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by misaki80sw

音楽ダウンロード界は規格乱立!・・技術の群雄割拠。


「規格乱立が音楽ダウンロードの足かせに」
 MP3開発者が警告


 消費者を困惑させる競合技術の乱立により、
 緒に付いたばかりの音楽ダウンロード市場では
 接戦が起きるよりも、企業の破綻が増えるだろう。
 MP3技術の開発者の1人が9月29日に語った。

 「この問題は確かに、
 ダウンロードビジネスを減速させてきた。
 ガジェット市場に対しても同様の影響を及ぼしている」と
 独フラウンホーファー研究所で
 電子メディア技術ディレクターを務める、
 カールハインツ・ブランデンブルグ博士は語る。

 昨今では消費者は
 数千曲をポケットサイズのデバイスに格納したり、
 携帯電話で音楽やビデオを再生したり、
 ボタンを1回クリックするだけでアルバムを購入できる。

 しかし残念なことに、多数の再生圧縮技術や
 不正コピー防止技術が競合しており、
 どの曲がどのデバイスで再生できるのかに戸惑うことになる。

 Apple Computer、RealNetworks、ソニーは
 それぞれ独自の再生技術と
 DRM(デジタル権利管理)技術を開発している。
 AppleのiTunesストアで購入した楽曲は
 同社のiPodでしか再生できない。
 ソニーについても同様だ。

   (ロイター)


音楽ファイルの圧縮形式は
私が知ってるだけでも、

◇MP3
◇WMA
◇AAC
◇Atrac3
◇OggVorvis

などがある。

MP3は、言わずとしれた音楽ファイル界の覇者。
圧縮界の帝王。
辺境の蛮族出身のアングラ野郎。
著作権保護にルーズなところが
逆にMP3の業界征覇につながった。

WMAは、マイクロソフトが開発した形式。
お馴染みのウィン・メディアプレーヤーの
デフォルトのファイル形式。
反マイクロソフト派の私にとっては
不倶戴天の仇敵(笑)。

AACはアップル社いち押しの形式。
かの「iTunes」ではこれがデフォルト設定。

Atrac3は天下のソニー御用達。
だけど、著作権保護でグダグダやってる間に
スタートダッシュに遅れ、
今や気息奄々の周回遅れ。
ソニーの面子と技術と低迷の象徴。

OggVorvisはまだまだマイナーだけど、
将来期待大のニューフェイス。
ライセンスフリーの圧縮技術で
MP3より圧倒的に高性能。
隠れたる臥竜か鳳雛、未来の覇者候補。

ざっと主なものでもこれだけあって、
音楽圧縮の規格は乱立している。
そして、それぞれの圧縮方式に対応した機器を使用しないと、
これらの音楽ファイルは再生できない。

たとえば「iPod」では、
対応する音楽圧縮形式は
AAC・MP3・WAV・AIFFなどで、
マイクロソフトのWMAには対応してない。
WMAの音楽ファイルを持つ人には
宝の持ち腐れというわけね。

さらに、乱立するのは音楽圧縮形式だけでじゃなく、
ニュース中にもあるように、
不正コピー防止のためのDRM(デジタル権利管理)技術も
群雄割拠の乱立状態。

マイクロソフトのWMT。
ソニーのOpenMG。
アップルのFairPlay。
などなど。

このDRMの乱立を打破するのが、
アップルのスティーブ・ジョブス氏から
「ハッカーみたいな野郎だ!」と罵られている、
RealNetworksのハーモニー。
ややこしくなるから解説は省くけど(笑)。

まあ、使う側から見ると
この春秋戦国みたいな割拠状態は
じつに面倒くさい限り。
私も「iTunes」と「iPod」を使ってるけど、
最初、どの音楽圧縮形式でエンコードするか、
非常に迷った。
MP3にするか、AACにするか。
寄らば大樹のMP3か、
高性能サクサク圧縮のAACを選ぶべきか?
結局、業界主流のMP3に身を任せたけどね(笑)。

もうちょい競争が進めば、
弱小・劣悪勢力は淘汰されて、
1つか2つの形式のみが生き残り、
それが標準の形式になるんでしょうね。
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by misaki80sw | 2004-10-01 22:26 | IT・ネット関連ニュース