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by misaki80sw

東シナ海ガス田開発問題・・メジャー撤退の裏には?


中国ガス田開発:メジャー撤退 日本政府が働きかけ

 東シナ海で中国が進めている天然ガス田開発プロジェクトから
 欧米メジャー2社が撤退を決めた背景に、
 日本政府の水面下の働きかけがあったことが30日、
 明らかになった。
 米国政府などを通じて、国連海洋法条約上、
 開発区域の権利関係が確定していないことを説明、
 投資リスクがあることを間接的に両社に伝えたとみられる。

 両社は03年8月、中国側と、探鉱から開発、生産、
 販売までを含む共同探鉱開発契約を締結したが、
 1年後に契約を見直す項目も含まれていた。
 日本側は、資源埋蔵データの提供に応じない、
 中国側への対抗策として、
 今年7月から独自の海洋資源調査を始める一方、
 「見直し時点での契約終了」を視野に、
 米国政府などを通じて働きかけた。

 両社は契約時、
 中国側に各1000万ドルを支払ったとされるが、
 東シナ海をめぐる日中間の摩擦が
 今後も尾を引くと予想されることから
 「今後のリスクも総合的に考え、
 撤退がプラスと判断したのではないか」(外交筋)とみられる。
 中国側は新たな出資者を探すことも予想されるが、
 「別のメジャーが参画するとは考えられない」
 (石油業界幹部)とみられる。

 一方、日本政府が今年7月7日から、
 調査費30億円をかけて排他的経済水域(EEZ)付近の
 幅約30キロの水域で物理探査を実施している。
 探査終了は台風の影響などで11月ごろまでずれ込む見通し。
 その後、データを分析・解析し、年内に結果をまとめ、
 中国側との交渉の際の基礎データにしたい考えだ。

   (毎日新聞)


外交で久々に痛快なニュース!
これ、働きかけを行ったのは
外務省かな、経産省かな?
いずれにしても(*^ー゚)b グッジョブ!!

頭脳戦だね。
相手の契約内容を調べて
そこから突いたんでしょう。
中国政府そのものより、
油田掘削の技術を提供するメジャーを離反させたわけね。

まあ、これには
現在良好な日米同盟が大いに寄与してるんでしょうね。
イラク派兵の代価だもん。
これぐらいは回収しとかないと(笑)。

取りあえずはホッと一安心だけど、
やはり中国の意志は固いでしょう。
日本も油断は出来ない。

大陸パワーと海洋パワーの角逐は
まだまだ続くでしょうね。


ガス田開発からシェル撤退 東シナ海事業 中国、大幅見直しも

INDEX:排他的経済水域(EEZ)

進展する中国の東シナ海石油開発と海洋調査

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by misaki80sw | 2004-10-02 01:11 | 中国・台湾関連