

関連するニュースをあげときますね。


東シナ海開発で実務者協議=中国大使が提案

 自民党の与謝野馨政調会長は7日午前、
 党本部で中国の王毅駐日大使と会談した。
 同大使は、中国が進める東シナ海での天然ガス採掘に
 日本が反発している問題について
 「実務者協議を一日も早く開催しよう」と述べ、
 日中間の対話を通じて事態の打開を図るべきだとの考えを示した。
 中国が進めるガス田開発は、
 日本の排他的経済水域(EEZ)の
 境界線(日中中間線)近くに位置する。
 王氏は「中間線は日本の主張で、
 中国には中国の立場がある。
 二国間で交渉しよう」と述べた。 

  (時事通信)


王毅駐日大使の発言。

 中間線は日本の主張で、
 中国には中国の立場がある。

言ってくれますね~。
下記の地図を見てもらえれば分かるけど
東シナ海ガス田関連図
日本の主張する中間線とは
おおむね、日本と中国の中間地点で
両国にとって妥当なラインを設定している。

ところが見ておわかりのように、
中国側主張の「沖縄トラフ」のラインは
もう沖縄近海まで中国の領分の発想。
まあ、ふざけんじゃないよって。
こっちが紳士的に対応すればすぐにつけ上がる。
こんな「中国の立場」などのむ必要はない。

また「実務者協議」はいいけど、
安易な「共同開発」なんか合意しないでね。
まずは中国側の一方的な開発を全ストップさせ、
日本が資源探査をきっちりとやってからの話し。
準備万端の時点で、国益上有利なら
共同開発もあってもいい。
でも、拙速は絶対に厳禁!

要は国として譲れない部分は譲れないとして
毅然とした態度を見せること。

たとえばね、


ベトナム:南沙諸島に飛行場建設

 ベトナム政府当局者は14日、
 ベトナムや中国、フィリピンなど
 6カ国・地域が領有権を主張する南シナ海の
 南沙(英語名スプラトリー)諸島の島の一つに、
 ベトナムが飛行場の建設を始めたことを明らかにした。
 飛行場を建設しているのは、
 南沙諸島の中でベトナムが実効支配する23島のうち、
 長さ約800メートル、幅約400メートルと最大の島で
 ベトナム名「チュオンサロン島」。
 人民軍の施設などがあり、兵士数十人が駐留している。
 
  (毎日新聞)


2004年5月のニュースで
ページが削除されていたので
グーグルのキャッシュで拾いました。

同様の海底資源摩擦問題は南シナ海でも起きている。
資源を巡って六カ国が対立しているけど、
特にベトナムと中国の摩擦が一番激しい。
互いに南シナ海の島々の領有権を争っている。

ベトナムなんかは国力の点では日本より劣る国だけど、
こういうところは中国を恐れない。
やることは反対されようがやるという姿勢。

それが結果、以下のニュースにつながる。


中国が南沙諸島の資源共同開発を提案、ベトナムは反対

 中国の温家宝首相は7日、訪問先のハノイで、
 ベトナムのファン・バン・カイ首相と会談し、
 中越両国などが領有権を主張する南シナ海の
 スプラトリー(南沙)諸島問題で
 資源探査の共同開発を提案した。
 しかし、「国家主権に干渉する」などとして
 カイ首相が反対した模様で、進展はなかった。
 中国は当事国による共同開発方式で
 同諸島の資源開発を狙っているが、
 ベトナムから早くもひじ鉄を食らった形だ。

   (読売新聞)


ベトナムみたいに断固とした意志を見せてると
中国も「こりゃ一筋縄じゃいかんな」と
強硬姿勢を改めて共同開発を提案してくる。
ここらへん、中国は力関係に正直な国。
非常にわかりやすいわ(笑)。

同じように、
ここ数ヶ月、日本の政治家もこの問題で
強硬路線を取るようになってから
中国も慌てて「共同開発」だの、
「協議しましょう」だの言ってくるようになった。
ホント、わかりやすい連中だわ (^◇^)



Life Line
 東シナ海・日本の資源開発まとめサイト


八重山毎日新聞:「尖閣」を上空から視察

【盗掘】東シナ海油田問題 統一スレ★8【確定】

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by misaki80sw | 2004-10-08 20:23 | 中国・台湾関連