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by misaki80sw

中国、環境汚染の実態・・病める巨龍。


【中国】淮河:漁民「魚を食べる勇気ない」、深刻度増す

 中国中部を東西に流れる淮河で、
 水質汚染がますます深刻になっている。
 地元の漁民でさえ、
 「捕った魚を食べる勇気はない」と敬遠するほどだ。
 5日付で新華網が伝えた。

 淮河は北の黄河と南の長江の間を西から東に流れている。
 中国有数の大河の一つだ。
 1970年代には年間130トン以上の漁獲高を記録するなど、
 有数の淡水漁場だった。
 また「養殖基地」としても重要な水系だ。

 しかし近年、工場汚水の排出量が急増している。
 03年の汚水排出量は123万トンだった。
 このことが生態系に大きなダメージを与えている。

 昔を知る人々は、
 「水がきれいだった頃、川には魚があふれていたものだ。
 生活も川に頼っていた。
 しかし、今は水も飲めない、
 魚一匹を見るのも難しい」と嘆き顔だ。

 漁業の不振により、漁師の「商売替え」も目立つ。
 「魚が捕れないから食べていけない」
 「養殖をやるために池を掘っても、
 汚水がしみこんでくるから駄目」などの理由から、
 出稼ぎに行く人が多い。

 流域沿いの家庭の食卓も変化を見せている。
 多くの人が淮河産の魚を嫌い、
 他地方で捕れたものを利用している。
 また、医者も「重金属や鉛などに
 汚染された魚はガンを引き起こす。
 決して食べてはいけない」と警告を発している。

 阜陽市水環境監督管理センターの王揮・技師は、
 「淮河の水質は、五段階で表示される数値の
 さらに下を行くレベルだ。
 工業用水や灌漑用水にも利用できない。
 残念ながら、自己浄化能力をすでに失っている」と語った。

   (サーチナ・中国情報局)


中国の環境破壊は相当のところまで進んでるらしい。

私の愛読メルマガ、
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」の8月30日号にも、
中国の環境破壊リポートが掲載されていた。

中国の水不足と環境汚染は
 3000万人規模の民族大移動を引き起こす


この内容は衝撃的で
かつての高度成長期の日本の環境汚染を
はるかに超えてるんじゃないかな?

ちなみに某サイトから拾ってきた、
中国沿岸部の衛星写真を掲載しておく。
ちょっと重いけど興味のある人は見てください。

中国沿岸部衛星写真

沿岸海域のこの汚れが
環境汚染によるものか土砂の流失なのかは
素人の私には分からないけど、
ハッキリと分かるのは
写真の北半分は極端に緑が少ないこと。
山岳部にも緑色が見あたらない。
森林の減少と砂漠化が進行中なのだろう。
日本列島の衛星写真とはここらへんが大違いだね。

もともと民意が反映されない一党独裁社会。
ああいうチェック機能が働かない国家体制下では
環境汚染も、経済発展・工業化のかけ声のもとに
無視されがちなのだろう。

また、共産主義体制のもとでの
唯物主義の横行も原因の一つじゃないかな。
実際、冷戦崩壊後の東ドイツや東欧諸国も
環境汚染が半端じゃなかったらしいね。

この問題は、日本にとっても他人事じゃない。
酸性雨の問題もあるし、
かの国の環境破壊は日本にも影響を及ぼす。
だからといって対中ODAを増やして、
環境汚染対策を援助するのも馬鹿馬鹿しいけどさ。

十数億の民が未熟な国家体制のもと、
経済発展と工業化に突き進むことは
負の要素があまりにも大きいね。
環境破壊しかり、
石油などの燃料問題しかり、
食糧問題しかり。


ENVIROASIA:「淮河衛士」と「癌の村」を訪ねて

中国環境問題の現状
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by misaki80sw | 2004-10-06 22:58 | 中国・台湾関連